こいつの腰が折れてお亡くなりになったのでレストアかますことに。
この前の作品の対になるヤツにでも、と思いダラダラしてたらもう大晦日ですね畜生。
ダークプリズンと荒木比奈先生が歌う「泡沫のアイオーン」が脳内で鳴り響いて悪魔融合を果たした結果がこちらになります。
機体名:ブリリアント・オブ・フルムーン
武装:胸部ビームブラスター
重力破砲「グラビトン・バスターカノン」
斬艦刀「オーバー・グラビトン・ソード」
SFSを推力にすれば重量があっても高機動化できるのではと浅い考えから製作されたガンプラ。
本来は幼馴染みのチームメイトが様々な重火器を搭載する予定だったが、そのチームメイトに「そんなに武器があってもバトルの最中に使うモノなんて限られるんだから……」とボソッと諭してしまったため、「そっか、なら私が強い武器を持てばいいんだ」と若干ネジがすっ飛んだ考えに至り、ガンダム作品ではあまり類を見ない重力兵器に振り切った製作経緯を持つ。
十分な巨躯を持つ機体に相応しい巨大な兵器。可動域の確保(スペーサー)として挟んだエイハブリアクターがエネルギー源になり、思っていた以上の破壊力を得ることができ少女は満足した。
「取り回しはどうなんだ」と幼馴染みが苦言を呈したが、「おっきいの、好きでしょ?」と返して見せれば、少年は少し赤面し、少女を一瞥して、「……男だからな」と答えたとか。
こちらもまた巨大となった「オーバー・グラビトン・ソード」
巨躯が加速をつけて巨大な質量兵器を敵にぶつけると言う単純明快な、小回りと言う概念をそこらのドブに捨てたような、頭の悪い言い方をすれば「力こそパワー」の具現化。
少年のガンプラの刀剣兵器とは真逆で、どんな強固な装甲・盾でも叩き潰すことができる。
SFS由来のバーニアや各部のスラスターにより見た目を裏切る高機動を実現。
堅牢な装甲の前では、生半可な実弾なぞ意味をなさない。もちろんビーム兵器にもそこそこの耐性を持つ。
少年の「ビームからはちゃんと守る」と言葉を受け、少女は喜んでみせたが、彼の制服の袖をキュッとつまみ、「ビーム、だけ?」と上目遣いで少年を撃墜してみせたとか。
機体名の和訳は「満月の輝き」。
少女曰く、「私が照らしてくれるから、俺は戦える。って言ってくれた。お前は……太陽なんだって。でも、私にとっても、貴方は太陽だから」とのこと。そして、「それでも、私が照らしてあげる。ずっと……いつまでも」と少年の胸に顔を埋めてそう言ってみせた。
……この様なやり取りはこの学校のバトル部の日常茶飯事であり、他の部員は口の端から毎秒キロ単位で吐き出している砂糖がザラメ糖に変わったとかいないとかとか。
プラフスキー粒子をキメながらそんな妄想を垂れ流しつつポーズ。
……ガンプラをモチーフにしながらそれをガン無視して主人公とヒロインがイチャつくだけのアニメが見たいですサンライズ様。
後生ですサンライズ様。
うしろすーがた。
スタンドを使うと逆に不安定になる重量。
重力使いは男のromanだと思います。
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