試製ルブリスソーン

イメージはルブリスソーンがあの等身バランスに落ち着くまでの過程で試作されたもののひとつで、同時期に作られた機体のパーツを使って色々試してる的な感じです。

正式採用された状態よりもスラスターが多く加速はいいけど安定性に問題ありとなり没になりました。

スラスターは背面で１基、両脚で２基増やしてあります。使用したのはソーン、ウル、ガンヴォルヴァです。水星シリーズのキットでさらに同勢力ということで関節やデザイン的にも親和性があってミキシングし易かったです。

工作

今回は膝関節の加工、ほぼここがメインです。ガンヴォルヴァの脚部フレームをソーンのスネフレームが収まるようにくり抜いて差し込んであります。膝アーマーはももに干渉するので位置を調整しつつフレームに接着。

足首間接はウルのものを削って微調整。

膝下が重くなってソーンの膝関節では頼りないので少し渋みを与えておきました。

ほぼ工作が終わった段階。首はダブルボールなんですが胴体側のボールジョイントを切り取って直接胴体に固定し短縮。腕部の内蔵サーベルはサザビーの角穴の物を移植。他は先述の３機の部品を貼り付けています。

塗装

いつもは筆塗りで仕上げることが多いんですが、今回はミキシングがメインだったのでスプレーでお手軽に済ませました。

茶色→アサヒペンのクリエイティブカラー　カーキ

グレー→タミヤAS26　ライトゴーストグレー

発光部→メタリックレッド→蛍光レッド

フェーズドアレイキャノンはシールに上記の塗装を施して貼り付け、シールがないところは筆塗り。

他は成型色です。フレーム部はゲート跡や切り貼りした部分にタミヤの履帯色で筆塗り。

ライトゴーストグレーが少し青味が強かったのでフィルターリキッドのレイヤーバイオレットでウォッシングして、さらに全体をマルチホワイトでウォッシングし、彩度を落としています。右側がウォッシング後。

この後、トップコート光沢→デカール→半艶コート→ウェザリングカラーのブラック、グレー、グランドブラウンを混ぜたものでウォッシング兼スミ入れ。最後につや消しコート。ハードにウェザリングしたいんですが試作機はそんなに汚れんだろと我慢…(T_T)

いつも工作過程ばかり投稿してるので今回はポージング写真も投稿してみようかと思います。テストパイロットの方もお呼びしてありますのでぜひ御覧くださいm(__)m

大尉「こちらアッセンブルEX-10！これより試作機の試験を開始するっ！」

ノレア「ちょっと！アンタ誰よっ！！私のソーンに触らないで！！」

大尉「んん？貴様が正規パイロットか！？いいか、ロボットもので試作機とくれば暴走事故がお約束だっ！ここは私にまかせておけ！」

ノレア「メタ発言やめてくれる？早く降りなさいよっ！」

大尉「うるさいっ！！ガキはだまっていろっ！！」

大尉「うむ、なかなかいい加速だ。だが少々癖が強いな…」

大尉「むむ、あの寺院…、怪しいぞっ！」

　　「こちらアッセンブルEX-10！試作機試験中に敵ゲリラの前線基地を発見した。これより実戦試験も兼ねゲリラに奇襲攻撃を行うっ！！」

ノレア「アイツ何やってるの！頭おかしいんじゃないの？本当に無能ねっ！」

大尉「見つけたぞ！ゲリラ共っ！！」

　　「フルパワーで行くっ！」

　　「ぐおぉっ！この状態は躰への負荷が凄まじいな。並のAT乗りでは命を落としかねん！」

　　「だがっ、これならPSとも互角に渡り合えるぞっ！　覚悟せいゲリラ共っ！！」

大尉「寺に…」

大尉「弾薬が…」

大尉「必要かぁぁっ！！！」

最後に…今回はポージング写真多目にしましたがなかなか楽しいですね♪機体よりも大尉殿の方が暴走してしまったようですがこれはいつものことですので大目に見てあげてください。ではまた次の作品で(*´ω｀*)ﾉｼ