パッケージには「2024年会場限定」と書かれていますが、実際には2015年の「GUNDAM FRONT TOKYO」版の再販で、単なるパッケージ変更版です。さらに、使用されている金型は2012年のデルタガンダムと共通しているため、この弐号機は実質12年前の旧キットそのものです。
そのため、大腿部は当然のようにボールジョイント仕様で、腕の可動範囲もかなり厳しいものになっています。加えて、元々のデルタガンダムはメッキ仕様だったため、外装パーツのゲート処理がすべて隠しゲートになっており、しかもゲート位置がかなり意地悪な箇所も多いです。その結果、ゲート処理とヤスリがけにかかる時間が、塗装時間を上回るほどでした。
とはいえ、旧キットにも良い点はあります。特にハンドパーツが非常に充実しており、パッケージに含まれるもので「右剣持ち手」「右銃持ち手」「左右開き手」「左右握り拳手」の計5種類が付属しています。この充実ぶりは、ほぼ完成品のROBOT魂に匹敵するレベルです。
設定上、この弐号機はシャアが搭乗する機体ですが、デカール貼りの段階でシャアのエンブレムを追加するか少し悩んだものの、最終的には見送ることにしました。撮影時には、「シャアキック」を再現すれば十分でしょう。
WR形態は、HGゼータと同じく差し替え変形ですが、そのフォルムは非常に美しく仕上がっています。やはりゼータ世代の可変MSは、どれもデザインが秀逸ですね!
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