機体解説 RGM-89S スタークジェガン203号機

  • 136
  • 4
  • 0

第二次ネオ・ジオン抗争にてロンド・ベル隊の主力機として配備されたジェガンは前任のネモやジムⅢを大きく上回る性能を前線で発揮。終結後も様々なバリエーション機が開発されるなど国連軍の主力機となった。しかし、その後継機体開発は国連軍の軍縮体制とネオ・ジオンなど反地球勢力の弱体化から見送られ、ジェガンシリーズを長きに渡り使用する事となった。スタークジェガンはそんな状況下で中期型のD型を改造した特務機として開発された。

主な改造点として大型バックパックおよび追加ブースター装着による推力向上と増加装甲による生存性の向上、そしてジムⅢの物を改良した両肩部の3連ミサイルポッドを始めとした武装追加、高火力高機動となった機体を常に最適な状態で制御する新型OSの実装がある。この改造により基となるジェガンD型を大きく上回る高機動と攻撃力を獲得したが、改造コストの高さから少数生産となり、主にロンド・ベル隊のような特務部隊の隊長機またはエースパイロット機として配備された。そのロンド・ベル隊では予備機含めて10機が配備され、ラー・カイラムおよびペガサス配備のMS隊隊長機として運用された。その一方で特務兵に1機だけ配備された機体があり、それが強襲揚陸艦ペガサス配備のスタークジェガン203号機だった。

主な改造点として大型バックパックおよび追加ブースター装着による推力向上と増加装甲による生存性の向上、そしてジムⅢの物を改良した両肩部の3連ミサイルポッドを始めとした武装追加、高火力高機動となった機体を常に最適な状態で制御する新型OSの実装がある。この改造により基となるジェガンD型を大きく上回る高機動と攻撃力を獲得したが、改造コストの高さから少数生産となり、主にロンド・ベル隊のような特務部隊の隊長機またはエースパイロット機として配備された。そのロンド・ベル隊では予備機含めて10機が配備され、ラー・カイラムおよびペガサス配備のMS隊隊長機として運用された。その一方で特務兵に1機だけ配備された機体があり、それが強襲揚陸艦ペガサス配備のスタークジェガン203号機だった。

スタークジェガン203号機はUC.0095.10月に発生した

スタークジェガン203号機はUC.0095.10月に発生した"イズマ事件"の際に派遣された強襲揚陸艦ペガサスに搭載されたMSの1機で事態の元凶で鹵獲もしくは撃墜目標となっている高機動試験機RX-78-X00相手に通常型のジェガンでは対応できないためgMS-Ωガンダムクアックスと共に配備された。ペガサスの艦載機はこの2機のみだが、これはΩ、203号機共に機体もしくはそのパイロットが機密事項であるためだった。その機密事項とされている203号機のパイロットはかつて第一次ネオ・ジオン抗争の際にティターンズ残党が起こしたイズマコロニーテロ事件でサイコガンダムのパイロットで現在はドゥー・ブルと名乗っているドゥー・ムラサメだった。

 

ドゥー・ムラサメはかつて存在した国連軍のニュータイプ研究所であるムラサメ研究所出身の強化人間であり、グリプス戦役時は予備戦力としてサイコガンダムMk0と共に後方待機となっていたが、ティターンズ壊滅により残存部隊と共に逃亡。後に残党化した所属部隊が第一次ネオ・ジオン抗争中に国連高官を狙ってサイド6イズマコロニーで起こしたテロ事件の際にサイコガンダムに搭乗して僚機のハンブラビ搭乗のゲーツ・キャパ大尉と共に中心戦力となったが、特務部隊である国連宇宙軍第10独立艦隊の介入によりテロは失敗。乗機は撃墜されるもベイルアウトに成功し生還するも残党部隊の全滅とキャパの戦死により孤立。残敵掃討中に発見され国連軍の捕虜となったが当時第10独立艦隊司令だったシャリア・ブル中佐により

ドゥー・ムラサメはかつて存在した国連軍のニュータイプ研究所であるムラサメ研究所出身の強化人間であり、グリプス戦役時は予備戦力としてサイコガンダムMk0と共に後方待機となっていたが、ティターンズ壊滅により残存部隊と共に逃亡。後に残党化した所属部隊が第一次ネオ・ジオン抗争中に国連高官を狙ってサイド6イズマコロニーで起こしたテロ事件の際にサイコガンダムに搭乗して僚機のハンブラビ搭乗のゲーツ・キャパ大尉と共に中心戦力となったが、特務部隊である国連宇宙軍第10独立艦隊の介入によりテロは失敗。乗機は撃墜されるもベイルアウトに成功し生還するも残党部隊の全滅とキャパの戦死により孤立。残敵掃討中に発見され国連軍の捕虜となったが当時第10独立艦隊司令だったシャリア・ブル中佐により"戦死"と改ざんされた。これ以降は本人の希望もあり取調べおよび治療後にリハビリを経て第10独立艦隊旗艦ペガサス専属パイロットとなって生き延びた。

ドゥーは素性を隠すため表向きシャリアの養子となっている。また、強化手術の弊害である短命化は第二次ネオ・ジオン抗争中にドゥーと面識がある元ムラサメ研医師の協力による手術で克服している。第10独立艦隊がロンド・ベルに編入された後も引き続きペガサス専属となり、イズマ事件では新たに配備されたスタークジェガンに搭乗。Ωがイズマコロニーで

ドゥーは素性を隠すため表向きシャリアの養子となっている。また、強化手術の弊害である短命化は第二次ネオ・ジオン抗争中にドゥーと面識がある元ムラサメ研医師の協力による手術で克服している。第10独立艦隊がロンド・ベルに編入された後も引き続きペガサス専属となり、イズマ事件では新たに配備されたスタークジェガンに搭乗。Ωがイズマコロニーで"民間人"に鹵獲された後はシャリアの命令で目標のX00およびΩを単独で追跡した。なお、この過程でΩを隠匿しているカネバン有限公司および"Ωのパイロット"に接触。接触直後のクランバトルに乱入して"Ωのパイロット"の技量を確かめた。また、X00に乗っているシュウジ・イトウの正体と目的についても薄々気がついている。

ドゥー[キミも"キラキラ"が見えるみたいだけど、直感に頼りすぎ。その程度じゃまだ"ガンダムの彼"に追いつけないよ]

Ωのパイロット[強い!…あなたは誰!?]

ドゥー[ボクはただの通りすがりの強化人間だよ。ところでキミは"ガンダムの彼"が何者で何をしようとしているのか知ってるのかな?]

コメント

コメントをして応援しよう

コメントにはログインが必要です

  1. cinnamon-1 5時間前

    なるほど🧐 ドウの生存ルート😉 

    Gクアックスもあと1話と見逃せないですね。どんな結末になるのか、また、作品への設定、楽しみです😊

  2. 幻之介 6時間前

    コメント失礼します。

    さすが、設定の昇華がお上手です!

    ジークアクス世界とネオ・ジオン抗争の連結、お見事でした。

    そして、やはり、ゲーツ・キャパはここでも……笑

    • ありがとうございます😊本編が怒涛の展開なので最後をどう繋げるか悩みながらも作りました(笑)因みにドゥーとゲーツの関係はかなり良好という扱いです。精神的にかなり成長した現在でもゲーツとの思い出は大切にしていて、ゲーツの事をバカにされるとシャリアやコモリでも手が付けられないほど怒るという設定です。

5
魔女とガンダム

魔女とガンダム

UC.0095.12月7日。サイド6イズマコロニーに現れた謎…

4
機体解説 gMS-Ω  ガンダムクアックス

機体解説 gMS-Ω ガンダムクアックス

gMS-Ωは非常に謎が多い機体としてグラナダでは知られている…

5
機体解説 RX-178 ガンダムMk-Ⅱサイド6特殊急襲部隊機

機体解説 RX-178 ガンダムMk-Ⅱサイド6特殊急襲部隊…

第二次ネオ・ジオン抗争終結後、ネオ・ジオンの組織的な破壊活動…

4
状況解説 一年戦争時のMS技術争奪戦

状況解説 一年戦争時のMS技術争奪戦

一年戦争緒戦において最新兵器”モビルスーツ…