YF/A-099は、帝国軍所属の機動兵器。1機のみが製作され、近衛師団長専用機として運用される。
愛称はSANDALPHON(サンダルフォン)。
本機の特徴は、西洋甲冑や天使をモチーフにした過度にヒロイックな意匠である。これには帝国軍の強大さを内外に示す意図が読み取れ、式典やメディアなどのプロパガンダへの露出機会も多い。
その他のプロパガンダ機と一線を画するのは、本機が高頻度に実戦投入される点であり、広域防衛・広域殲滅を可能にする莫大な戦闘力を付与されている。
ただ、この機体全景からも見て取れる継ぎ接ぎしたような火器の配置から、本機は技術実証実験機にすぎず、前線への積極投入も「使い潰すため」だとする考察もある。
両肩部:ライフルと実体剣を懸架した多関節アーム式の兵器プラットフォーム。戦闘時は前面に展開され、両手に武器を供給する。電気系統を最低限にしているようで、ライフルを懸架したままでの(ハンズフリーでの)射撃は記録にない。しかし武器も含めて異様に堅牢であり、全体で可動式実体盾の役割を兼ねている。
ライフル:貫徹力が高く、長射程のビームを発射する。威力増加と装甲材にリソースの全てを投入しているのか、本体に照準センサーなどは見受けられないが、パイロットの技量により二挺の同時運用でも正確な射撃を可能にしている。
実体剣:対ビームコーティングを施された二振りの長剣。この時代に珍しく、ヒート化などの特殊機能のない純粋な鍛造剣である。現行のパイロットはこれを用いた近接戦闘を得手としている。
腰部バインダー:一時期を境に追加された装備。ベクタードノズルを備えた大型のバインダーで、全身のスラスターと合わせて、いち人型兵器の範疇を超えた機動力を発揮する。
鳥の羽根のように配置されているのは新型の無線誘導攻撃端末である。これらは巨大隕石由来の新素材からなり、ビーム砲台と硬度を活かした突撃の2つの機能を持つ。
『ハイロゥ』(仮称):直近で追加された装備。
明確な使用記録はなく、その形状から重力レンズ(ないし、それに類似したエネルギー収束機能)を用いた大量破壊兵器と推察される。これの艤装が確認されてまもなく、大規模な電波障害と同時に国境付近の反帝国組織が基地ごと消滅したという発表があったが、無関係ではないだろう。
【設定ここまで】
「最終盤で自軍に寝返り真のラスボス戦で共闘してくれる、ストーリー開始時点でのラスボス」がテーマのため、ヒロイックな外見になんかヤバげな後付け装備という構成になっています。
ウン十年前、リアル中学2年生の頃に思い描いたオリロボを下敷きにやっと立体化にこぎつけた、そんなミキシングモデルです。見てるか昔の僕。やったぞ。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
中学二年生の頃の夢、オリロボの立体化。やっとできました。
コメント
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何々の発展型系オリジナル機体も好きですが、
ここまでオリジナリティーある機体、好物です(haro2)
コメントありがとうございます!
8割ぐらい中二の僕の功績なので、伝えたらきっと喜ぶでしょう(happy)
可変機とかギミックの多い機体が好きです。あとフルアーマー。
ミキシングビルドを中心に投稿予定です。よろしくおねがいします!
一応Vtuberやってます。
お絵描き中心でたまにロボを描きます。よろしければどうぞ。
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