C.E.75年を舞台とする映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場[14]。デザインは射尾卓弥[17][注 6]。
オーブ軍や世界平和監視機構「コンパス」に配備された改修型。変形機構などの基本構造は従来型を踏襲しつつ、MA形態時の主翼が後退化するなどの変更が加えられている。「コンパス」に供出された機体のうち、ムウ・ラ・フラガ機のみは安全性を削って限界性能を高める調整が施されており、配備後も各種電子機器のプログラムやパーツの変更が頻繁に行われている[16]。
武装は、頭部のM2M5DE 12.5mm自動近接防御火器、手持ちライフル型の73式高エネルギービーム砲「ホノイカズヅチ」、72式ビームサーベル「カヤナゴ」、テールスタビレーター基部の73式改攻盾ビーム砲「イワツツノヲ」、フロントスカート内蔵式の71式短距離誘導弾といった更新型に変更され、主翼パイロンへのオプション追加機能も継承されている[16]。
オルドア地区の戦いにおいて、ファウンデーション王国軍親衛隊「ブラックナイツ」による「コンパス」の掃討が行われるなか、ムウ機は右腕を切断されながらも生存し、爆発寸前のアークエンジェル艦内から甲板まで脱出していたマリューを救出し離脱する。
武装
M2M5D 12.5mm自動近接防御火器
同時期の連合製MSにも採用されている近接防御機関砲。頭部に2門、左右の主翼基部に2門ずつの計6門を装備する。口径こそM1アストレイに搭載される「イーゲルシュテルン」の6分の1しかないが、弾芯や装薬の改良によって威力の低下は2分の1に抑えられている。
72式高エネルギービーム砲
背部スタビレーターに1門装備されるビーム砲。機体と同時開発された装備であり、MA形態時の主砲として使用される。出力はビームライフル「イカズチ」とほぼ同等である。MS形態時の使用はできないが、電源が切断され、銃でいう安全装置がかけられた状態になるため、暴発の心配はない[10]。
66A式空対空ミサイル「ハヤテ」
C.E.66年にオーブが制式化した国産空対空ミサイル。ムラサメの場合、左右の腰部フロントアーマーに2門ずつ計4門内装された発射筒に装填されている。MA形態時で特に重宝され、在来航空機などの軽装甲航空目標に対しては絶大な威力を誇る。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II』ではMS形態でも使用でき、その際はやや山なりに4発発射される。
72式改ビームライフル「イカヅチ」
中距離射撃用のビームライフル。M1アストレイに装備されたものをベースに開発された[7]ムラサメ専用装備であり、MS形態時の主武装として使用されるほか、MA形態時にも固定砲台(マウントラックの可動により、ある程度の射角は確保できる)として使用可能。
MS形態時はトリガーを引くことで作動させるが、MA形態時はマウントを介して発射信号を送り、作動させる。
70J式改 ビームサーベル
左腰部に1本装備されているビームサーベルで、M1アストレイに搭載されていた70式ビームサーベルの改良型。この改良によって整備性・信頼性が向上し、省電力化を図ったことと併せ、70式に比べて30%から40%の駆動時間延伸に成功した。
シールド
対ビームコーティング仕様の防御装備。MA時の機首を兼ねており、内部には着陸脚も収納されている。作戦行動中にこの装備を失った機体はMA形態に変形できず、以後はMS形態のみでの行動に制約される。M1アストレイに装備されたモデルの改良型[7]。
空対地ミサイル「ドラッヘASM」
地球連合軍のMS用飛行オプション装備AQM/E-A4E1 ジェットストライカーに搭載されているものと同様の装備。左右の主翼下に2か所ずつ設けられたハードポイントへ合計4発を装備可能。メサイア攻防戦においても使われた。
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基本的にメタリックで塗装してます。
週末に、秋葉原工作室さんで塗装しガンスタさんにも投稿しております。
HG.RG.MGが中心です。
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