旧キット1/144リゲルグ フル可動 〜勝手におまけだ！ツインキャノン味〜

さて今回のリゲルグ、元キットであるゲルググキャノンのパーツも一式付いている事、また以前に作ったジョニーライデンゲルググのキャノンパーツが余っていたこともあり、せっかくだから両肩キャノンにしたろ！

という安直な発想で、ツインキャノン仕様のリゲルグとしてみました。

名前はこれまた安直にリゲルグ・ツインキャノンってとこでしょうか 笑

〜以下テキトウな妄想設定〜

リゲルグのベースとなった大量のゲルググと同時にアクシズ内に長年死蔵されていたゲルググキャノン用バックパックのパーツを利用し、第一次ネオ・ジオン抗争当時のトレンドであった大火力を持たせるべく、現場レベルで改修されたリゲルグ。

時間、コスト共に余裕が無かったことからゲルググキャノンのビームキャノンを2つ、取り急ぎ繋げた急造品であるが、リゲルグ用の高出力ジェネレーターにより、元のビームキャノンより出力が30%程度増加しており、また安定した連射も可能となっている。

また、後方支援用であったゲルググキャノンに対し、前線での戦闘を意識し、ビームキャノンはフレキシブルに可動させることで広い射角を確保した上、不使用時は後方へ畳むことにより、白兵戦時の機動を阻害しない作りとなっていて使い勝手が増している。

以上の点から、元々機動力に優れたリゲルグに更なる火力を追加する事で、スピードと火力の両立という地味ながら堅実な強化が施された本機は、現場のパイロットからの評判も上々で、配備の要望も少なくなかったが、当時の情勢がそれを許さず、ごく少数が試作されたに留まった。

しかしながら、本機の稼働データの一部は、後に量産型キュベレイのアクティブカノンに転用されたとの説もある。

〜以上妄想終わり〜

ツインキャノンについては、妄想設定通り元のリゲルグのバックパックにまんまビームキャノンパーツをボールジョイントを介してポン付けしただけ、という安直な接続になりましたが、やっつけ感がなるべく出ないようにしたつもりです。

…まあ妄想設定は作ってから考えたので安直なポン付けで当たり前といえば当たり前なのですが 笑

ビームキャノンはボールジョイントの他、基部となっている円柱状のパーツが回転する仕組みとしたことでかなりフレキシブルに可動可能です。

きっと一部のエースパイロットは、背面とか下側にノールックショットとかキメてたに違いない。

あ、あと地味〜にミサイルポッドの開閉を再現してみました。地味〜に面倒な工作でしたね…

中身のミサイルは2.5mmプラ丸棒を短く切り出したもの。

そしてフル可動作品、というわけで元キットから可動範囲は大幅に拡大させました！

これまで作った作品のノウハウを集約できたかな？と思ってます！

元キットから唯一変えていないのが肩周りの可動構造。元キットでは、ゲルググ系キットの課題(？)であるジャバラの構造がしっかりと取り入れられてるうえ、可動範囲にも優れる大変素晴らしい構造であったため、こちらは後ハメ化するだけに留めました。

旧キットのゲルググキャノンやリゲルグをこれから作る人、是非こちらに注目してみてください！ちょっと感動しますよ〜

そして本作で試みたのが、最近のキットで見かけるようになった、装甲の一部が可動に連動して動く構造。膝でやってみました！これまで見た目を犠牲に可動範囲を拡大させてきたのですが、この構造で見た目も両立可能です！

そのカラクリがこちら。

膝関節パーツに、膝裏の装甲をプラ棒を介してくっつけただけなのさ〜(プラ棒は見えにくいように黒く塗りつぶしてます)

単純な構造ですが、思いの外効果的でした！

ではブンドドといきましょう！

ビームライフル発射のポーズもダイナミックに決まります！

続いてツインビームキャノン発射！！

股関節周りが柔軟に動くため、立て膝も無理なく決まります！

白兵戦にはビームランサー！

元キットではバックパックに接着するものでしたが、設定通り付け外し可能とし、他キットのサーベルエフェクトをつけられるようにしました。

まずはこれで二刀流！そして…

つなげてビームナギナタに！

こちらも勿論出来るように取り付け軸を設けました。

…しかしこうして構えてると、ZZと同時期に放映していた某時空戦士が頭をよぎるなあ 笑

一通り紹介したあとはオマケ要素。

冒頭でも説明した通り、このキットは単品でも色々遊べるキットなのです！リゲルグで未使用のパーツと、過去作ったジョニゲルで余ったシールドを使えば…

ご覧の通り、リファイン前のゲルググにする事も可能！

当時はむしろゲルググとして作った方も多かったのではなかろうか。

そしてオマケ要素その2。

実は本作、隠し要素としてバックパック端部のパーツを取り外し出来るようになっており、これを外すと3mm穴が露出。これに適当なボールジョイントを噛ませてあれやこれやいじると〜…

最近登場のゲルググウェルテクス！

…もどきも作れます！武器とか設定とは違いますので、あくまでモドキですが。

しかしながら、一応本キットだけでここまでは作れますので旧キットでウェルテクスにチャレンジするのもいいかもですよ！

最後に製作中の画像を。

太ももを幅増し、腹部を延長、肩アーマーをいかり肩に出来るように角度変更(ゲルググ用のものも同様)した以外、キットの形状は特にいじってません。それだけ優秀なキットなんですな〜

2025/12/13　追記

山口県山口市にあります、オキモケイさんに本作を置かせて頂きました！多分、1〜2ヶ月くらいかと。

お近くにお住まいの方、よろしければ見てやってください！！