「機動戦士ガンダムMSV-Rジョニー・ライデンの帰還」より、RE/100 1/100バウを改造して、レズン・シュナイダー専用バウを製作しました。
モノアイにマグネット式スイッチによる電飾を施し、全体的にプラ板・プラ材・市販パーツ等によるディティールの追加を行いました。
劇中、ガルバルディβとの戦闘の際、レズンが『こっちは整備不良品なんだよ!』と喋っていることから、ややキツめのウェザリングを施して使い込まれた雰囲気にしてみました。
ジョニー・ライデンの帰還21巻では、
整備兵『どうだ⁉レズン⁉』
レズン『信号はきているよ! でも ダメだねこりゃ』
整備兵『困ったなぁ…』
レズン『分離なんて出来なくて良いさ そんな複雑な事には 向いてない性分でね』
『それに ミサイル代わりに使ったら代わりがないだろう? ウチにはさ』
『好き勝手に青く塗らせてもらえたんだ その分は稼いでくるよ』
という、レズンと整備兵との会話のやり取りがあります。
これは、レズン機のバウが分離できない機体であること(=機体が整備不良品であること)、ミサイルの代わりとしてバウ・ナッターを使うと代わりがないこと(=新生ネオ・ジオンの懐事情が厳しいこと)、バウの分離合体機構に頼らずとも戦果を挙げる自信があること(=パーソナルカラーに塗装してもらい気分がアガッてる⁉)を窺わせてくれます。
その後、ジョニー・ライデンの帰還26巻で、アーガマ級強襲用宇宙巡洋艦「ニカーヤ」をスペースデブリの間からライフルで狙うシーンでは、
レズン『みっけ』
『部下を失ったもんでね 手土産は欲しいところだったんだよ 旗艦ぐらいはいただかせてもらう』
と旗艦の撃沈を目論んでいたところ、フィーリウスのガルバルディβが急襲。両者が戦闘状態に突入したのもつかの間、突然、意図せずして[分離システムオンライン]の警告表示とともにバウ・アタッカーとバウ・ナッターに分離したため、戦闘は強制終了。しかも、バウ・ナッターは撃墜。伏線である21巻での整備兵とのやり取りがここで見事に回収されていました。
レズンは警告表示を受けて『今更!』というセリフを発しており、部下の敵討ちができないことや、戦果を挙げることが出来なかった悔しさが滲んでいるように感じました。
■頭部
キットのモノアイ部分をカットしてφ2.0mmの穴をピンバイスで開け、WAVEのH・アイズφ2.0mmを埋め込みました。H・アイズの裏面にLEDを接着してリード線は首パーツに穴を開けて通し、首の付け根の下に設置したボタン電池ボックスに接続しています。頭部周辺に磁石を近づけて、点灯・消滅をコントロールします。
■肩部・腕部等
肩の上面にはモールドが無いため、HJモデラーズパーツ・ブラ版を貼り付けてディティールを追加しました。また、キットのスジ彫りをBMCタガネでなぞるとともに、細かく切り出したプラ板を貼り付けて情報量を増やしています。二の腕もモールドが無いため、RG1/144ガンダムを参考に、スジ彫りを追加しました。設定画を見ると拳が小さく描かれていたため、キットのパーツは使用せず、ビルダーズパーツHD MSハンド04(連邦系・Lサイズ)を使用し、手首のボールジョイントはバウの拳から移植しました。
■胸部・腹部・コクピット周辺
胸部上面に新生ネオ・ジオンマークのデカールを貼ることが出来るように、エンブレム取付け用の穴をプラ板で塞ぎました。コクピットハッチにBMCタガネでディティールを彫ったり、肩の接続軸にスジ彫りを追加したりと、細部に拘って情報量を上げました。
■腰部
フロントアーマー、フンドシ、リアアーマーの裏面にプラ板・プラ材を貼り付け、ディティールを追加しました。エバーグリーン製の凹凸モールド入りプラ板を細切りにしてアーマーの縁に貼り付けることにより、多重装甲を表現してみました。
■脚部
全体的に、プラ板・プラ材・エバーグリーン製凹凸モールド入りプラ板等の貼り付け、スピンモールドによる開口、スジ彫りの追加によりディティールを追加しました。脚部側面のスラスター類には、ハイキューパーツ製のパイプφ1.5mmを取り付けており、キラリと光を拾って輝くアクセントとしました。
■ビーム・ライフル
ビーム・ライフルは、劇中のビーム・マシンガンの入手が叶わなかったため、MG1/100ガトー専用ゲルググの試作型ビーム・ライフルを流用しました。グリップを持ちやすいサイズや角度に調整するとともに、ケーブル類はイヤホンのコードや針金を通したスプリングに変更しています。スコープは、ハイキューパーツ製HDプレート3.5mm及びWAVEのH・アイズφ3.5mmグリーンを使用し、精密感を高めました。
■シールド
シールドにある5基のメガ粒子砲のうち、側面に位置する2基のモールドが甘かったため、これをスピンモールドでくり抜き、プラ板で裏打ちした後、コトブキヤのM.S.G丸ノズルを組み合わせて接着しました。
裏面はエバーグリーン製の凹凸モールド入りプラ板や各種プラ材を貼り付ける等して、ディティールを追加しています。腕部とシールドを接続するパーツの取り付け基部はポリキャップが剥き出しであるため、ポリキャップ隠しとして、プラ板でコの字型のパーツを自作しました。
シールド表面中央部分は、第一次ネオ・ジオン抗争(=ハマーン戦争)時のパーツを接着せずに、新生ネオ・ジオンマークのデカールを貼りました。
■バックパック
4基のノズル取り付け用ダボをピンバイスで開口しました。単調な印象にならないように、2基のプロペラントタンク及び翼のミサイルを”赤”と”白”で塗装し、アクセントにしました。
■塗装
下地として全パーツにメカサフスーパーヘヴィをエアブラシで吹き付け、以下のとおりラッカー系塗料で塗装しました。
・薄いブルー部(頭・四肢等)…MSライトブルー
・濃いブルー部(胴体)…フタロシアニンブルー[ブルーインパルスカラー]
・イエロー部(頭・腕・爪先)…サーフェイサーエヴォレモンイエロー
・ゴールド部(背面と脚部のノズル)…スターブライトゴールド
・グレー部…メカサフスーパーヘヴィまたはライト
■つや消し塗装
仕上げとして、水性塗料のつや消しをプロユースシンナーで希釈してオーバーコートしています。これは、「水性塗料のつや消しをシンナーで溶いて吹き付けると、物凄くつや消しになる」といった記事を模型誌で見たことがあったため、実践してみたものです。乾燥後の塗装面は完璧なつや消しとなり、仕上がり状態は良好でした。
■ウェザリング
タミヤのスミ入れ用エナメル塗料のディープブラウンやダークブラウンでスミ入れやウォッシングを行いました。
また、同社のウェザリングマスターBセットのススとサビ、並びにEセットのドライブラシカラーを機体の各所に擦り付けて立体感や使用感を演出しています。バウ・アタッカー及びバウ・ナッターに分離変形して運用されることを考え、スミ入れやウォッシングの際は、機体の進行方向を意識した拭き取りを行っています。
■デカール
ガンダムデカール72番「逆襲のシャアネオ・ジオン軍MS用」及び108番「Zガンダム/ガンダムZZ汎用①」から新生ネオ・ジオンのマーク等を使用しました。その他、ハイキューパーツ製のデカールやVertexデカール等を適宜チョイスしています。
以前製作したHG1/144バウ[レズン・シュナイダー専用機]とのツーショットです。
■電飾
使用した電飾キットは、にしはやの「フィギュアLEDライト リード線付き マグネット式スイッチ ホワイト」です。磁石をマグネット式スイッチに近づけることで、点/消灯を切り替えます。本機はモノアイのみ電飾を行い、ボタン電池ボックスは首の真下のスペースに内蔵しました。
■感想
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
マスターグレード(MG)と比較すると、リボーン・ワンハンドレッド(RE/100)のシリーズは、内部メカや複雑な機構が省略されているぶん、組み立てやすいと感じました。以前製作した1/100ハンマ・ハンマを随伴させてディスプレイしたいと思います。

![その後、ジョニー・ライデンの帰還26巻で、アーガマ級強襲用宇宙巡洋艦「ニカーヤ」をスペースデブリの間からライフルで狙うシーンでは、レズン『みっけ』 『部下を失ったもんでね 手土産は欲しいところだったんだよ 旗艦ぐらいはいただかせてもらう』と旗艦の撃沈を目論んでいたところ、フィーリウスのガルバルディβが急襲。両者が戦闘状態に突入したのもつかの間、突然、意図せずして[分離システムオンライン]の警告表示とともにバウ・アタッカーとバウ・ナッターに分離したため、戦闘は強制終了。しかも、バウ・ナッターは撃墜。伏線である21巻での整備兵とのやり取りがここで見事に回収されていました。 レズンは警告表示を受けて『今更!』というセリフを発しており、部下の敵討ちができないことや、戦果を挙げることが出来なかった悔しさが滲んでいるように感じました。](https://gumpla.jp/wp-content/uploads/2026/11/DSCN0923-1024x1024.jpg)








![■塗装 下地として全パーツにメカサフスーパーヘヴィをエアブラシで吹き付け、以下のとおりラッカー系塗料で塗装しました。・薄いブルー部(頭・四肢等)…MSライトブルー・濃いブルー部(胴体)…フタロシアニンブルー[ブルーインパルスカラー]・イエロー部(頭・腕・爪先)…サーフェイサーエヴォレモンイエロー・ゴールド部(背面と脚部のノズル)…スターブライトゴールド・グレー部…メカサフスーパーヘヴィまたはライト](https://gumpla.jp/wp-content/uploads/2026/11/DSCN0964-1024x1024.jpg)



![以前製作したHG1/144バウ[レズン・シュナイダー専用機]とのツーショットです。](https://gumpla.jp/wp-content/uploads/2026/11/DSCN0936-1024x819.jpg)

コメント
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ジョニー・ライデンの帰還、未読なんですが、あやぽんさんのお話しを聞くと、面白そうですね👍️ レズンはバウに乗っていた(しかも整備不良)。青いバウ❗️しかもあやぽんさん仕上げ❗️ カッコ良すぎてたまりません😍
この使用感ある雰囲気もグッときます👍️
今回も、イイもの見せて頂きありがとうございました🙇♂️ それにしても、お上手…
閲覧していただき、ありがとうございます。
主に1/144ガンプラ、恐竜、ウルトラ怪獣のガレージキット等をマイペースで製作している週末モデラ―です。よろしくお願いします。X(旧Twitter)→ https://x.com/Ayapons45
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