マンロディ胴にディランザの頭でロディランザです。
他にケンプファー、グリモア、ハインドリー、ガンキャノン初期型等でミキシング。
1/35スケールぐらいのつもり。換算で3.7mぐらいです。
頭と胴と腰、太腿と脛のラインがいい感じにフィットしたのが自慢のポイントです。
第27回オラザク一次審査通過しました。
設定的なの
ブルースランドと総称される西の亜大陸は度重なる民族紛争により荒廃し、今や東西を問わない兵器開発企業の実験場、あるいはデモンストレーション会場と化していた。
安価にばらまかれる兵器に混じり継ぎ接ぎの出来損ないのように偽装された試作機や新商品が投入され、地域のバランスなどお構いなしに破壊をばらまいては去って行く。
本機もその一つ、装甲形状のシルエットこそ既存機種の寄せ集めのように装った、傭兵にありがちなバランスの悪い安価なだけが取り柄の機体に偽装されているが、その実態はグリモレイクスをベースにした次世代概念実証用試作機である。
動作の安定した従来型動力ユニットを予備として残したまま第四世代用試作動力ユニットとその稼働データ取り用の観測機器を追加したため胴体部は大型化。
腕部は第二世代機から更新し続け内部に設計的余裕のないグリモ系から近年新規設計されたペーメクレンの物に変更し光学兵器用エネルギーバイパスを設置。
概念実証機としてはここまでで完成のはずであるが、大幅に上がった動力ユニットの出力に合わせ改装され実戦に耐える機体として完成された。
外洋に存在する巨大プラットフォーム艦を拠点とする違法技術産業集団HOWAによってブルースランド各地で傭兵に交じり運用され、いずれ来る真の外装を纏うまでの日々を混迷する大地で連ねている。
HOWA
実態は複数の兵器開発企業が参加する違法技術集団。
外洋に建造された移動洋上プラットフォームを拠点として、国家の軛に縛られない自由な開発を求め、選りすぐりの技術者を集結させ建造された。
複数企業の重大な利益に直結するため手出しどころか所在の確定すら企業当人にすら出来なくなった結果、既に各企業によるコントロールを事実上失っている善悪の区別が極めて希薄な集団。
技術者らしいおおらかな善性を備えており東に独裁者あらば行って壊滅させ、西に非人道的武装集団あらば行って壊滅させるが、結果的に地域のパワーバランスは常に崩壊し終わらない混迷の大地と化す。
開発血統的にはグリモレイル→グリオファー→グリモレイクス→ロディランザ
頭部はディランザの物をベースに角の接続部を埋めて非光学系の複合センサー部をイメージした半球状に。
顔面周りを細かくカットして上下を詰めています。
中核となる胴体部分はマンロディをベースにイメージに合わせディテールを細かく変更しました。
正面には光学系のカメラをイメージした目を追加。シュヴァルベグレイズのカメラパーツをベースに目なので可動するように内側をくり抜いてボールジョイントで接続しています。
スジボリと凹凸が多すぎるので襟、胸、脇腹のスジボリをパテで埋めて均一な面を大幅に増加。背中のバーニア用の穴も埋めて大きな球面にしています。
逆に脇や襟内部、下面内部フレーム的なイメージとしては平らすぎるのでスジボリやディテールを追加してメリハリをつけました。
前面脇の凹ディテールは正面側から掘り込んで内に入り込むように整えインテーク風にしています。
前面装甲部分も素のキットのままだと胸装甲がただ貼り付いている感じだったので本体側を削り込んで内に入り込むように調整。胸装甲の端を上に被さるように延長。二重になっているように見えるよう整えました。
目を可動パーツにしたので動かす際の利便性を考え前面装甲はネオジム磁石で接続しています。
背中はスジボリ部分で片面だけ一段落とすように削り込んで面構成をブロックの貼り合わせから球体の上に左右カバーが付くように変更しました。
エイハブリアクター部分は鉄血世界観ではないのでジャンクパーツでデザインをそれらしく変更。基本的に冷却系をイメージしました。
背中上面には自動迎撃システムをイメージしたレーザー+カメラっぽいパーツを追加。穴をあけて内部に接続しているので見た目通りに回転します。
股間部はケンプファーの股間をベースに鉄血オプションセット9のゲイレール用スカートアーマーで胴との親和性を高めるように整え、ディテールを調整してまとめました。
股間下面に胴背面の自動迎撃システムと同系の装備をイメージした筒状パーツを付けています。
腕はハインドリーのものをベースに肩装甲接続部をカット、肩関節の前後を削り込んでオリジン旧ザクの膝関節パーツで前後のサイズ感を調整。
上腕接続部が丸出しになるので関節側にディテール追加して太くして上腕側を一段落としてフレームが内部に入るように整えました。
手首接続部はイモータルジャスティスガンダムの物に変更。手首は30MM用の平手をベースに右は全部の指を切り離して武器持ち手に調整、左は親指角度を変更して自然になるようにしています。
右手の平にはネオジム磁石を仕込んで武器保持の安定性を高めています。
脚は股関節にガンキャノン初期型の肩関節、太腿はディランザの下部を大きくカットしたもの、脛にグリモア、足首関節にコアガンダムの関節にグレイズの肩関節を貼り付けて整えた物、ハインドリー足首をカットしたもの、足首装甲はガンダムファラクトの物。
そのままだと全く繋がらないので各関節接続部を新造して繋げました。
膝はデザイン的にそのままだと90度までも曲がらないので太腿内にも関節を一つ追加して二重関節にしています。
足首装甲はネオジム磁石で脛側に接続しているので深く踏み込んでも干渉せずに曲げられます。
手持ちのライフルはベギルペンデの物をベース前後を大きくカット。ジャンクパーツでレーザー系をイメージしてデザイン変更して使用しています。
他各部掘り込んだりプラチップを追加したりしてディテールを整えています。
塗装はフレーム色のメカサフヘヴィまでエアブラシで塗装し、
ドライブラシ、オイルブラッシャーで汚しを軽く入れた後一度クリアでコート。
その後メイン色をファレホで筆塗り、この際化粧用のぼかし筆とスポンジ筆を使用して叩くように塗って劣化した表面をイメージしたムラを作っています。
塗料の剥がれをファレホエアブラシシンナーを沁み込ませた筆や楊枝で擦り落として実際に剥がすことで表現。
さらに油彩やウェザリングカラー、パステル等で汚れを描き込んでいきました。
胴の目と背、股間部自動迎撃システムの緑のレンズはカメラ、赤のレンズはレーザー発振部をイメージして1mmと0.5mmのガラスビーズで表現。
ライフルの緑と赤のレンズもカラーイメージは同じでクリアランナーを磨き込んで表現しました。
何気に横がアピールポイント。
ライフルのレンズはランナーベースに10000番まで磨き。
膝関節はグリモアの物ではなく百錬のもの。軸サイズ一緒なのでそのまま付きます。
脛のダムの下の所、前後のスジボリを境に後半部分だけ掘り込んで前半部はダムと一体成型、後半部は別パーツというイメージにしてます。
エイハブリアクター穴の部分は1/100グレイズのライフルのパーツ。
頭の形状はそのままでジャストフィットするんですが軸が前にあって動かすとはみ出るので枠内で動かせるように軸位置を調整してます。
ちなみに頭は非光学系センサー類の塊で光学系の目は胴のやつです。
目も中にボールジョイント仕込んでるので可動式。
太腿にも関節軸を追加しているのでこのデザインで90度以上膝も曲げられます。
このラインがミキシングとは思えない完璧さだと思いません?
脚のラインも綺麗に整ったと思ってるけどこっちのは自慢したい。
塗装前
何気に面構成から全面的に手が入っているマンロディ胴
首軸調整
平手から作った武器持ち手。
一応普通に持てるように調整したけどネオジム磁石も仕込んで保持力向上させてます。
太腿付け根ディテール入ってます。
リングはランナーの真ん中によくある円の所。
腕付け根はキットだと真っ平なのでディテール掘り込み。
合わせ目の段落ち装甲とフレームで互い違いにしていかにも合わせ目感を減らすようにしてます。
マンロディ胴にディランザの頭でロディランザです
コメント
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コメント失礼します。
前からファンです。デザイン、工作や塗装技術、設定どれも好みで眼福させて頂いております😄
横からのアール、ミキシングとは思えないライン、美しいです!
オラザク通過おめでとうございます✨
ありがとうございます。
尻の曲線が偶然繋がったにしては出来過ぎている感じでお気に入りです
誌面みました!オラザク一次通過おめでとうございます!
塗装もシルエットも突き刺さります(iori_sei)
ありがとうございます。
今年もどうにか一次突破できました。
いつもながら素晴らしいバランスとデザイン感覚です!設定もバックグランドが明確でメカデザインの基礎に繋がってると思います。何よりいつも可愛いデザインなのに何故かカッコいい。いつも楽しませて頂きありがとうございます。^ – ^
ありがとうございます。
今回はアウトラインが全体的にいい感じに繋がってくれてまとまりました。
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