【旧 1/100】フリーダムガンダム【筆塗り全塗装】

ZGMF-X10A　FREEDOM

　アニメ放送当時に発売されただけあり、その造形は大河原先生の描かれた原画を忠実に再現しています。フリーダムは人気機体であるがゆえに、”決定版” が十人十色のややこしいMSとなっています。リバイブされたHGCEも顔や盾が”コレジャナイ” だったり、MG ver.2.0もゴリゴリなアレンジで”コレジャナイ” だったりと、正解の無いパズルのような状態。

　たぶん少数派ですけど、自分が好きなのはやっぱりこの造形。やや面長な顔の造形が、思い出補正と相まってドンピシャです。

★旧HGはこちら→https://gumpla.jp/hg/2082713
カラーリングを劇中に寄せているので、HGも見て頂けたら嬉しいです

ー 舞い降りる剣 ー

  このシーンに脳を焼かれた同士は、数えきれないほどいるのでしょう。それほどに印象的なシーンでした。無双的な戦いを展開しつつも、アスランとの激闘以降、キラの心はボロボロな状態。その日一日をなんとか生き抜いている感が痛々しかったですね。

やめろっ…！僕を行かせてくれ！

　フリーダムをラクスから託された後、一番初めに使う武装がビームサーベルでした。とんでもないスピードですれ違いざまにジン2機を撃破し、仲間の待つアラスカへと向かいます。その途中、アスランの乗るシャトルとすれ違うシーンも、今後の二人に対する伏線のように思えて胸がアツくなります。

　フリーダムといえば二刀流のイメージが強いですね。プロヴィデンスを撃破したのはハルバードでしたし、ハルバードのイメージが定着していても良さそうなものですが、ハルバード＝アスランというイメージの方が定着していますね。

　まぁ、キラ君は二刀流でセイバーを粉々にする活躍も見せていますし、多少はね(笑)

MA-M20 ルプスビームライフル

　個人的にこの武装で印象的なのは、カメムｓ…フォビドゥンにビームを曲げられている場面。何かゆがんだ思い出(笑)

MMI-M15 クスィフィアスレール砲

　フリーダムの持つ印象的な武装の一つ。レールガンということもあり、フリーダムの持つ火力の中で”最速” なのは、このレールガンなのではないかと思っています。実弾装備なのも、渋カッコ良くて好きなんですよね。

　映画序盤でもライフリに登場したキラ君がレールガンを多用していて嬉しかったです。フルバーストしても、デストロイに最も早く着弾していたのは、このレールガンでしたね。

　キットとしても、1/100の意地を見せており、ちゃんと左右のグリップが引き出せます。この機能は、HGではオミットでした。ただ、このレールガンは素材がABS（グレー部分）です。可動部の塗装はあきらめたとはいえ、動かすとギチギチギチィッ…！と鈍く鳴きます。おっかねぇ…（汗）

M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲

　フリーダムのウイング内に装備された、大型のビーム砲。威力は、ストライクのアグニと同等らしいです。アグニ×２で、核動力で撃ちまくってくるとか怖すぎる。砂漠のバクゥも泣いて逃げ出すことでしょう。

必殺フルバースト！

　当然、このフリーダムはハイマット・フルバーストは出来ません(笑)
プラモの企画段階ではハイマット・フルバーストの設定は存在しなかったからです。しかし、アニメ製作中に「カッコいいから」という理由で設定が付け足されたために、プラモデルに反映させることが出来ませんでした。当時のバンダイ様の技術力的にも、可能だったかは分かりませんが。

　フリーダムガンダムの初期コンセプトは、フルバーストで戦線を乱し、ハイマットの高機動で敵機を薙ぎ払っていく、というものでした。なので、設定的にはこの状態で何の間違いもないのですが、様々な媒体でハイマット・フルバーストを見てしまうと、少し物足りなく感じてしまいますね。

　それでも…！守りたいフリーダムがあるんだ！と叫ぶくらいには、このフリーダムが好きです。当然、同じ造形である旧ＨＧのフリーダムも好きです。コレクションシリーズも好きです。

　最後までご覧いただき、ありがとうございました！本年もキャンプラを宜しくお願い致します！