ガンダムバエル・対極主義による異質と対比の同居

( 。・v・。)ﾉ タイトルにある「対極主義」とは、「太陽の塔」などで知られる「岡本太郎」の芸術思想です。
「異質なものや矛盾したものを作品の中に同居させ、ぶつかり合うさまを見せる」表現方法です。

( 。・v・。)ﾉ 本作品でも左右半身で対極の要素がいくつもぶつかり合っています。

右半身　⇔　左半身

・黒と赤の限定的配色 ⇔ 白、ビビットな多色構成
・闇の騎士　　　　　 ⇔　原宿ファッション
・シンプル、男性的　 ⇔　小悪魔、ガーリー
・鋭利な先端　 ⇔　曲面と複数のディティール
・規則性の無さ ⇔ 崩れたバランス
「境目の曖昧さ」 ⇔ 「境目の明確さ形状」

バックショット

(　。＾ω＾。)ﾉ 実際の大会結果と川口名人からの評価コメントはこちらです。
Fun to build! ガンプラカスタマイズサーキット6-7月大会
https://bandai-hobby.net/site/c-circuit/result201706_07/20816.html

コンテストのレギュレーションから初のミキシング作品になりました。
鉄血系ガンダムから、バエルをメインに、バルバトスルプス、バルバトスルプスレクス、グシオンリベイクの4キットで構成しています。

今回の作品では鉄血のオルフェンズとの関連性はないため、鉄華団のエンブレムは、

胸部 → 黒一色で周囲の色と同化
左肩 → 塗分けにより抽象的な模様に

( 。￣v￣。)ﾉ 特に左肩の塗分けは、キットの素晴らしいパーツ分割構成の賜物ですね。

( 。・v・。)ﾉ ミキシング最初期のデザイン

「鉄血系のガンダムのミキシング」で「左右非対称」のスタイリングを考え、バエルとルプスで構成。
当初からバエルの翼を右にまとめるというアイディアも。

( 。・ω・。)ﾉ 次にルプスレクスを加え、「左腕のみ大型化」を考えました。

(　。￣ω￣。) しかし、

・スタイリング全体の広がりない
・バエルの翼だけでは迫力の欠ける
・片方だけに翼はありきたり
・配色を考えると曲面が欲しい

などからグシオンリベイクを追加

「鋭利な翼」と「いびつな局面の立体」「そこから生える悪魔の手と腕」の対比が生まれました。