現地改修機という設定で、終戦間際の特攻仕様として製作しました。
ヒート剣の予備刀身ラックを装備し、刃を次々と交換しながら戦います。
また、関節位置で好みのプロポーションに変更しています。
今回は初めてのダメージ表現にも挑戦しました。
[頭部]モノアイを自作パイプとモビルパイプの組み合わせで可動式にしました。センサー部はハイキューパーツのマグネットセッターを使用し、今回は無塗装で非発光状態にしてみました。モノアイシールドは付属のシールをガイドに透明PPをカットして割れた状態にしました。
[胴体]首の関節を10mm後ろにずらし、空いたスペースは作業デッキにしました。胸部拡散ビーム砲は設定が曖昧なので、真鍮パイプでバルカン砲に変更しました。
[腕部]肩軸を4mm上げ、首が埋まったシルエットになるよう変更しました。手首は大き過ぎて形もモッサリしているので、オリジンザクのものと交換しています。
[腰部]股間軸を最近流行りの3軸関節に変更し、軸位置は3mm下げました。リアスカートにパネルラインを追加し、気になる所だけ裏打ちしました。写真に写っていませんが、左右繋がった3連バーニヤは、補強リブっぽく開口してみました。
[脚部]フレアにパネルラインを追加し、ダストボックスはジャンクパーツを組み合わせ小型化しました。
[武装]ヒート剣の刀身と予備刀身ラックはヴィダールから流用しました。設定もヴィダールから発想したものです。ザクシールドには連邦エンブレムを半分に引き裂いた悪趣味な撃墜マークが描かれています。たぶんパイロットはエ○ペラーの岩城○次似です・・・笑
[機体解説]
一年戦争末期、本国への帰還が叶わなかったジオンの各勢力は、身を潜め再起を待つ者・各地でゲリラ活動をする者・連邦へ投降する者など様々であった。
とあるアフリカの連邦軍駐留基地に、単騎MSが奇襲を仕掛けてきた。周囲に他の敵影はない。
「ジムなんか乗ってる奴ぁ、アウト・オブ・眼中!」
強気な発言は鳴り響く警告音にかき消され、コックピットは数え切れないアラームの点滅で赤く染まっていた。弾薬は底を突き、残された武器はヒート剣のみ。改修により予備刀身は使えるが、どこまで機体が持つか分からない。
次々と連邦のモビルスーツを切り倒すも、次第に機体の損耗が激しくなっていく。応急処置のため60%まで吸気効率の落ちたダストフィルターでは、推力もままならずオーバーヒート寸前であった。
「見せつけてやるぜ・・・ジオンの誇りじゃなく、俺のテクニックの凄さをなぁ!!」
のちに連邦によって回収された機体の一部に残された「神風」の文字。旧世紀の大戦にまつわる言葉らしく、その意味を知る者は今やほとんどいない。
最後に素組みとの比較です。写真を撮るのを忘れていたので電ホビさんから拝借いたしました。https://hobby.dengeki.com/reviews/187150/amp/
各部の関節位置の違いが分かりやすいかと思います。
以上、ドムトローペン現地改修機[神風]でした。
コメント
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モノアイシールドの割れ具合がたまりません!
砂漠戦の必須アイテム、エアフィルターですら ままならない状況でも敵陣に挑む姿はまさに神風。
これは無策無謀ではなく、誇りと意地ですね!
ありがとうございます。割れてるっぽく見えるか心配でしたので、嬉しいです!
現地改修、ダストフィルターの目詰まり…。
シブい、シブすぎる!
交換式のヒート剣でジムを叩き斬る様が想像できました。
ありがとうございます!ジオンらしい気概が伝わっていれば幸いです。
SEED世代のおじさんです。
08小隊の泥臭い感じが大好きです。
ゆる〜くのんびりとガンプラを作ってます。
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