Ｓ-ハルート

　ＭＳ本体はハルートをベースに、頭部、ふくらはぎ、腕などをデザイン変更しました。頭部の大型ブレードアンテナがお気に入りです。プロポーションはいじらず、スジ彫り、細切りプラ版等で少し情報量を増やしてみました。簡易型らしく、ＧＮソードライフルではなく、一般的なビームライフル（３０ＭＭから拝借）を持たせました。
 

 設定としては・・・GNソードライフル、GNキャノン、シザービット等の先端技術兵装はオミットされ、一般的な兵装に置き換えられている。マルートモードも実装されていない。また、背部ユニットにGNアーチャーの設計を流用することでコストダウンも図られている。これらにより、高性能ながら一般パイロットにも扱うことができる機体に生まれ変わっている・・・っていう妄想設定です。　
 

　飛行形態は、GNアーチャーのパーツとミキシングして、ＭＳ形態とは雰囲気が変わるっていうのをねらってみました。スプリッターの調色と塗り分けパターンは、ガンダムセンチネルに登場したワイバーンをお手本にしました。各パーツのスプリッターの境界線が、パーツをまたいでも繋がって見えるようにしてみました。

　機首のブルーは識別のためのチームカラー。機首のキャノピーのように見える黒い部分は、各種センサー機器が収められたドームという設定です。
 

　サイドコンテナのオプションラッチには、標準装備の大気圏内用可変翼（写真上）の他に、２連装ビームキャノン（写真中）、精密照準システム（写真下）等を装備することが可能・・・って、自身の作品からパーツを拝借して撮影してみました。

　飛行形態への変形の途中。胸部のコクピットブロックが跳ね上がり、背中側から覆いかぶさってきた機首とで、頭部を挟み込みます。サイドコンテナは可変翼を展開しながらMS本体を左右から包むように降りてきます。ライフルは前後を反転することで、MSの手にホールドしたままで飛行形態での兵装として使用可能になります。
 

　実はこの作品、私が勝手に展開している日向坂４６応援企画、「チームsunny placeストーリー」の登場機体として昨年の夏頃に製作したものです。前回、｢絶対的第六感｣のダブルセンターの一人、藤嶌果歩さんの機体を投稿しましたが、もう一人のセンターである正源司陽子さんの機体も投稿しておきたいと思い、過去作を引っ張り出してきました。
　
　設定としては・・・２０２３年、夏。チームsunny placeに加入した４期生に対し、既に本格的な訓練が始まっていた。彼女らに練習機として与えられた機体は可変ＭＳである簡易型ハルート。簡易型とはいえ新兵の手には持て余す高性能機であった。なお、機体ナンバー405は、SYOGEKOこと正源司陽子の乗機であることを示している。
　彼女らは今日も、Ｓハルートに乗り込む。先輩たちと共に作戦行動に参加する、そう遠くない日のために。そして、いつか出会うであろう「見たことない魔物」と向き合う時のために・・・っていう妄想設定。
　
　ＭＳのマイアミブルーは、４期生の初期の制服のジャンパースカートの色がモチーフ。「見たことない魔物」は４期生だけの楽曲第３弾のタイトルです。テールスタビレーターの日向坂マークは自作デカールです。
 

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