ガンダムF90(火星独立ジオン軍仕様)コミックイメージカラー

初めてF90のジオン仕様を目にしたのはサイバーコミックス版「ガンダムF90」だったので赤と白のツートンカラーに違和感を覚えていたのですが、「機動戦士ガンダムF90 FF」7巻に収録された山口宏 氏のインタビュー記事内で「漫画の中で中原さん、これ全身真っ赤のつもりで描いてますね。」という一文から、「赤一色のイメージは間違いじゃない」と確信できたので真っ赤に塗ってみました。
オリジナル要素でシールドを追加で製作しました。

本体にνガンダムを思わせるデザインが入っているので、シールドはEG νガンダムの物にスパイクを追加して製作。腕のハードポイントが無くなっているので手で持てるように取っ手をジャンクパーツから作りました。

左肩には「ジムIII ボッシュ･ウェラー専用機」のマーキングを参考に市販のデカールを使って再現してみました。

使用した塗料は
本体赤→タミヤ TS-85ブライトマイカレッド
前腕、ヒザ部分グレー→MSファントムグレー
シールド、ライフル→TS-38ガンメタル
関節等ABSを使っている部分は破損を避けるため無塗装です。

前腕のハードポイントのカバーとヒザはどのコマも黒く塗られているので黒系の色と解釈、ヒザのV字のモールドを埋めてファントムグレーで塗装しました。

トップコートはガンメタルはつや消し、それ以外は半光沢で仕上げています。

スプレー缶での塗装は調色できないので、ブライトマイカレッド一色で色に変化を出すために、赤色の隠蔽力の低さを逆手にとって白サフ(左)と黒サフ(右)で塗り分けて2色になるようにしてみました。

↓以下は漫画の場面再現です。
「」はデフ
『』はボッシュのセリフです。

「あ 赤いガンダム!!」

「フッ！奪ったガンダムを改造しただとなめるな!!」

『そんな戦い方は教えてなかったと思うがな デフ
まさかお前と敵味方になるとは･･････』
「その声！
ボッシュ大尉あなたか!!」
『そう！
まさしくそのとうりだ』

「あなたが今回の一件を仕組んだ!!」
『違うな！』

『これは数十年前から組まれていた地球侵攻計画の一環なのだ』
「地球侵攻計画」
『そうだ!!』
「しかし しかしシドを打ち倒したのはあなただ!!」
『攻められれば守る！
そうではないのかな？』
「そ そんな理屈!!」

『お前のガンダムの疑似人格コンピュータシステム“A･R”より私の“C･A”の方が･･･
戦場慣れしているようだな』

「動かないで!!大尉！
動くと撃ちます」

「大尉なぜあなたはこんな事を･･･」
『お前らのような戦争を知らない連中に話しても解らんだろうがな』

『私は欲しかったのだよガンダムの力が』
「ガンダム！･･･の･･･力？」
『そうだ!!力だ！』

『ネオジオン第２の反乱の時俺は見た！ジェガンのコクピットで
νガンダムから放たれた光を!!』
『そして思った いつかこのガンダムの力を手に入れてやろうと！』
「それでオールズ・モビルへ」

『これがガンダム！悪魔の力よ!!』

「コンピュータの力だと
ガンダムの力だと
これは
これは！」
『うわあああああ!!』「これは俺の力だ!!」
『落ちろ！ガンダム』

アムロと共に世界を見てきたボッシュ･ウェラー最後の搭乗機体「ガンダムF90(火星独立ジオン軍仕様)」でしたヾ(^^ )