暁の残響-0079-第一話「暁の戦士」

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オリジナルストーリーの第一話です。

UC0079、人類は増えすぎた人口をスペースコロニーへと移し、生活していた。サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対して宣戦布告し、戦争が始まって7ヶ月ほど経過したときの物語...MSデッキに腰掛けて缶コーヒーを飲む一人の男がいた。ヴァルター「ハァ、いつまでこんなことが続くのか、こっちは本国で家族と一緒に暮らしたいだけなのによぉ」ヴァルターはいつものように愚痴を言う。ここはヨーロッパ前線。彼らの所属部隊はジオン夜間奇襲隊だ。

UC0079、人類は増えすぎた人口をスペースコロニーへと移し、生活していた。

サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対して宣戦布告し、戦争が始まって7ヶ月ほど経過したときの物語...

MSデッキに腰掛けて缶コーヒーを飲む一人の男がいた。

ヴァルター「ハァ、いつまでこんなことが続くのか、こっちは本国で家族と一緒に暮らしたいだけなのによぉ」

ヴァルターはいつものように愚痴を言う。

ここはヨーロッパ前線。

彼らの所属部隊はジオン夜間奇襲隊だ。

マルタ「またいつもの愚痴ですか?あなたは”暁の魔神”とも言われているのだから、多少は我慢できませんかねぇ」マルタは呆れたように言う。ヴァルターはコーヒーを置いて言った。ヴァルター「お前は嫌にならないのかよ...」マルタ「まぁ,仕方ないですよ...戦争ですしね...」マルタ「あ、そういえば...」マルタは何かを思い出したように言った。マルタ「連邦の木馬とかいうふざけた艦に乗っている”ガンダム”というMSがだいぶ強いらしいですよ!」ヴァルター「⋯そいつはジャブローに向かったのか?」マルタ「どうやら赤い彗星のシャアが木馬のルートを変えたらしく、ジャブローには降りれてないらしいです。」マルタ「ただ、こちらとしては困りますけどね...」マルタは苦笑した。ヴァルター「どうしてだ?」マルタ「どうやらヨーロッパ前線付近で木馬が目撃されたらしくて...」そういうことか、とヴァルターは察した。ヴァルター「つまり、そのガンダムとやらとお手合わせする可能性もあるということか」たしかにそれは笑えないな、と思った。マルタ「目撃されただけなので、見間違いであることを祈りましょう...」

マルタ「またいつもの愚痴ですか?あなたは”暁の魔神”とも言われているのだから、多少は我慢できませんかねぇ」

マルタは呆れたように言う。

ヴァルターはコーヒーを置いて言った。

ヴァルター「お前は嫌にならないのかよ...」

マルタ「まぁ,仕方ないですよ...戦争ですしね...」

マルタ「あ、そういえば...」

マルタは何かを思い出したように言った。

マルタ「連邦の木馬とかいうふざけた艦に乗っている”ガンダム”というMSがだいぶ強いらしいですよ!」

ヴァルター「⋯そいつはジャブローに向かったのか?」

マルタ「どうやら赤い彗星のシャアが木馬のルートを変えたらしく、ジャブローには降りれてないらしいです。」

マルタ「ただ、こちらとしては困りますけどね...」

マルタは苦笑した。

ヴァルター「どうしてだ?」

マルタ「どうやらヨーロッパ前線付近で木馬が目撃されたらしくて...」

そういうことか、とヴァルターは察した。

ヴァルター「つまり、そのガンダムとやらとお手合わせする可能性もあるということか」

たしかにそれは笑えないな、と思った。

マルタ「目撃されただけなので、見間違いであることを祈りましょう...」

ーその夜、闇夜の中に1つ目の巨人が無数現れた⋯ザクだ。<いいか?いつも通りにやるんだぞ><了解!>敵基地が見えてきた頃...敵に見つからないようにするためと、集中するために、普段は回線を切っている。<ここからは回線を切る。己の腕を信じろ>無数のザクは一斉に攻撃を仕掛けた。闇夜が一気に明るくなり、紅に染まった。

ーその夜、闇夜の中に1つ目の巨人が無数現れた⋯ザクだ。

<いいか?いつも通りにやるんだぞ>

<了解!>

敵基地が見えてきた頃...

敵に見つからないようにするためと、集中するために、普段は回線を切っている。

<ここからは回線を切る。己の腕を信じろ>

無数のザクは一斉に攻撃を仕掛けた。

闇夜が一気に明るくなり、紅に染まった。

奇襲を受けた連邦も、直ちに反撃に転じる。(思いの外対応が早いな...だが!)連邦のMSであるジムは、攻撃を仕掛ける間もなく、次々となぎ倒されていく。(所詮はこの程度か...)ガコ(!?ハッチが開いたのか?)バイザーが光り輝き、そこから1機のMSが現れた。RX-77ガンキャノンだ。

奇襲を受けた連邦も、直ちに反撃に転じる。

(思いの外対応が早いな...だが!)

連邦のMSであるジムは、攻撃を仕掛ける間もなく、次々となぎ倒されていく。

(所詮はこの程度か...)

ガコ

(!?ハッチが開いたのか?)

バイザーが光り輝き、そこから1機のMSが現れた。

RX-77ガンキャノンだ。

(単機ならいける!)ーだがしかし、ガンキャノンは間髪を容れずに背部ビームキャノンを撃ってきた。ドォォンヴァルターは間一髪のところを避けた。(今のは当たったらかなりやばかった...これは油断できないな。それに、所詮遠距離特化だ、ならば!)ザクは勢いをつけて突っ込んでいった。そして、ヒートホークを叩きつけた。(硬すぎんだろ、クソが!!)ガンキャノンの厚い装甲には、ヒートホークは効かなかったのだ。ヒートホーク”は”効かなかった。(...なんてな)

(単機ならいける!)

ーだがしかし、ガンキャノンは間髪を容れずに背部ビームキャノンを撃ってきた。

ドォォン

ヴァルターは間一髪のところを避けた。

(今のは当たったらかなりやばかった...これは油断できないな。それに、所詮遠距離特化だ、ならば!)

ザクは勢いをつけて突っ込んでいった。

そして、ヒートホークを叩きつけた。

(硬すぎんだろ、クソが!!)

ガンキャノンの厚い装甲には、ヒートホークは効かなかったのだ。

ヒートホーク”は”効かなかった。

(...なんてな)

その時、ガンキャノンの頭部は、ヒートサーベルによって切り落とされた。そしてそのまま機能を停止した。ヴァルターは直ちに回線を開いた。ヴァルター「よくやってくれたな」マルタ「まぁ慣れてますから」そうだ、こいつらとの付き合いもだいぶ長い。タイミングを合わせることなど容易いことなのだ。ヴァルター「じゃあ戻るとするか」こうして、この日の戦いは終わった。朝日は、彼らを称えるかのように、明るく包み込む。 ーこの物語は長いようで短い、暁の戦士たちの物語である。

その時、ガンキャノンの頭部は、ヒートサーベルによって切り落とされた。

そしてそのまま機能を停止した。

ヴァルターは直ちに回線を開いた。

ヴァルター「よくやってくれたな」

マルタ「まぁ慣れてますから」

そうだ、こいつらとの付き合いもだいぶ長い。

タイミングを合わせることなど容易いことなのだ。

ヴァルター「じゃあ戻るとするか」

こうして、この日の戦いは終わった。

朝日は、彼らを称えるかのように、明るく包み込む。

 

ーこの物語は長いようで短い、暁の戦士たちの物語である。

初心者なりに頑張りました!

誤字、脱字などがありましたら、コメントでよろしくお願いします!

感想などもコメントで!

次回もお楽しみに!!

コメント

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  1. すごいねー(棒)

  2. 5時間前

    アクションsf小説によくあるような後の展開を想像させながら省略する表現が秀逸です。長さもちょうどよく、完結でテンポの良い表現でまとめられています。これからも楽しみです!(偉そうに言ってすみません(o_ _)o))

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