‪“Speed Rat”‬ YMA-06『BIGRO』
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‪“Speed Rat”‬ YMA-06『BIGRO』

“Speed Rat”‬ YMA-06『BIGRO』はジオン公国軍が最初に実用化した宇宙戦用MA「BIGRO」の初期生産型14機うち、次期MA開発用にテストタイプとして、グラナダのEES (Engineering Experiment Station)に数機送られたうちの1機である。 「BIGRO」の開発は北米のキャリフォルニアベースで行われ実用試験の終了後、初期型14機が生産され本国に送られた。形式ナンバーは「MA-05」とされア・バオア・クー等に数機が実戦配備された。

それとは別に次期MA開発用にテストタイプとされた機体は「YMA-06」などのいくつかの仮ナンバーが与えられ数機がグラナダEESでの各種実験に用いられ、MAへのサイコミュ搭載や固定武装の強化やビーム兵器の追加搭載など様々なテストが行われた。

本機は『SPEED RAT』と呼称され、最高速度がマッハ10に達する為にコクピットの形状を見直され対G軽減システムを搭載。これは搭乗したパイロットの多くに「G-LOC」の症状(体内の血液が脳に回らなくなり次第に視野が狭くなる)が現れ操縦に支障を来たす恐れが出た為である。もちろん耐性のあるパイロットが優先して追加訓練を受けた訳だが、それでもBIGROの加速度に耐えるのは並大抵の事ではなかった。この時の最高重力加速度(G)は非公開である。

武装は、通常武装の機首メガ粒子砲、4連装ミサイルランチャーはそのままに、両腕部のアーム、クローの強化、両アーム主軸内へのビーム兵器搭載、近接用の75mmガトリング砲を追加装備させた即時戦闘用の武装強化型としてテストされた。

両アームに追加されたメガ粒子砲はMIP社とALBERT社の共同開発で、ゲルググ用に開発を進めていたビームライフルの収束機を大型化しジェネレーターに直結させたものである。アームの主軸は高強度の4重構造となっており収束機は最大限に大型化しパワーと有効射程を伸ばしている。これはBIGROのジェネレーター出力が17,800kWと開発時としては破格のスペックだったことが要因に挙げられる。また腕部下部に取り付けられた75mmガトリング砲は水平方向に360度回転、下方に仰角20度を可動範囲とし、その火器管制はオートで行える。アクティブ時は接近する物体を自動識別し攻撃を加える。もちろんマニュアルでも使用可能でその際はアイリンクによるサイティングが可能である。しかしながら近接戦闘用というよりは、超高速巡航時のデブリ破壊用としての役割の方が大きい。4連装ミサイルランチャーに“フタ”がついているのは超高速巡航の際に細かなデブリ等が直接弾頭に接触しない為の安全装置である。その脇にある穴は試作のVLS(Vertical Launching System)を搭載した為のホットローチンのガスの排気口である。また、初期型で発生した高速巡航中の発射トラブルも、VLSを搭載した事でトラブルを解消。それによるミサイル本体の小型化と装弾数の拡大に成功している。

また、上部側面にある姿勢制御用スラスターは固定式から可動式にアップデートされ、腕部とリンクしたAMBACシステムとなっている。スラスター後部にはハニカム構造のレーダープレートが装着されている。これは、元々BIGROのセンサー有効半径が111,000mと広く、当時のMSのセンサー有効半径が3000~6000m程という事を考えるとかなりの高性能センサーの為、さらにこのレーダープレートを使い収集したデータをレーザー回線を使い見方機とデータリンクする事でミノフスキー粒子散布下でも敵機の所在を明らかにし早期警戒管制が行えるという「ミノフスキー粒子散布時データリンクシステム」のテストである。会戦当初よりザク強行偵察方やザクフリッパーといった情報収集機で一定の成果を上げていた事で、こういった装備も単機での航続距離の長いMAのテスト項目に入る事となった。 『SPEED RAT』は開発担当のスタッフがこの機体につけたコードネームである。

外観のAMBACスラスターがネズミの耳に見えた事からつけられたとされているが、「マウス」ではなく「ラット」としたのは「マウス」が小型のネズミを表すのに対し「ラット」は大型のネズミを表す為である。機体カラーがロービジリティーの“ネズミ色”だった事もそう呼ばれる理由だった。しかし表記に関しては「BIGRO」とされ公式だったかどうかは分かっていない。

なお、この記録はUC.0082、ジオニック社を吸収したアナハイム・エレクトロニクス社が、一年戦争中の自社、他社の過去の資料や文献の調査を実施、調査の中でこれまで未確認だったMS、MA等の存在や戦果をを公表していくプロジェクトの中、MIP社の資料と共に発見された・・・。

機首メガ粒子砲、4連装ミサイルランチャー、上部側面姿勢制御用スラスター、アーム各部分、クローは可動式にしました。

機首メガ粒子砲は、引出し展開する構造です。

4連装ミサイルランチャーは、VLS発射式とし、各発射口の蓋は独立して展開する。

左右クローは可動式、センターの軸にはビーム発射口を設定。

各部分ディテール、スジ彫りを追加し、モノアイ電飾のスイッチはバックプレートに配置しました。

Granada EES (Engineering Experiment Station) 等のデカールは自作。

形式ナンバーはテスト機に割り当てられた「YMA-06」としました。

機体下部にはウェポンベイが搭載されている。

まずこんなアウトラインを制作し、一回り大きく設定しました。

モノアイは軸を立てて可動するようにしました。

モノアイはチップLEDをUVレジンで固めています。

機体基部はユニット化し、モノアイ電飾用の電池BOXを搭載しています。

アーム部分はモビルハロの腕を移植。全体のバランスを見ながら長さなどを決め加工しました。

4連装ミサイルランチャーは、最初ハッチ開閉をオミットしていましたが、機首メガ粒子砲を可動式に変更した事でこちらも開閉式に変更しました。

機体カラーはロービジ採用し、グレーを2色使いステルス感を出しました。

今回使ったデカールはイラストレーターで自作し印刷したモノを使いました。

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旧キットビグロです!

コメント6件

  1. Zoo 1週間前
    • @October_0079 6日前
  2. 4039 1週間前
    • @October_0079 6日前
  3. Tulsa_Birbhum 1週間前
    • @October_0079 6日前

宇宙世紀モノが大好物! ファースト〜ナラティブまでがメインで、世界観を大事にし、設定重視で製作しています!作風を固定せず様々な手法に挑戦しています。宇宙世紀の隙間を埋める作品を作っていきたいです!どうぞよろしくお願いします。

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