『FREEDOM』のラスボス機となるブラックナイトスコードの次世代型最新鋭モビルスーツ(MS)。正式名称を「Cal-re.A」、略して「レア」とも呼ばれる。
ブラックナイトスコードの機体はファウンデーション王国がプラント側の技術を取り入れつつも独自開発した機体だが、その中でも本機は頭部にこそ面影は残るものの、プラント側の影響を更に強く受けているのか他のブラックナイトスコード機と掛け離れた外見となっている。ザフト製モビルスーツ、特にストライクフリーダムに近い外見となっている。また、カラーリングも白地に金縁と、「ブラックナイト(黒騎士)」の名称とは相反させた何処か皮肉めいた物となっている。
ファウンデーション王国の宰相オルフェ・ラム・タオ自らがメインパイロットとして基本操縦を担当するのに対し、彼の秘書を務めるイングリット・トラドールはサブパイロットとして火器管制を担当し、2名で搭乗する形で運用される。
決闘用というコンセプトから近接特化型のシヴァ、どちらかと言えば近接寄りの汎用型のルドラに比べて射撃武装が充実しており、火力面ではそれらの機体を大きく凌駕する。一方、機体特性としては運動性と電子戦能力に特化しており、戦闘時はその特性を補うためにブラックナイトスコードのMSに共通する無人化した兵器の遠隔操作に加えて、複座のサブパイロットが大型ドラグーン「ジグラート」を遠隔操作により艦隊相当の火力を運用する。それと本体のドラグーン・システムと併せた無数とも表せる弾幕を展開可能になっている。
OWC-M1R1/F 高エネルギービームライフル
ビームライフル。ルドラと共通の装備。非使用時はリアスカートにマウントされる。
OWC-QZ18 対モビルスーツ強化刀
サイドスカート両側にマウントされた近接戦闘用の長剣。ソードストライカーやソードシルエットの対艦刀と同様の構造を持つ。ルドラの「OWC-QZ200 対MS重斬刀」を一回り小型化させたような形状だが、MSを容易に両断するほどの攻撃力を発揮する。小型化の影響で取り回しが良くなったため主に二刀流にて使用される。
OWC-Z199 超高インパルス砲 アドゥロ・オンジ
胸部に搭載されている大口径の高出力ビーム砲。「アドゥロ・オンジ」とは東アフリカのルグバラ人の悪神「アドゥロ」の別名。
普段は胸部の装甲で覆われており、使用時は装甲を展開して砲口を露出させる。ストライクフリーダムの「MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲」が参考と思われるが、こちらもライジングフリーダムやストライクフリーダム弐式と同じ「超高インパルス砲」となっている。
OWC-M17 ロック・クロウ モルスス・モルティス
ガントレット先端に2本生えた実体クロー。「モルスス・モルティス」はラテン語で「死の噛みつき」「死の一撃」を意味する。
リーチ的にも破壊力的にも強化刀の方が上であり、相手にした機体も実体兵器をほぼ無効化するヴァリアブルフェイズシフト装甲だったため使用されなかった。
OTS-303 ビームシールド アムルタート
ガントレット中央に内蔵されたビームシールド発生器。「アムルタート」はサンスクリット語で「不死」を意味する。
本機はビームマントも実体シールドも装備していないため、この装備で防御を行う必要がある。なお、デスティニーSpecⅡと同じく機動力に秀でているおり回避能力が高い上に強化刀にて切り結びも行えることから使用されなかった。
内蔵箇所とその形式からストライクフリーダムの「MX2200 ビームシールド」を参考にしたものと考えられる。
OTOS-815/J サハスラブジャ
ウイングユニットの武装プラットフォームに搭載されている計8基の遠隔操作兵器。 「サハスラブジャ」はサンスクリット語で「千の手」あるいは「千の手を持つもの」、転じて「千手観音」を意味する。
端末1基につき4門のビーム砲を内蔵し、全基合わせて32門も有する。端末の左右から一対のビームカッターの展開も可能であり、特攻格闘兵器としても使用できる。
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週末に、秋葉原工作室さんで塗装しガンスタさんにも投稿しております。
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