ザクⅠカスタム

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知人に頂いたザクⅠを元にRGのパーツなどを組み込み作成してみました😊

― 黒き四つ目の影 ―宇宙世紀0079。ジオン公国の士官学校、グラナダ校。そこで密かに語られる一人の青年がいた。名は ―― レオ・グレンハルト。成績は常に上位。MS操縦訓練では、教官さえ舌を巻くほどの反応速度を見せていた。しかし彼の名前が記録に残ることはほとんどない。理由はただ一つ。彼は――**“黒い三連星の四人目候補”**だったからだ。

― 黒き四つ目の影 ―

宇宙世紀0079。

ジオン公国の士官学校、グラナダ校。
そこで密かに語られる一人の青年がいた。

名は ―― レオ・グレンハルト。

成績は常に上位。
MS操縦訓練では、教官さえ舌を巻くほどの反応速度を見せていた。

しかし彼の名前が記録に残ることはほとんどない。

理由はただ一つ。

彼は――
**“黒い三連星の四人目候補”**だったからだ。

第一章黒い三連星の影ドムの重い足音が、訓練宙域に響く。ガイア。オルテガ。マッシュ。三機のドムが繰り出す連携攻撃。それは後に**“ジェットストリームアタック”**と呼ばれる戦術の原型だった。その演習を、少し離れた宙域から見つめる一機の機体がある。旧式のMS。MS-05B ザクⅠカスタムだが、その機体は驚くほど滑らかに宇宙を舞っていた。「……三機の動きは完璧だ」レオは静かにつぶやく。「だが、四機ならもっと速い」その瞬間。訓練標的のデブリが、三機のドムの攻撃圏外へ流れた。レオはスロットルを踏み込む。ザクⅠが静かに加速する。三機の連携の“死角”。そこに滑り込み――ヒートホークが一閃した。デブリは綺麗に両断された。通信が開く。「……ほう」低い声。ガイアだった。「今の動き……誰だ」レオは答える。「士官候補生。レオ・グレンハルトです」少しの沈黙。そして――オルテガが笑った。「面白いじゃねえか」マッシュも言う。「四人目か?」ガイアはしばらく黙っていた。やがて静かに言った。「……そのザクで、俺たちについて来れるか」レオは迷わず答えた。「試してみます」

第一章

黒い三連星の影

ドムの重い足音が、訓練宙域に響く。

ガイア。
オルテガ。
マッシュ。

三機のドムが繰り出す連携攻撃。

それは後に
**“ジェットストリームアタック”**と呼ばれる戦術の原型だった。

その演習を、少し離れた宙域から見つめる一機の機体がある。

旧式のMS。

MS-05B ザクⅠカスタム

だが、その機体は驚くほど滑らかに宇宙を舞っていた。

「……三機の動きは完璧だ」

レオは静かにつぶやく。

「だが、四機ならもっと速い」

その瞬間。

訓練標的のデブリが、三機のドムの攻撃圏外へ流れた。

レオはスロットルを踏み込む。

ザクⅠが静かに加速する。

三機の連携の“死角”。

そこに滑り込み――

ヒートホークが一閃した。

デブリは綺麗に両断された。

通信が開く。

「……ほう」

低い声。

ガイアだった。

「今の動き……誰だ」

レオは答える。

「士官候補生。レオ・グレンハルトです」

少しの沈黙。

そして――

オルテガが笑った。

「面白いじゃねえか」

マッシュも言う。

「四人目か?」

ガイアはしばらく黙っていた。

やがて静かに言った。

「……そのザクで、俺たちについて来れるか」

レオは迷わず答えた。

「試してみます」

第二章四つ目の軌跡それから数週間。レオは三連星の演習に参加するようになる。だが正式な隊員ではない。あくまで――“候補”彼の機体はザクⅠカスタム。旧式機だが、推進系が強化されていた。四機で行う試験戦術。ガイアが先行。オルテガが側面。マッシュが後方。そして――レオ。四機目。その動きは、三人の予想を超えていた。ガイアが言う。「こいつ……」オルテガが笑う。「速ぇ」マッシュが小さく呟く。「四機の方が完成している」四機の攻撃は、まるで一つの生き物のようだった。新しい戦術。それは密かに呼ばれ始めていた。“ブラックストリーム”だが――それは正式採用されることはなかった。

第二章

四つ目の軌跡

それから数週間。

レオは三連星の演習に参加するようになる。

だが正式な隊員ではない。

あくまで――

“候補”

彼の機体はザクⅠカスタム。

旧式機だが、推進系が強化されていた。

四機で行う試験戦術。

ガイアが先行。

オルテガが側面。

マッシュが後方。

そして――

レオ。

四機目。

その動きは、三人の予想を超えていた。

ガイアが言う。

「こいつ……」

オルテガが笑う。

「速ぇ」

マッシュが小さく呟く。

「四機の方が完成している」

四機の攻撃は、まるで一つの生き物のようだった。

新しい戦術。

それは密かに呼ばれ始めていた。

“ブラックストリーム”

だが――

それは正式採用されることはなかった。

第三章分岐ある日。ガイアがレオに言った。「士官候補生」「はい」「お前は強い」レオは黙っていた。ガイアは続ける。「だが俺たちは三人で完成している」オルテガも言う。「四人になるとよ」マッシュが言葉を継ぐ。「目立ちすぎる」ジオン軍は、すでに三連星を“英雄”として売り出していた。伝説は――三人でなければならない。ガイアが最後に言った。「お前は別の部隊へ行け」「もっと強くなれ」レオは敬礼した。「了解しました」それが――彼らとの最後の会話だった。

第三章

分岐

ある日。

ガイアがレオに言った。

「士官候補生」

「はい」

「お前は強い」

レオは黙っていた。

ガイアは続ける。

「だが俺たちは三人で完成している」

オルテガも言う。

「四人になるとよ」

マッシュが言葉を継ぐ。

「目立ちすぎる」

ジオン軍は、すでに三連星を“英雄”として売り出していた。

伝説は――

三人でなければならない。

ガイアが最後に言った。

「お前は別の部隊へ行け」

「もっと強くなれ」

レオは敬礼した。

「了解しました」

それが――

彼らとの最後の会話だった。

最終章戦争は終わった。一年戦争。ジオンは敗れた。だが。ある整備兵の証言が残っている。「黒い三連星がさ」「戦後、酒飲みながら言ってた」「もし四人だったら」整備兵は空を見上げた。「もっと暴れられたって」宇宙の闇の中。戦場のデブリの中に焼けたザクの肩装甲が漂っている。そこには――小さく黒い星が四つ刻まれていた

最終章

戦争は終わった。

一年戦争。

ジオンは敗れた。

だが。

ある整備兵の証言が残っている。

「黒い三連星がさ」

「戦後、酒飲みながら言ってた」

「もし四人だったら」

整備兵は空を見上げた。

「もっと暴れられたって」

宇宙の闇の中。

戦場のデブリの中に

焼けたザクの肩装甲が漂っている。

そこには――

小さく

黒い星が四つ

刻まれていた

機体概要項目内容型式番号MS-05C-4機体名称ザクⅠカスタム(ブラックフォース仕様)所属ジオン公国軍(特務運用機)開発ジオニック社 グラナダ工廠改修機配備時期宇宙世紀0079年後期パイロットレオ・グレンハルト(士官候補生)通称“黒い三連星の幻の四番機”機体解説一年戦争中期、ジオン軍は新型MSの量産を進めていたが、旧式となりつつあった MS-05 ザクⅠ は練習機や後方部隊に回されつつあった。しかしグラナダ工廠では、士官候補生の中でも突出した操縦技能を持つパイロット向けに、ザクⅠをベースとした高機動改修機が試験的に開発されていた。その中の一機が本機である。本機は、後にジオンのエース部隊として名を馳せる 黒い三連星 の戦術研究演習に参加した際、三連星の戦闘パターンに四機目として参加する実験機として運用された。しかし、黒い三連星は三機編成の方が機動性と統制に優れていると判断され、本機の存在は公式記録から削除されたとされる。

機体概要

項目

内容

型式番号

MS-05C-4

機体名称

ザクⅠカスタム(ブラックフォース仕様)

所属

ジオン公国軍(特務運用機)

開発

ジオニック社 グラナダ工廠改修機

配備時期

宇宙世紀0079年後期

パイロット

レオ・グレンハルト(士官候補生)

通称

“黒い三連星の幻の四番機”

機体解説

一年戦争中期、ジオン軍は新型MSの量産を進めていたが、旧式となりつつあった MS-05 ザクⅠ は練習機や後方部隊に回されつつあった。

しかしグラナダ工廠では、士官候補生の中でも突出した操縦技能を持つパイロット向けに、ザクⅠをベースとした高機動改修機が試験的に開発されていた。

その中の一機が本機である。

本機は、後にジオンのエース部隊として名を馳せる 黒い三連星 の戦術研究演習に参加した際、
三連星の戦闘パターンに四機目として参加する実験機として運用された。

しかし、黒い三連星は三機編成の方が機動性と統制に優れていると判断され、
本機の存在は公式記録から削除されたとされる。

機体特徴① 高機動化スラスター本機は旧式機ながら、脚部・バックパックに追加スラスターを装備。推力は通常ザクⅠの 約1.35倍 に達し、ドム部隊の戦術速度に近い加速を可能としている。これにより“四機目の突撃機”としての役割を担った。

機体特徴

① 高機動化スラスター

本機は旧式機ながら、脚部・バックパックに追加スラスターを装備。

推力は通常ザクⅠの 約1.35倍 に達し、
ドム部隊の戦術速度に近い加速を可能としている。

これにより

“四機目の突撃機”

としての役割を担った。

② 指揮官用通信装置三連星との連携演習のため、本機には高出力戦術通信装置が搭載されている。四機連携のフォーメーション演算を行う簡易戦術コンピュータも装備されていた。③ ブラックエース塗装機体は視認性を下げるため、黒い三連星のカラーリングに近いダークブラック塗装が施されている。ただし正式所属ではないため、三連星のエンブレムではなく肩部に小さな黒い星が四つ描かれていた。これはパイロット個人のマーキングとされる。

② 指揮官用通信装置

三連星との連携演習のため、
本機には高出力戦術通信装置が搭載されている。

四機連携のフォーメーション演算を行う簡易戦術コンピュータも装備されていた。

③ ブラックエース塗装

機体は視認性を下げるため、
黒い三連星のカラーリングに近いダークブラック塗装が施されている。

ただし正式所属ではないため、

三連星のエンブレムではなく
肩部に小さな黒い星が四つ描かれていた。

これはパイロット個人のマーキングとされる。

武装■ 120mmザク・マシンガン標準装備の実体弾兵装。弾薬は改良型高初速弾を使用。■ ヒートホーク改白兵戦用装備。本機のヒートホークは軽量化されており、高速格闘戦を前提としたバランス調整が行われている。■ スモークディスチャージャー脚部に装備された戦術煙幕装置。四機連携突撃時の視界遮断用。■ 高機動スラスターバックパック・脚部に増設された推進装置。短時間での爆発的加速を可能とする。

武装

■ 120mmザク・マシンガン

標準装備の実体弾兵装。
弾薬は改良型高初速弾を使用。

■ ヒートホーク改

白兵戦用装備。
本機のヒートホークは軽量化されており、
高速格闘戦を前提としたバランス調整が行われている。

■ スモークディスチャージャー

脚部に装備された戦術煙幕装置。
四機連携突撃時の視界遮断用。

■ 高機動スラスター

バックパック・脚部に増設された推進装置。
短時間での爆発的加速を可能とする。

戦歴U.C.0079.07 グラナダ演習宙域(黒い三連星と合同演習)U.C.0079.09 地球圏哨戒任務U.C.0079.11 ソロモン防衛戦(非公式参戦)U.C.0079.12 ア・バオア・クー戦

戦歴

U.C.0079.07 グラナダ演習宙域(黒い三連星と合同演習)

U.C.0079.09 地球圏哨戒任務

U.C.0079.11 ソロモン防衛戦(非公式参戦)

U.C.0079.12 ア・バオア・クー戦

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幻の黒き四人目

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