迫撃!トリプル・ドム[ジェット・ストリーム・アタック]
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TV版「機動戦士ガンダム」第24話「迫撃!トリプル・ドム」から、アムロが初見のジェット・ストリーム・アタックを見切り、マッシュ機に斬りかからんとする瞬間を切り取ってジオラマにしました。
本作品は過去作ですが、ドムの支柱の変更、ガンダムとガイア機との接続の補強、煙エフェクトの追加等を行い、リメイクしました。
■支柱の変更について
以前製作した際は、ドム3機の支柱にフィギュア用のものをそのまま使用していました。全体的な雰囲気は悪くなかったものの、いかんせん、ボルトとナットが剥き出しで不格好だったので、いつか改修したいと思っていました。
今回、各支柱を取り換えることにし、ホームセンターで購入したφ6.0mmの透明アクリル丸棒に置き換えたことにより、違和感を取り除くとともに、4機のMSの微妙な位置関係を調整することができました。また、地面もアクリル丸棒を取り付けるための穴を新たに開けて、以前の穴はエポキシパテで埋め、タミヤのテクスチャーペイントを塗りました。
■ガンダムと踏み台のガイア機について
ガンダムとガイア機はφ1.0mm真鍮線で接続し、ガンダムがドムの肩でくるくる回らないように、耐衝撃用瞬間接着剤でガッチリと固定しました。ホバー走行中に踏み台にされたため、大きくバランスを崩したであろうと考え、ガイア機は思い切り前のめりにさせてみました。
■ガンダムの製作について
RGガンダムver1.0は可動範囲が広いため、無改造でアニメの当該シーンに近いポージングをさせることができました。ジャイアント・バズーカの直撃で吹き飛んだシールドには、激しいバトルダメージを付けています。ガンダムの各関節は固定し、大河原邦男先生の劇場版「機動戦士ガンダムⅡ哀戦士編」のポスターにヒントを得てリアルタイプ塗装としました。一説では夜間迷彩の一つという解釈もあった気がしますが、実際はどうなんでしょうか?
■最も重要なマッシュ機について
3機のドムのうち最も改造したのはマッシュ機で、ジャイアント・バズーカを正面に構えさせる改造をしました。まず、肩口やヒジを切り欠いて可動範囲を広げました。次に、HG1/144リバイブ版ギャンのように、両手首を曲げた状態で固定しています。手首の隙間は、プラ材や市販のディティールアップ用パーツで埋めました。
右手は胴体に引き付けて手首が顔の近くにくるようにし、左手は伸ばした状態でグリップを掴むように調整。マッシュ機がジャイアント・バズーカを正面に向けて構えることができるかどうかが、このジオラマの成否のカギだと考え、ガンダムとの間合いも含めてバランスを試行錯誤しました。
■バズーカの弾と弾道について
「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」で描かれているように、マッシュは射撃の名手であるため、ジェット・ストリーム・アタックを避けようとする標的をのがすはずはないと考えました。
したがって、普通に敵MSが飛び上がったら、ジャイアント・バズーカの餌食になる弾道を表現する必要があり、ガンダムはそのわずかな隙間をすり抜けるように配置することがポイントであると考え、各機の距離感と位置関係を調整しました。
ベースはホームセンターで購入した焼桐集成材で、サイズは約300×17×300mmです。樹木は鉄道模型用の針葉樹のセットから大きめのものを2本使用しています。土煙の綿は、茶系の色で着色済みのものを手芸店で購入。ジオラマ製作の場合、模型店だけでは間に合わず、ホームセンターや手芸店を活用しています。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました!
ジェット・ストリーム・アタックのシーンを見返すと、アムロは目くらましのビームで敵の姿が見えないまま、心眼!?で立ち向かったように見えます。まさにニュータイプ能力が発露した瞬間かも…。見事撃破に成功しますが、マチルダさんの捨て身の攻撃がなければ、かなり危機的な状況に陥っていたと考えられます。黒い三連星が生き残っていれば、ジオン軍勝利ルートもあり得ないこともなく、宇宙世紀の歴史のIFを想像してしまいます。
コメント
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躍動感が溢れるディオラマですね。
公開当時のリアルタイプ・カラーに塗られたガンダムがいいですね。
アニメを見返すとガイア機を踏んづけたガンダムはそのまましゃがむ
と同時に右肩も下げるという機械とは思えない挙動で弾を避けてます。
ザクもガンダムも劇中の動きはまるで人間のようで、立体模型でそれを
再現するのはほぼ不可能に近いと思うのですが、良い画角が得られれば
素晴らしいシーンが誕生しますね。
踏まれたガイアのドムは数秒後には前のめりに倒れてそうに見えます。
45年前の興奮が蘇ります。
KUMA563さん、ありがとうございます!
当時のロボットアニメでは敵味方関係なく、人型であれば人間と同じ動作を行っており、それがパイロットの思考や感情を表現する手段として機能していたと思います。ジオラマとは本来、ある特定の場所と時間の一瞬を切り取って表現したものですが、踏み台にされて驚くガイア、当たるはずの射撃を避けられて死を待つばかりのマッシュ、ミデア輸送機に邪魔をされて怒りに震えるオルテガ、初見のジェットストリームアタックを見切り、からくも反撃に転じるアムロといった各キャラクターの瞬間的な心情の発露をどう表現するかが課題でした。
自分なりに理屈をつけてポージングを決め、レイアウトや位置関係のバランス等、試行錯誤してみたのですが、万分の一でも上述のような各キャラクターの心の動きが伝わればと思います!
すごいっ!!
一体ずつ隙のない仕上がり、そして躍動感ハンパないっすね!!
各MSの配置、ガンダムの躱し方からドムの弾道表現、土煙の表現からとにかくすごいとしか言いようがないです✨☺️
撮影する角度1つで見え方が変わってくるのもジオラマの良さ、本当素晴らしいです、勉強になりました✨(๑•̀ㅂ•́)و✧
Ryu2023さん、ありがとうございます!もったいないほどの誉め言葉をいただき恐縮してます。たいへん励みになります。(gundam-kao9)
「機動戦士ガンダム」には、あまたの名シーンや名セリフがあり、魅力的なキャラクターが活躍していますね。黒い三連星の「ジェット・ストリーム・アタック」は、プロ・アマ問わず、昔からジオラマの題材に選ばれてきた名シーンの一つだと思います。
とはいえ、表現方法や空間の切り取り方はモデラーによって十人十色であり、今回はキットの持ち味を生かしつつ、各機の位置関係や距離感等を吟味し、理屈や理由を自分なりに考え、アレンジを加えて完成させました。
御指摘のとおり、ガンダムの大胆なポーズから”躍動感”が伝われば、製作者としてこれほど嬉しいことはありません。ホバー走行しながらの連続攻撃の一瞬を切り取る上で大切なのは”疾走感”だと考え、ガイア機の足元に舞い上がった土煙を綿で盛大に表現してみました。
なお、本ジオラマは、2026年9月20日(日)・21日(月)敬老の日の2日間、岡山県倉敷市で開催される「おかホビ2026」に出展します。展示会では、お客様にいろいろな角度からジェット・ストリーム・アタックのシーンを楽しんでいただけたらと思います!
それぞれの躍動感がすごいです(zaku-kao2)‼️
アタシはバレーボールマンなので、ガンダムの左足首の柔らかさと強さに、目が行ってしまいました(zaku-kao5)
頭を踏み台にする際に、極端な前傾姿勢をとらないとバズーカの直撃を喰らってしまうわけですが、ここで足首が固いと前傾姿勢が取れないし、蹴り脚の強さを生みだせなくなりますね(zaku-kao8)
バレーボールのリベロの選手が、低い姿勢から一気にボールに跳びつく時の脚力の使い方に似ています(zaku-kao8)
アムロの操縦技術とガンダムの脚部の構造の結晶のような動きです(zaku-kao8)
それを完璧なまでに切り取ったジオラマ…
バレーボールの教材に使わせて欲しくなる逸品です(zaku-kao6)
バレーボールおじさん様、コメントありがとうございます!(gundam-kao2)
さすがバレーボールの達人でいらっしゃるだけあって、左足首の柔軟性や脚力に言及されるとは想像の斜め上を行き、驚きました。RG1/144ガンダムは可動範囲が広く、無改造でもジオラマのような姿勢をとらせることができますので、ぜひお試しください。よく見ると、ガンダムは鍛え上げられたふくらはぎが素晴らしい造形で再現されているようですね。
バレーボールの教材に御活用していただければ幸いです。(gundam-kao2)
御指導、がんばってください!
戦闘中の一場面を切り取る動きのあるジオラマは色々と勉強になります。
作者ならではのこだわりによる改修もお見事です。
ドムの踏台にされた感と戦闘中の動きが観る側にもとてもよく伝わります。
ape100さん、ありがとうございます!お褒めの言葉、たいへん励みになります。
ジェットストリームアタックの猛攻の一瞬を切り取ってジオラマにしてみましたが、思ったよりも各機の距離感や位置関係の調整が大変でした。本ジオラマのキモはマッシュ機で、個人的には「ジャイアント・バズーカを正面に向けて構えさせることができれば完成したも同然」と考えていましたが、実際にその通りでした。弾道を避けるようにガンダムを配置し、それに合わせてガイア機の高さを調整することで、あの有名なシーンを再現することができました。(オルテガ機は飛んでるだけなので…)
まだ改良の余地はあると思いますが、ひとまず完成とします。戦場の緊迫感が少しでも伝わればと思います!
見事な劇中シーンの再現‼️
MSの配置、動きやパイロット特性に合わせた改修が素晴らしいです😆
のけぞるガイアのドム、狙撃の名手を潜り抜けるガンダムの可動、ジャイアントバズーカを構えたドム、そして最後尾で待ち構えるオルテガ機の見応え、最高です😆
また、各展示会への参加や他のモデラーさんとの交流など、充実していますね😉
こらからも楽しんでいきましょう😆
cinnamon-1さん、ありがとうございます!
機動戦士ガンダムにはあまたの名シーン、名セリフがあり、魅力的なキャラクターばかりで、まさに不朽の名作と言えますね。
今回、ジオラマをリニューアルするにあたり、4機のMSの距離感や位置関係、”なぜ今そのポーズをとる必要があるのか”という理屈を十分に練り上げながら製作しました。各MSのポーズには理由があり、その視線や動きを突き詰めていくと、全て操縦しているパイロットの思考や感情の裏返しであることに気付かされました。
上手く製作できているか分かりませんが、少しでもガンダム世界の戦場の臨場感や緊迫感を感じ取っていただければ幸いです!
臨場感で御座るなー😆
カッコいいで御座る😊
Ojipopさん、ありがとうございます!
戦場の一瞬の出来事を切り取ることで、緊迫感や臨場感が伝わればいいな、と思いながら製作しました。踏み台にされてうろたえるガイア、攻撃をかわされて死の瞬間を待つしかないマッシュ、ミデアに邪魔されて怒りに震えるオルテガ、からくもジェットストリームアタックを切り抜けたアムロ、とガンダム作品に対するリスペクトのある方なら、きっとキャラクターの感情まで想像できるものと思います!
めっちゃかっこいいです‼️
リアルタイプカラーにすることでジオラマの雰囲気がグッと引き締まっている感じがします⭐️
オルテガハンマーの先にミデア輸送機が想像できます‼️
Hiro0079さん、ありがとうございます!
リアルタイプカラーは、大河原邦男先生の劇場版「機動戦士ガンダムⅡ哀戦士編」のポスターを参考にして彩色しています。以前、北九州市小倉のまんがミュージアムで大河原邦男展があり、このポスターの原画を見ましたが、荒々しい筆づかいと緻密な描き込みからくる圧倒的な迫力を感じました!
また、投稿の内容では触れていませんでしたが、製作当時はまだ黒い三連星のガンダムデカールが発売されていなかったので、安彦良和先生の「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」に登場した黒い三連星のドムを参考に、黒い星三つ「★★★」のデカールを自宅のPCとカラープリンタで自作して貼り付けています。デカール作成キットは、HIQPARTSの「クリアデカールTH ハガキサイズ」を使用しました。
オルテガハンマーの先にミデア輸送機を想像できるHiro0079さんは、ニュータイプの素質があると思います!(zaku-kao2)
オルテガハンマー?!早い!早いよ!
伍世さん、カイ・シデン調でのコメント、ありがとうございます!
このジェットストリームアタック・トリプルドムのセットに、通称”オルテガハンマー”(=組み合わせた拳)が付属しているのは嬉しいですね!確かにオルテガ機のこのポーズは、ミデアが衝突してから怒りに任せてとったポーズですね。
おそれ入りますが、豊かな想像力で、マチルダ中尉のミデアが飛んできているさまを頭の中で補っていただければと思います!
ジオラマにしたシーンの前後を動画で改めて確認したのですが、マッシュ機がガンダムのビームサーベルに貫かれた直後、オルテガ機は飛び上がっています。オルテガもエースパイロットなので、見方がやられたことを瞬時に察知して反応した結果だと思います。マッシュの弾がガンダムに当たっていた場合、3機目の攻撃はどのようなものであったのか、想像が膨らみますが、武器を構えていなかったことから、おそらく手刀か体当たりくらいはしたのではないかと思います!(gundam-kao5)
過去作のリメイクとのこと。探し方が悪いのか見当たらず、ビフォーアフターが出来なかったけど、とにかく、コレ❗️コレです‼️ってなっちゃいます😍
あやぽんさんって、普通に作っても、汚しても、ハイディテールや内部メカに拘っても抜群な腕前で、その上、劇中再現ジオラマまで…
もう、完璧超人です(gundam-kao3)
T-Nonさん、ありがとうございます!
お褒めの言葉、本当に痛み入ります。励みになります!
実はSNSで作品を発表し始めた時期が遅く、未発表の作品を数多く保管している状況です。X(旧ツイッター)もアカウント登録してから実際に作品投稿するまで間があいており、その間、完成品は模型店に飾ってもらうだけで満足していた時期が続いてました。そのようなことから、以前のジオラマはガンスタに掲載していませんでした。
旧作を探させてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
SNSの次は展示会に興味が移り、今年は6月に出雲市「いずも神の国プラモ展示会」、7月に広島市「広島プラモフェス」、8月に下関市「巌流会展示会」と下松市「下松模型交流会」と作品を持ちまわっていて、作品を通じて多くのモデラーさんやお客様と交流を深めてきました。
ジェット・ストリーム・アタックのジオラマのリニューアル版は、先日の下松模型交流会でも好評だったため、9月20日(日)、21日(月)敬老の日🎌の2日間、倉敷市で開催される「おかホビ」で展示する予定です!
おかわりコメント失礼します🙇♂️
あやぽんさんのテクニックは勿論のこと、以前も同じ様なお話しましたが、遠方の模型店に行ったり、展示会に展示したりの交流、道中も楽しまれ、良いお仲間も… あやぽんさんの模活全部が素敵で憧れてます😍
これからも、あぁ〜イイなぁ〜❗️って投稿、楽しみにしています😊
T-Non(のん)さん、おかわりコメントありがとうございます!
県外模型店への遠征、出張先での模型店探索、展示会でのお客様やモデラーとの交流、旅の楽しみ、モデラーさんたちとの出会いと絆…etc、T-Non(のん)さんは、私の模活の全てを総括してくださいましたね!投稿をお読みして、改めて自分自身のやってきたことの振り返りと確認ができました。ありがとうございます!
もう半世紀以上生きてきた身としては、若い頃のように「いつかやる」というのは嘘になりがちで、気が付いたらできなくなっている可能性もあると思ってます。模活は、仕事ではないから真剣にのめりこめるという面があると思うので、しっかりと好きを追求していきたいですね。
T-Non(のん)さんの模活に、少しでもお役に立てる点や御参考になる点があれば幸いです!(gundam-kao2)
ポーズが表情を物語っている。それが一目でわかる力作^_^
okinasanさん、ありがとうございます!
有名なシーンの一つを立体化してみました。戦場の緊迫感が上手く伝わればよいのですが…。劇中のガイア、マッシュ、オルテガ、アムロの表情やセリフ、心の動きまで思い起こしていただければ嬉しいです!
閲覧していただき、ありがとうございます。
主に1/144ガンプラ、恐竜、ウルトラ怪獣のガレージキット等をマイペースで製作している週末モデラ―です。よろしくお願いします。
X(旧Twitter)→ https://x.com/Ayapons45
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