「ーーさて、何から話そうか」
目の前の男、シーアン・ハストはそう呟いたものの、その口調はこちらの出方を思案しているようなニュアンスは帯びてなかった。
まるで、私の思考を読み取ってるような、そんな男だった。
「…。そうだ、貴方はケイン隊長とドグ副隊長に会ってきたのだろう?」
私はギョッとした。
彼に会ってまだそんな事を言った覚えは無い。
精々、私がジャーナリストである事と取材で話をしたいと言っただけに過ぎない。
動揺を隠そうとしている私を見て、シーアンはふぅとため息を吐く。
「最近、戦記関係で調べ回っているジャーナリストって貴方のことだろう?」
元軍人の間でウワサになってるぞ、と言う指摘に私は文字通り、あ…、と呆気に取られる。
彼は続けて言う。
「隊長達に来たというジャーナリスト、そして、俺の所にも来た……目的は子供でもわかるな」
シーアンの目がジロリと私を見た。
そうだ、私は彼らの所属していた部隊、ストレイドッグ隊について調べている。
嘘をつく必要がない、いや、むしろ嘘が付けなかった、と言うべきか。
何のせよ、彼は不気味な雰囲気な男だと、そう言う風に感じた。
彼は、その思考を読み取ったのかは知らないがフッと苦笑し、互いに警戒し過ぎたようだ、とポツリと言った。
シーアンは目の前のカップを口元まで持っていき傾けた。
一呼吸の後、彼は言った。
「ーーだが、俺に聞いたところで隊長以上の情報は出ないと思うがね」
その通りだろう、しかし、こうも言える。
わずかな情報であっても、知る為の突破口となりうるのだ。
「…貴方は純粋なのだな」
文字列では皮肉めいた言葉のようだが、彼の声色は心底感心しているように聞こえた。
最早時効だな、と彼は少し口を閉じて、ややあって開く。
「ーーそういえば戦時中、一度だけだが隊長がポロッと漏らしていた言葉がある。…フラナガン機関の差金か、と」
フラナガン機関…聞いたことがある。
一年戦争時のジオン公国が設立したニュータイプ研究機関だったはずだ。
キシリア・ザビの主導のもとニュータイプの平和利用を目的として研究をしていた、とされているが誰も信じてはいない。
平和利用のその逆、軍事利用を目的としていた、そう見るのがマニアの間では通説である。
中には、非人道的な実験が繰り返されていた、という言説さえある程だ。
仄暗いものを感じた私に、彼はまたゆっくりと話し始めた。
「ーーそうだな、その言葉を聞いたのは彼女…ペロー・パピヨンが配属されてすぐだったか」
彼女の名前はミスターシバムラとの対談で出てきた。
確か…一番若く、それでいて隊随一の勘の良さを持っていた、と言っていた。
「流石はよく見ている……彼女を知る事が出来たら君の知識欲も少しは満たされるのではないかな?」
とつとつと話し始める彼に少しムッとした。
だが、これが彼、シーアン・ハスト流の鼓舞の仕方なのだと後で気が付くと妙に笑わずにはいられなかった。
新年明けてだいぶ経ちますが、改めて、あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします〜
新年初完成はゲルググです。
そのマリーネ…のキャノンタイプです。
マリーネ…カッコいいですよね。
コンセプトは「セルリアン」
特に深い理由はありませんぞ。
フレーバーストーリー的には、ストレイドッグ隊のお話。
…ぶっちゃけ結構前過ぎて自分でどんなこと書いてたか覚えてなかったのだ…!
以前高機動型ザクを作った時にはキャラの名前自体は考えてたけど、人物像は全く無し…!
その辺は行き当たりばったりで…!
ストーリー的にはあまり踏み込んで書いてませんがね…齟齬を出さないようにするのが難しい…!
まぁ、この機体のパイロットは名前しか出てこないのですけどね〜
キャノンを放つゲルググ!
ロケットバズーカを構える!
可動域が狭いぜ!
制作工程です。
頭部。
1ミリ幅増しして、頭頂部にゲルググキャノンのセンサーを増設しました。
胴体。
基本的にディテールアップくらい。
腕部。
特に何も…腕のアポジモーターを埋めたくらいです。
…ど真ん中にパーティングラインが走っていて消すのが面倒だったのだ…!
この写真では変わっていませんが、手はカスタムハンドに変えました。
腰部。
胴体との接続部で1ミリ嵩上げしました。
あと、スカート内のスラスターをゲルググのものに変更しました。
脚部。
弄らず。
バックパック。
ゲルググキャノンのものを無理矢理穴開けて付けただけです。
武装。
手持ち武器にジョニー・ライデンのやつに付いてるロケットバズーカ。
シールドは、正規部隊感を出す為本家ゲルググの大型シールドにしました。
カラーリング。
メインにインターミディエイトブルー。
胴体等にはジャーマングレー。
スラスター等にはシルバーリーフ。
関節にはダークグレイゴースト。
ポイントに金マーカーを入れてみました。
さてさて、今回のゲルググは如何だったでしょうか?
今年はとりあえず1ヶ月1作品の維持、ついでガンプラ以外の作品も増やしたいな〜と思ってます。
まぁここに投稿は出来ませんが…。
つぶやきで触れるくらいですかね、それは。
長々と閲覧ありがとうございました♪
オマケ。
関連ストーリーの機体でまとめました。
この隊は後一機でひと段落する予定…です。
それにしても何と統一感のない部隊だこと…!
そして狭いぜ!
並べると隊長機であるザクが一番小さいな…!













途切れない様に繋ぐ点と点
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
量産型っぽい塗装ながら、ワンオフ機のような存在感👍🥰
マリーネといいながらあまりマリンの印象がなかったんですが、コレはイイ感じの海軍風味出てますね🥳
コメントありがとうございます♪
派手派手になり過ぎないように心掛けました(gundam-kao8)
海兵隊とか言いながら緑で通常ゲルググと変わりないカラーですからね、マリーネ。
その差別化を兼ねてこのカラーにしました(gandam1)
2025は月一投稿の目標達成!
今年は維持とプラスでガンプラ以外も…まぁ、投稿は出来ないのでつぶやきで報告ですかねー
ガンダムエックス
忘れかけてかけていた 夢が今 動き出す…
G-3
白い影がグリッチを疑うような反応を持って俺の機体に襲いかかる…
ジム・ブルーディスティニー
蒼い疾風が駆け抜けた。 撃破された愛機のコックピットからやっ…
プレステイル(フリーダムガンダム改)
ーー参ったな、存外強い。所詮はCランクからの挑戦、つまりは若…