ガンダム・グラムブレイズ

正面

背面

## ガンダム・グラムブレイズ
鉄血のオルフェンズに登場するガンダム・フラウロスのHGモデルをカスタムビルドしたガンプラ。
同作品の外伝に登場するガンダム・グレモリーをイメージベースとし、様々な要素を付加して完成された。
機体名はグレモリーをもじった「グラム」に、炎を意味する「ブレイズ」を加えたものである。
「高速で相手との距離を詰め、近接戦で圧倒する」ことをコンセプトに、2つの戦闘形態を使い分ける。

*武装*
・エンハンスドライフル
・バトルサイス
・腕部固定式バトルソード
エンハンスドライフル、バトルサイスは収納形態になり、未使用時は腰背部に装備可能。

エンハンスドライフルは上下二連装のリニアライフルである。
銃身部が上下に開閉するギミックを持ち、オープンバレル式のビーム砲としても機能する。
ビームは一点集中の照射型であり、リニアで牽制した相手に本命の攻撃として撃ち込む。

*gファンクション*
2つの戦闘形態の一つ。
特殊塗膜処理と一定の機体エネルギー消費で発動できる防御機能「ナノラミネートコート」を主軸とした接近戦用の形態である。

ガンダムフレーム機の持つパワーとナノラミネートコートの防御力により、正面から相手を圧倒する戦法を得意とする。
本形態で多用するバトルサイスは、マシンガンのパーツが基部に使われている。斬撃の瞬間、内蔵した炸薬に点火して刀身を加速させる機構を持ち、更に攻撃力を高める。

*lファンクション*
もう一つの戦闘形態。
背中のスタビライザーより光の翼を展開し、圧倒的な機動力を発揮する。
距離の離れた相手に対し、接近戦の間合いへ詰めるために形態である。汎用性にも優れることら、その他の状況でも使用される。

ナノラミネートコートの発動に必要なエネルギーを光の翼に回しているため、gファンクションと併用することはできない。そのため、両形態の使い分けがファイター/ダイバーに求められる。

バトルソードは取り回しが良く、本形態における主武装の一つである。
異なる材質のプラ板を挟み込んで作成されおり、刀身の強度としなやかさを両立している。

塗装前。
HGフラウロスをベースに
・HG レギンレイズジュリア
・HG AGE-2マグナム SV.ver
のパーツを加えて作成しています。

今回は機体の重量とバランスを鑑みて、パテの使用は足首より下のみになっています。そのため、スタンドなしでも大分安定してい*ました。*(バックパックの重量で結局転びやすくなりました…笑)

フラウロスの雰囲気を払拭するため、機体の中心線上をはじめ各部を鋭角的に改修しています。

グレモリーの特徴たるフードパーツはプラ板からスクラッチしました。こちらも鋭角的なデザインにしています。
首まわりのマフラーはヴァルヴレイヴ7号機「火界呪」からアイデアを拝借。カラーリングも1号機に近いイメージで仕上げています。

エンハンスドライフルはフラウロスのマシンガンをベースにバレルをスクラッチ。展開時の安定性重視でバレルは組み換え式です。
因みに元ネタはコードギアスのランスロットです。(lファンクションも同じく)

バトルサイスもマシンガンを元に、ノーネイムライフルのパーツを加えて作成。グレモリーはアンカー(錨)でしたが、今回はストレートに鎌にしました。
光の翼は暗記用シートをカットしたものを使用しています。

塗装はファレホホビーカラーの筆塗りで、表面保護でポリウレタンマットバーニッシュを塗布しています。

〜小話〜
元々はグレモリーを作成しようと始めましたが、デザインがフラウロスと違いすぎてものの数分で頓挫。それっぽいものを作ろうと手を加えた結果、ビーム兵器や光の翼のごった煮状態を経てガンプラバトル用の機体に落ち着きました。
リアル多忙のため完成まで半年を要しましたが、Twitterで好意的な反応を頂けたこともあって完成に漕ぎ着けられました。

最後まで作成を見て頂き、ありがとうございました。