これですよ!懐かしの1色成型。でもファースト世代ならご存じでしょうが、これは最初期キットではないんだよね。最初期のものはモールドなんて入ってないし、脛~足首はパーツが繋がっていたし、肩の付け根は接着固定するという、およそ可動やポージングなどという事は考えられてなかったのです。
なんでも、1/60キットのデザインを縮小したものだとか。どおりでちょこちょことモールドがあるわけだ。
試してみたかったのは、ランナーパテ。FGだけあって四肢もヘッドもボディも、ほぼすべてに合わせ目が出る。そして1色成型。ならばやってみようじゃないか、と。
面白いほどうまくいった。最終1000番で水磨ぎしてこのとおりのツヤ。成型色仕上げならこれはいい技ですね。
脚の側面とボディの合わせ目は段モールドに。
工作は合わせ目消しくらいで、関節の後ハメ加工なし、ボールジョイント化なし。形状変更なし。
他に、ヘッドの動力パイプはインストどおりだと可動域を殺すので、あえて左右を逆、さらに表裏を逆に取り付けた。(どうせ気づかれないだろうという算段)
デカールはあちこちから流用+自作。
あとは部分塗装。
ボディ:レッド(クレオス114)+つや消しブラック(同33)で適当に調色。
バックパック:あずき色(同81)
バーニア:外/クロームシルバー(同211・磨き)、内/チタンゴールド(タミヤLP62)
動力パイプ:※ここはアレンジで。アイアン(クレオス212・磨き)
グレー部分:エクストラダークシーグレー(同333)
マシンガン:ガンクローム(同104)+つや消しブラック(同33)で適当に調色。
スミ入れはタミヤのスミ入れのブラック、PIGMA003黒(サクラクレパスの耐水性ペン)←コピックモデラー0.02に匹敵します。
ウェザリングマスターのススとシルバーで汚し。
最後につや消しトップコート。
まあまあ汚したのに、写真では全然わからないなあ。まあでも手に取ってみれば十分認識できるからいいか。人にあげるものだし。
マシンガンのスコープ前後に、ラピーテープ下地にHアイズ赤・緑を。モノアイは赤のラピーを使ったら濃いめのピンクに見えてよかった。
進呈して、手にしたら大変感激してくれたのでホッとしました。特にバーニア下の腰アーマーのスス汚れにいたく感動したそうで。プラモをまったく知らないズブの素人さんにはツボる要素なのかな(笑)
ともあれ、ランナーパテによる合わせ目消しの練習台としても、プレゼントとしてもうまくいって一石二鳥でした。
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