HGUCマラサイをジオン残党軍北ヨーロッパ方面部隊仕様というオラ設定で仕上げました。
グリプス戦役後、ネオジオンの地球侵攻の混乱の中で「旧ティターンズ」よりジオン地上残存軍に「流出」したとされる機体という設定です。
改修点は下記の通りです。
・頭部アンテナはプラ板より削り出しのブレードアンテナへ変更
・モノアイはHアイズに置換
・左肩アーマースパイクをシャープに
・腰フロントアーマー厚み増し
・腰サイドアーマーにはハンドグレネードをマウント
・腰背面アーマー・脚部フレア・足首はツェメリットコーティング
・バックパックにクレイバズーカとシュツルムファウスト装備
・手持ち武装は百式ライフル
・バックパックにアンテナ設置
さらに「裏」オラ設定です↓
頭部アンテナは通信用と言うよりはワイヤーカッターのイメージ。
通信機能はバックパックのアンテナに。
アンテナの先のフラッグは吹雪など悪天候時の視認性をあげるためのモノ。
表向きは「旧ティターンズからの流出品」を装っているが、武装から類推するとアナハイム社からの「裏供給」の可能性もある。
マラサイという機体は制作者サイドの都合やそこから派生した作中の設定から数奇な生い立ちとなっており、結果、謎の多い機体です。
そこで私なりに考察してみました。
↓
マラサイについて考察する前に、下記疑問から考察してみます。
「シャアはグリプス戦役時、何をするために地球圏にやってきたのか?」
おそらくこれは
「ジオン再興の際、主戦力となる次世代量産型MSの開発・生産をアナハイムに依頼するため」
でよろしいと思います。
つまり...
①手土産としてアクシズ謹製のガンダリウムγをアナハイムに提供
↓
②リックディアスを開発
↓
③性能的には満足だが、さらなる経済性ともう少し「ジオンっぽく」でリテイク
↓
④マラサイ開発
↓
⑤性能的に納得出来ずさらにブラッシュアップを指示
↓
マラサイ、ティターンズに見つかる&ここでグリプス戦役激化+ハマーン大暴れ
↓
しばらく頓挫しつつも粘り強くアナハイムと交渉し...
↓
⑥ギラ・ドーガ開発
↓
⑦シャア蜂起
と言うことで、マラサイとはギラ・ドーガ開発のテストベットである。と言うことでいかがでしょう?
なので、今回の作例のようにアナハイムから直接ジオンに提供されたマラサイが少なからずあったのではないか?
UCガンダムに出てきたマラサイもそのうちの1台なのではないか?
と言う妄想でございます。
コメント
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足腰の近藤風テクスチャいいですね!
マラサイのデザイナーは小林誠先生ですから、小林先生をリスペクトなさっている近藤先生風カスタムが似合いますよね!
「ジオン残党仕様という割には、連邦系の武装をたくさん装備しているなぁ」と思ったら、非常に説得力のある考察がなされていて驚きました!
マラサイがギラ・ドーガのテストベットという発想はありませんでしたが、言われてみれば頭部の形状などが非常に似ていますね。
こちらの作品も、寒冷地仕様を思わせる塗装やツィンメリットコーティングなどリアリティ抜群でメチャクチャカッコいいです!!
百式のビームライフルやクレイバズーカも似合っていますね!
マラサイにそこまでシャアが関わっているとは意外でしょう?まぁ私の妄想ですけどねw
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