MG ガンダムデスサイズ(EW版 ルーセット装備)

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ガンダムデスサイズ (Gundam Deathscythe) は、1995年放送のテレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」 (MS) のひとつ。

死神のような外見が特徴の隠密戦用ガンダムタイプMSで、主要人物のひとりである「デュオ・マックスウェル」の搭乗機。機体名の「デスサイズ」とは、英語で死神の大鎌を意味する。敵組織であるOZ(オズ)からは「ガンダム02(ゼロツー)」のコードネームで呼ばれる。劇中後半では、改修型である「ガンダムデスサイズヘル」として登場する。

メカニックデザインは大河原邦男が担当。テレビ放送終了後に発表されたOVAおよび劇場用アニメ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では、カトキハジメの手により新たにデザインが描き起された。これにより設定上は同一機だが、デザインの異なる2タイプ「テレビ版」と「EW版」が存在する(詳細は後述)。本項では、外伝作品『新機動戦記ガンダムW〜ティエルの衝動〜』に登場する派生機の解説もおこなう。

メカニックデザインは大河原邦男が担当。テレビ放送終了後に発表されたOVAおよび劇場用アニメ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では、カトキハジメの手により新たにデザインが描き起された。これにより設定上は同一機だが、デザインの異なる2タイプ「テレビ版」と「EW版」が存在する(詳細は後述)。

本項では、外伝作品『新機動戦記ガンダムW〜ティエルの衝動〜』に登場する派生機の解説もおこなう。

劇場作品『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』公開時に、OVAでカトキハジメによってリファインされたEW版ガンダムデスサイズヘルから逆算して、テレビ版デスサイズをリファインした機体。大河原デザインのテレビ版に対し、初期はカトキ本人のイニシャルを取って「Ver.Ka.」、もしくは「アーリータイプ」とも呼ばれていたが、漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(敗栄)』で当デザインの機体が登場することなどをきっかけとして、EW版と呼称されるようになった。

劇場作品『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』公開時に、OVAでカトキハジメによってリファインされたEW版ガンダムデスサイズヘルから逆算して、テレビ版デスサイズをリファインした機体。大河原デザインのテレビ版に対し、初期はカトキ本人のイニシャルを取って「Ver.Ka.」、もしくは「アーリータイプ」とも呼ばれていたが、漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(敗栄)』で当デザインの機体が登場することなどをきっかけとして、EW版と呼称されるようになった。

全体的なカラーリングはテレビ版に準拠し、武装面でもバスターシールドやハイパージャマーなどテレビ版と同様の武装を装備しているが、本体の形状はEW版ヘルをもとにしているため、ヒザと爪先の巨大なスパイクはそのまま残っており、頭部ヘルメットのカラーはホワイトに変更されている。EW劇中でデュオの過去が語られた場面では、EW版デスサイズヘルから背部アクティブクロークを外した状態の機体が登場しており、カラーリングもヘルのままとなっている。2010年09月24日に当デザインを再現したガンプラ・マスターグレード版が、「XXXG-01D ガンダムデスサイズEW(エンドレスワルツ版)」の商品名で発売された。

全体的なカラーリングはテレビ版に準拠し、武装面でもバスターシールドやハイパージャマーなどテレビ版と同様の武装を装備しているが、本体の形状はEW版ヘルをもとにしているため、ヒザと爪先の巨大なスパイクはそのまま残っており、頭部ヘルメットのカラーはホワイトに変更されている。EW劇中でデュオの過去が語られた場面では、EW版デスサイズヘルから背部アクティブクロークを外した状態の機体が登場しており、カラーリングもヘルのままとなっている。

2010年09月24日に当デザインを再現したガンプラ・マスターグレード版が、「XXXG-01D ガンダムデスサイズEW(エンドレスワルツ版)」の商品名で発売された。

武装編集ビームサイズ巨大な鎌のような接近戦用ビーム兵器。一薙ぎで複数の敵機を撃破し、ビーム発生器の角度を変えることで槍としても使用可能[3]。ガンダムが装備するビーム兵器は、ガンダニュウム合金の採用によってデバイスの耐久度が向上するとともにビームと空間の間に電離領域と電磁界を発生させる特性を有しており[4]、水中でもいっさい減衰しないほどの高出力を発揮する[4]。非使用時は柄が短縮化し、腰部背面のラックに懸架される[3]。EW版では柄が杖のような非直線デザインに変更され、ビーム刃の角度調節機構及び柄の伸縮機構は存在しない。非使用時は短縮しないままバックパックに背負うように懸架される。

武装
編集
ビームサイズ
巨大な鎌のような接近戦用ビーム兵器。一薙ぎで複数の敵機を撃破し、ビーム発生器の角度を変えることで槍としても使用可能[3]。ガンダムが装備するビーム兵器は、ガンダニュウム合金の採用によってデバイスの耐久度が向上するとともにビームと空間の間に電離領域と電磁界を発生させる特性を有しており[4]、水中でもいっさい減衰しないほどの高出力を発揮する[4]。非使用時は柄が短縮化し、腰部背面のラックに懸架される[3]。
EW版では柄が杖のような非直線デザインに変更され、ビーム刃の角度調節機構及び柄の伸縮機構は存在しない。非使用時は短縮しないままバックパックに背負うように懸架される。

バスターシールド左腕に装備された防御装備。先端の開閉式クローで敵機を挟み込み、中央から発生するビームで撃破する[6]ほか、シールド自体を射出することもできる[3]。

バスターシールド
左腕に装備された防御装備。先端の開閉式クローで敵機を挟み込み、中央から発生するビームで撃破する[6]ほか、シールド自体を射出することもできる[3]。

ハイパージャマーバックパック左右に装備された電子戦用装備。周囲に特殊粒子を散布することで強力な電波妨害を発生させ、時間制限はあるものの電子機器をほぼ完璧に無効化することができる[3]。MSなど外部カメラやレーダーなどから情報を得る兵器にとっては、姿が消えているように感じる。デスサイズ本体の電子機器は専用品を採用しているため、妨害の影響を受けない[6]。スーパーロボット大戦シリーズでは回避に用いる「分身」や、姿を隠して攻撃する武器にもなっている。

ハイパージャマー
バックパック左右に装備された電子戦用装備。周囲に特殊粒子を散布することで強力な電波妨害を発生させ、時間制限はあるものの電子機器をほぼ完璧に無効化することができる[3]。MSなど外部カメラやレーダーなどから情報を得る兵器にとっては、姿が消えているように感じる。デスサイズ本体の電子機器は専用品を採用しているため、妨害の影響を受けない[6]。
スーパーロボット大戦シリーズでは回避に用いる「分身」や、姿を隠して攻撃する武器にもなっている。

バルカン頭部に2門内蔵された近接防御機関砲。マシンキャノンとともに斉射可能な時間は1分にも満たない[7]。

バルカン
頭部に2門内蔵された近接防御機関砲。マシンキャノンとともに斉射可能な時間は1分にも満たない[7]。

ルーセット装備『敗栄』で新設定された、EW版オリジナル装備。バックパックの両脇に追加装備される、大気圏内飛行用の可変翼ユニット。ウイングガンダム(EW版)の主翼を小ぶりにしたような形状をもち、デスサイズ本体のバックパックと翼自体に内蔵されたスラスターを併用することで、ウイングガンダムと同等の空中機動性飛行能力を発揮する。その反面、小型のため航続距離には制限がある。

ルーセット装備
『敗栄』で新設定された、EW版オリジナル装備。バックパックの両脇に追加装備される、大気圏内飛行用の可変翼ユニット。ウイングガンダム(EW版)の主翼を小ぶりにしたような形状をもち、デスサイズ本体のバックパックと翼自体に内蔵されたスラスターを併用することで、ウイングガンダムと同等の空中機動性飛行能力を発揮する。その反面、小型のため航続距離には制限がある。

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