妄想戦線
モビルスーツの真価が続く中、それを運用する戦艦にも進化の必要性に迫られた。
その一環として、一年戦争時に一度は否定された大艦巨砲主義的な案が浮上した。
具体的には戦艦レベルのジェネレーターによるハイパーメガ粒子砲の運用である。
これに対し、アナイハムはサラミスを実験艦として外付けオプションとしてのハイパーメガ粒子砲の実験を行った。
これが成功した場合、少々の改装により現行の戦艦すべてに対応可能であるハイパーメガ粒子砲が期待された。
結果から言えば威力的には問題なかった。
サラミスハイパーメガ粒子砲試験艦は当時のあらゆる艦を凌駕する火力を手に入れたといえる。
ただしその成功はあくまで威力面に限ったものであった。
もともと想定されていない大質量兵器を後付けで取り付けたため、艦の機体バランスは無茶苦茶であった。
「急発進禁止、急停止禁止、急旋回禁止、一定以上の速度禁止、もしやればハイパーメガ粒子砲が基部からもげるかサラミス本体があらぬ方向に飛んでいくかそれともその両方か、とにかくろくなことにならない」
というのが担当した技術士官のコメントである。
使い捨てと考えるにはあまりにもコストがかかりすぎるため、実戦配備されたものにはネェル・アーガマのように艦の中心に据える一体型となり、後付けオプション案はお蔵入りとなった。
余談ではあるが、この時使用された実験艦のサラミスは各所に危険警告色であるオレンジに塗られ、以降いろいろな艦船の実験に使われた。
最後まで見ていただいてありがとうございます。
ZZのネェル・アーガマに至るまでのミッシングリング的な感じで作りました・
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
巨大で威力以外は、落第点・・ロマン汁が出まくりです😆
しかしデカイですね~😍同スケールのHi-νが居れば、これのヤバさが強調できますね😃
そうですね、自分も極端に割振ってバランス崩壊した機体って発展途上の表に出てこないものとか想像の翼を広げるのは楽しいと思います。
一応ジムのフィギュアがついています。
艦体最先端にデッカいZZの頭を載せるんだ!
フィギュアヘッドみたいに。
本来のZZの100倍デカい頭を据え付けてデコから発射!
普段は目からビーム!バルかぁん!!
口を開いて中からジムが…
と言うプランが全力で阻止された
と言う嘘のような本当に嘘な話が…無いw
どこかでそんな感じの同人系のコミックを見たような気がしますね。
ネタとして作るのはありかもしれませんね(笑)
実験なら、せめて「マゼラン級」でやりなさいよアナハイムさん!
て思わずツッコミ入れました(笑)
なかなか楽しかったです!
楽しんでいただけたのならとても幸いです。
どこまでも自分の妄想ですが楽しんでいただけたのならうれしいです。
しがないプラモ好きですが、頑張って作ったのでよかったら見て行ってください。
ブルーディスティニー正式採用予定機
妄想戦線 EXAMシステム搭載機の名称であるいわゆる「ブルー…
戦国アストレイ4刀流モード
妄想戦線 ガンプラ大会以後、ニルス・ニールセンは悩んでいた。…
ガンダムエリゴス・アラクネ
妄想戦線 序列15位、60の魔神軍団を統べる偉大なる侯爵、ラ…
ガンダムアストレイ・シルバーフレーム
妄想戦線 フレームの色違いのバリエーションがあるアストレイで…