HG1/144グフカスタム(復讐のレクイエム調ディティール追加ver.)

武装は、ヒート・サーベル・3連装35mmガトリング砲、ガトリング・シールドです。
3連想35mmガトリング砲の銃口は、ソラリ機のシールドの銃口を移植して雰囲気を変えてみました。

カラーは東雲ブルーを基調として、ハイライトとシャドウを調色し、エアブラシでカラーモジュレーション塗装を施しました。
その後、立体感を強調するため、ドライブラシで仕上げました。

復讐のレクイエムに登場したグフカスタムをイメージソースとし、部分的に設定画の意匠を取り入れて製作しています。
頭部は繊細なスジ彫りを行い、プラ材や市販パーツを張り付けてディティールを追加し、モノアイレールはザクⅡソラリ機のものを組み込んでいます。モノアイは塗装後、UVレジンでコートして光沢を出しています。

胴体は上半身をグフカスタム、下半身及びランドセルをザクⅡソラリ機とし、動力パイプはザクⅡソラリ機のものを使用しました。上半身にはスジ彫りとプラ材・エッチングパーツの貼付けにより、ディティールを追加しています。

ガトリング・シールドは一回り小さくするため、流用パーツで構成しています。シールド自体はスジ彫りとプラ材の貼付けによるディティール追加を行いました。

肩の付け根から腕部にかけてザクⅡから流用。3連想35mmガトリング砲の接続部をグフカスタムから移植しているため、左腕の武装の保持力に問題はありません。

設定画とキットはバランスが異なるため、設定画のディティールを再現しようとするとデザイン上の齟齬が生じます。今回は、極力キットの形状を生かす方向でディティールを追加しました。

両ひざのアーマーはグフカスタムのキットのパーツを削り込んで使用しています。腹部動力パイプと胴体の接続は、1ｍｍΦ真鍮線を軸打ちしており、ガッチリと固定しています。

パーツの成形色から、ミキシングビルドのパーツ構成がよく分かると思います。所々にある白いチップは、エバーグリーン社製のプラ材のこま切れを張り付けています。

スジ彫り、ブラ材・市販パーツ・エッチングパーツの貼付、スピンブレード等の円形の彫刻等によりディティールを追加しました。

両肩の大スパイクは、ブラ板の積層で１個作り、おゆまるとエポパテで複製しました。小スパイクは好みでピラミッド型？のままとしています。
シリコーンゴム＆キャストによる複製は部品の精度が高いですが、今回は時短を意識したため、おゆまるによる簡易複製としました。

足裏は、ジャンクパーツとして保管していたアクト・ザクの足底パーツの縁を削り、接着してみました。簡単ですが、効果的だと思います。

ハイディティールな復讐のレクイエム版ザクⅡに合わせて、グフカスタムのパーツにディティールを追加し、上半身と下半身のディティール差が目立たないように心がけました。

ガトリング・シールドは、「リトルアーモリーのМ１３４ミニガンタイプ(設置型)」及び「HG1/144デ三トレーナー用拡張パーツセット」から製作しています。ガトリング砲の砲身の間に隙間ができるのが嬉しい！

復讐のレクイエムに登場したグフカスタムの設定画を参考にしつつ、オリジナルの要素を加えて完成させることができました。

屋外撮影にもチャレンジしました。2024年12月の大晦日は晴天でしたが寒風が吹きすさんでおり、強風でグラグラ揺れて心もとない撮影となりました。
個人としては、2024年を締めくくる作品です！来年もよろしくお願いします。