今年2024年は∀ガンダム25周年。
先日股関節の破損したMG∀ガンダムをエポパテで応急修理したので、
折角だからと思い我が家のマウンテンサイクルから
赤バンダイ初版のMGターンXを発掘。
キャラパスのヤスリがけで10年止まっていたので、
このまま黒歴史にならぬようきっちり成仏させる事にしました。
シド・ミードデザインの白眉とも言えるこのフォルム。
前から見ても後ろから見ても、それまでの視聴者の理解を超越する異形感が、
ターンタイプこそかつての地球人類にアーマゲドンをもたらした
黒歴史の権化であると示しています。
「…だからターンXっていうのか!四方に飛ぶ…」
ターンX最大の特徴は全身が9つ
(キャラパスを含めれば10)のユニットに分離して
オールレンジ攻撃ができる事。
手足はビーム砲を積んだファンネル、
頭は宇宙要塞カイラス・ギリをコントロールできるコアファイター。
そして∀と同じ無機物を分解するナノマシンをバラ撒く月光蝶とあっては、
もうどうやって倒したらいいのか見当もつかない正真正銘のラスボスです。
「なるほど!シャイニングフィンガーとはこういうものか」
明らかに外付けなウェポンプラットフォーム「キャラパス」にも
ビームガン、ビームライフル、バズーカ、ミサイルランチャーと
飛び道具を満載したターンXですが、
そんなものに頼らずとも指先一つでダウンが取れるのです。
それが右手の溶断破砕マニピュレーター
「シャイニングフィンガー」
まあこのままガンダムファイトに出ても、
頭がコクピットなので失格間違いなしでしょうが…f(^_^;)
「来たかい、弟!」
「ターンAなら、Xの兄さんだろ!」
人類史上最も迷惑な兄弟喧嘩。
ターンXのカラー指定は富野監督から
「ザクの緑」との指示があったと
関係者の方から伺っています。
キットも明るく薄い緑の成形色だったのですが、
劇中ではもう少し白いイメージがあったので
上からUSAF(アメリカ空軍)ライトグレーを吹いてみたのですが…
思ったより成形色が強く、逆にもっと緑の濃い、
よりザクらしいカラーになってしまいましたf(^_^;)
…まあ、ガンダムの因縁の相手には
やはりザクこそ相応しい、ですよね。
あー、そこの赤いボルジャーノンさんは座ってて下さい。
途中で装甲のエッジや裏の分が足りなくなったのでガルグレーで代用。
キャラパスはティターンズブルー、
武装とフレームは黒鉄色(ガンメタル)で全塗装。
アイシールは点灯状態の上からリアルタッチブルー2(ほほ黑)を塗って
うっすら浮かぶように調整。
全身のスミ入れはシャーペン、マーキングシールやガンダムデカールは
この機体には似つかわしくないと思い不使用。
トップコートは先のターンエーに合わせて
コテコテの光沢仕上げにしています。
ターンエーは現状バンダイホビーサイトにも部品がありませんが、
秋口あたりに再販という話も小耳に挟みましたし、
また復活しないかなぁ…
ありがとうございます。我が世の春がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
コメント
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シドミードデザインが光沢のある表面で際立ちますね👍
ありがとうございます。
劇中でもターンタイプはアップだとテカテカに描かれていたので、
やり過ぎに見えるくらい光沢にしています。
玩具っぽく見えるとしても、
これまでのモビルスーツとの違いを表現できるかと思いましたので。
(マーキングシールを使わないのもその為)
80年代ワカメ塗り三段影とかだとまた違っていますけどね。
最近プラモも以前ほど作らなくなりましたが、
スイッチが入ると何か作ります。
無塗装パチ組み部分塗装から全塗装まで。
一見パチ組みっぽいけどギミックがある作品や、
仮想RG化などのニコイチもやったり。
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