エアブラシ塗装の9作目。
HGのリニューアルされたキットを用いての1体です。
ティターンズに続き、木星勢にネオジオンと激化するグリプス戦役に、
長期泥沼化を予期したエゥーゴ開発陣営が立てた強化プランの一つ。
「百年保つMS」のさらなる強化を模索する中、推力強化を目的として固定型のバインダーと強化型ブースタの背面モジュールによる強化プラン。
エゥーゴの実質トップとなった人物が登場する機体の強化案と開発陣営も力を入れたものであったにもかかわらず、ティターンズの崩壊と、当の人物の行方不明。
続く第1次ネオジオン抗争で求められたのは百式のデチューンという皮肉に見舞われ、消えていった一体という脳内設定となりました。
ちなみに名前の[quad](クワッド)は可変バインダー+追加バインダーとなった「4枚の羽根」とメインパイロットである彼の名前とのダブルネームのつもりでつけてみました。
側面+背面ショット。今回一番の工作である追加の固定バインダー。
1㎜のプラ板によるバインダーとEz-ARMSより持ってきたスラスターユニット。
大口径のスラスターは他社キットよりの流用。
接続部はバックパックにあるクレイバズーカのラック部分を使いました。
あとバックパック作成時にロストしたスラスターパーツの代わりにも他キットからの流用で改修機っぽい雰囲気を目指しました。
工作面ではいつものスジボリなどでモールド、ディティールを追加。
表面積が広い可変バインダーに悩みながらのスジボリとなりました。
塗装については久しぶりにアクリルラッカー塗料に、ガンダムマーカーエアブラシでの部分塗装。
今回オレンジ、暖色系というあまり自分の中にない選択。
途中、思った色にならずうすめ液を用いた塗料剥がしからの再度サフからの吹きなおしと非常に苦戦を強いられました。
当初グレーサフを下地に塗装したものの、思った色にならず。
メカサフだとだめだ、ということでガイアノーツ「EVOホワイト」で塗りなおした結果、しっかりと蛍光オレンジが映える形となりました。
オレンジという選択自体は、実は2作前のディジェ~のあたりで一度候補に挙がったもののリベンジ。
この製作期間中にもいろんな方の「金色」での作例を見て、かなり心が揺らぎながらも予定通りのオレンジとなりました。
腰~足回りをピックアップ。
元々は赤色のパイプと膝部のスラスターをメタルレッドとブルーで塗装。
ここにもオレンジの濃淡色でスプリットぽく模様を入れました。
あと今回改めてですが、墨入れがうまいこと行かず。
パチ組の延長で、墨入れペン、墨入れ用シャープペンを使ってましたが結構汚れが残ったりと課題が残る出来に。
追加バインダー以外、今回は特に武装面での追加はなし。
当初はバインダーからクレイバズーカをアーム接続・・・など考えはあったものの技量不足で実現できず。
ガトリング砲とかも候補にあったんですが、追加バインダーで手一杯。
初めての暖色系塗装にプラ板加工。
途中色が気に入らず塗料剥がして塗装しなおしと中々に紆余曲折。
7月着工から丸々4か月での完成となりました。
前のジェスタより時間がかかるとはどういうこった…
ともあれ。
出来上がってみれば多少の出来は気にならないもんで。
今回も色々勉強した気がする作品となりました
金色以外の百式もいかが?
コメント
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三沢基地所属の 茶系カラーのF-15アグレッサーを彷彿とさせるカラーですね!
コメントありがとうございます!
ちょっとスプリット迷彩を目指したので
うれしいです。
基本パチ組+墨入れ、最近塗装や工作に手を出し始めました。
へたくそながら日々精進です。
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