ギャン

ガンスタの皆様、お久し振りでございます。わたくし、聖ｱﾅﾊｲﾑ女学院に通います ﾒｲﾌｨｱ･ﾌｫﾝ･ﾛｰﾄﾙと申します。

今回はわたくしのお父様が作品のひとつをお仕舞いになられると聞いて、その前にガンスタ御友人の皆様に見ていただこうかとお借りいたしましたのよ♪

ずいぶんと古い作品だから皆様のお目汚しになるのでは…などとお父様は仰られたのですが、わたくしといたしましては箱詰めされてしまうと２度と見ることが無いような気がいたしましたので、ご無理を申してお借りしましたの。

お父様が仰るには、全て筆塗りでﾊﾞｰﾆｱ等わずかの流用ﾊﾟｰﾂ以外の部品は ほぼキットのもので、あとはプラ材等だそうですわ。

何を仰られているのか、わたくしには さっぱりですわ。

あとは…え～と、台座はビネットにもせず、懐かしいカセットテープのケースをそのまま色を塗っただけの手抜きなのだそうですけれど、相変わらず何を仰られているのかわかりませんわ。お父様が遠くに感じてしまいます……

あぁ、そうそう！“この作品にマ・クベは付いておりません”だそうですわ。

これだけは必ず皆様にお伝えするようにお父様からきつく言われておりましたの。

これでお父様からお借りしたギャンのお披露目はお仕舞いにいたします。

皆様、晩夏らしからぬ雨模様の日々が続きますが、お体御自愛いただきますよう健やかに参りましょう♪

では、ごきげんよう。