老兵 ザクⅠ

「…旧式…」
そう侮って近づいてきた連邦はセイバーフィッシュから61式、果ては主力msのジムまでもがベテランが駆る旧ザクに敗れていった。
戦時下の中で急激な成長を遂げるms技術を前にザクⅠのスペックは早々に旧式と呼ばれることとなるが、msとしての基本的な概念はこのザクⅠの時点で完成しており、最もオーソドックスな作りをしている機体故に老兵にはポテンシャルを引き出しやすかった。一年戦争後の地上でゲリラ活動を続けてきた本機体は一年前から数々の戦いをくぐり抜けてきた確かな信頼性と慣れ親しんだ少し固めの操縦系からパイロットに愛用され続けている。

バックショット

マシンガン
旧式だがサイドグリップを廃して小型グレネードのマウントラッチに改造、射出が可能になっている。

小型グレネードはバックパックに予備を備える。

シュツルムファウスト
決して命中精度が高いとはいえないこの武装を使いこなす者はベテランと判断する一つの指標となることも。

バズーカ

脚部シリンダー
破損した膝アーマーはジャンクで囲い、最低限の防御処置を施している。

ヒートホーク