I GOT A BURNIN LOVE
この星空を 覆いつくす時まで
今回は20年近く前に発売したHGUCガンダム試作1号機フルバーニアンを全力で製作しました
工作内容は
・合わせ目消し
・太もも延長
・パーツ構成変更
・プラ板での加工、スクラッチ
・エポパテでの肉抜き埋め
・真鍮線置き換え、シリンダー作成
・3DCADでの精密パーツ作成
・タガネ、平刃、プラ板を使用してのディテール作業
・全身の精密ディテール作成
・股関節にフライングベース対応できるように改造
・使用しない軸穴、目消し不可部分用の蓋パーツ作成
・既存ディテールの掘り直し、新規ディテール追加
・HGディテールパンチを使用したヒートシンク作成
・バックパックサーベルラックの新規作成
・シールド接続パーツの新規作成
・バーニアの市販品への置き換え
・真鍮線による破損個所の補修
etc
塗装は
・黒サフ→メタリック三色下地
・バーニアの塗り分け
・全装甲二色塗り
・墨入れ、部分塗装
・デカール貼り
・デカール段差消し
・部位ごとにつやの仕上げ変更
etc
とかなり作業量が多いです
一番のお気に入り機体だからいつも以上に本気で製作してみました
製作動画も合わせて製作しましたので是非ご覧ください
ニコニコ↓
https://nico.ms/sm39183594
youtube↓
フロント
全身のすべてのパーツに手を加えてあります
元のキットは20年以上前の物という事もあり、ディテールがほぼ皆無&野暮ったいものになっているので
ディテールの新規掘り直しとそれに合わせた形状変更を行いました
リア
太ももの部分に目消し不可の合わせ目が出るので
新規でプラ板を積層、蓋上になるように構造を変更
これにより合わせ目が隠れるので塗装後でも分解が可能に
ブースターポッドは市販品のバーニアに変更し、同時にバーニア接続部をスクラッチで作成
隙間からディテールが見えるように改造
各所の小さいスラスター(赤い所)も市販品を使用し情報量を増やしてます
ブースターポッド表面のディテールはタガネと平刃を使用して彫り込んで作成
バストアップ
胸部バーニア、肩のスラスターは既存の物では展開状態になっているのでプラ板、市販パーツを使用し、通常時の形態に変更
フェイスパーツ、アンテナもキットの物だと野暮ったく、いまいちなのでハンドパーツと同時に3DCADで作成
首回りは既存の物を除去した後、プラ板によるフルスクラッチ
ビームライフル
ガンダムベース限定のシステムウェポン3に変更
組み換えでロングライフル(通称ルンガ砲に変更可能)
シールドはキット物を一部ディテール変更を行い作成
シールド接続パーツは既存パーツをベースに改造
逆噴射
ユニバーサルブースターポッドはバックパックの位置を1ミリ後方に下げ、サーベルラック周りを新規で作り直す事でスムーズな可動域を実現
バーニアの塗り分け方は動画にて解説
フライングベース接続加工
既存キットはフライングベースが発売するずっと前のキットなので未対応
そこで、新規に股間にポリキャップを仕込み軸穴を開口することで対応できるように改造
動画にて簡単に紹介しています
ビームサーベル
キットの物はクリアパーツが入っておらず、白一色の物が付属するのみなのでスジボリ、ヤスリで形状を整えた後
白サフ→蛍光ピンクで塗り分け後、ビーム刃をつや消しで仕上げてます
サーベル持ち手
HGUC30後半あたり、ガンダムSEEDHG系などのあたりで採用されていた持ち手一体成型サーベルの持ち手をイメージして作成
3DCADでデータを作成し出力、ヤスリなどで調整も行い問題なくサーベルが持てるようになりました
シールド接続部
強度を薄さの両立が求められる一番スクラッチしたくないパーツ
通常の側面用は既存キットの物を使いプラ板加工して作りましたが、関節周りが古く可動域狭いので、ポージングの関係で盾を綺麗に構えられない問題を解消するため、アクション撮影用の角度付きパーツを別途に自作
ロングライフル
通称ルンガ砲(ドラマCD ルンガ沖砲撃戦にて使用された事から)
システムウェポン付属のビームライフルからの組み換えで再現
武器単品商品なだけあり、パーツ数が非常に多い特性を生かし、メタリックの色を複数使い視覚的な情報量を増やしてます
肩のフィンの構造変更
キットのままでは青のパーツで挟み込む形で、窮屈な印象&塗り分け困難になるので、新規パーツを自作して接続方法の変更を行いました
これによって肩回りの作業がスムーズ化&見た目も改善
スコープ
スコープ部は過去作のMGトライオン3で調色し使用したメタリックレッドを使用
さらにその上からクリアレッドで濃度を調節し、つやありで仕上げてます
ロングライフル、ビームライフルどちらも同様
素組み時
キットのまま
年代を考えれば悪くない出来ですが、今ではやはり野暮ったい出来
改造後 塗装前
プロポーション周りの改造内容は
・太もも2ミリ延長
・腕関節部1ミリ延長
・首回りの新規作成
・握り拳、フェイス、アンテナの新規パーツ置き換え
・肩のフィン接続構造変更
・つま先形状変更
くらいで残りはディテール工作がメインになっています
詳しくは上部説明欄に貼ってあるリンクの製作動画へ
コアファイターⅡFb
付属品のコアファイターも同時に作成
キャノピーの形状を少し変更、サーベル先のビームキャノン部の開口以外は既存の物を塗装しただけになります
以上、HGUC018ガンダム試作1号機フルバーニアンになります
全ガンダムシリーズの中で一番のお気に入り機体なのもあり、いつも以上に全力で作成しました
丸1か月かけたこともあり、とりあえず満足できるところまで持ってこれました
これを活かしてこれからの作品の質も上げていきたいですね
後々、秋葉原にて展示するつもりなのでその時はぜひ実際にご覧ください
更新情報や動画についての情報はtwitterの方で行っているのでそちらも是非よろしくお願いします
丸1か月を掛けたガチ製作
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気まぐれモデラー
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GBWC2018、2019一次予選通過
秋葉原を中心に作品の展示やイベント参加したりしてます
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