ドラッツェ(半分青い(笑))

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台風やら墓参りやら腰痛やらで少々時間が出来ましたので、マウンテンサイクルから放置キットを完成させて ご無沙汰ぶりの投稿です。

また勝手な考察で中二病発症してます。優しくうなづいてくだされば幸いですm(__)m

消耗戦となった地上進攻のためにルウム戦役やブリティッシュ作戦での消耗した宇宙戦力の補填がままならなくなったジオン宇宙軍は、簡易量産機として“フォルクスイェーガー(国民戦闘機)計画”をたちあげた。製造コストと期間を低く抑え、宇宙戦力の穴埋めに充てるべく各企業にコンペ形式による開発要項を打診した。

消耗戦となった地上進攻のためにルウム戦役やブリティッシュ作戦での消耗した宇宙戦力の補填がままならなくなったジオン宇宙軍は、簡易量産機として“フォルクスイェーガー(国民戦闘機)計画”をたちあげた。

製造コストと期間を低く抑え、宇宙戦力の穴埋めに充てるべく各企業にコンペ形式による開発要項を打診した。

既存の技術と資材を使い短期間で製造可能なものとして選別されたのが、装輪式車体にトーチカと腕部を搭載したもの。融合炉を使わない武装宇宙ポッド。そしてザク系部材を利用した本機の3機種であった。最終選考で軍部がMSではないとして前者2種は却下されたが、装輪式のものはペズンにてギガンの叩き台に、宇宙ポッドは後にオッゴとして結実している。

既存の技術と資材を使い短期間で製造可能なものとして選別されたのが、装輪式車体にトーチカと腕部を搭載したもの。

融合炉を使わない武装宇宙ポッド。

そしてザク系部材を利用した本機の3機種であった。

最終選考で軍部がMSではないとして前者2種は却下されたが、装輪式のものはペズンにてギガンの叩き台に、宇宙ポッドは後にオッゴとして結実している。

ドラッツェの形式名称は本来、YMS-18『ドラ』であったがMS-18E計画等のため新たにYMS-21のナンバーをあたえられた。本機の最大の特徴は脚部をプロペラントタンクを兼ねたブースターとしたことだろう。加えて新規製作ヵ所はこのブースターと頭部、アームガンのみで、後はザク躯体にガトルのブースターを背部に、ジッコの推進器を肩部に流用している。新規部分にしても それがマストではなく、腕部/頭部ともザクのままでも何ら問題はない。中には腕部にグフのフィンガーランチャーを取り付けた機体や新部材装備の『ドラ』にザクの脚部を取り付けた計画的には本末転倒なものも確認されている。インターセプターとしての性格を全面に押し出した設計は多いに期待され、余剰となっていたザク系部材や修理のために戻された機体の中から大きな損傷のものが『ドラ』の一定数が揃うまで利用された。更に06Fの製造ラインがF2のものへと転換されていたために新鋭機であるそれも率先して製造スケジュールに組み込まれた。こちらは月産機数の半分を『ドラ』に充てよと言う命令まであったと言う。確かに統合整備計画で新基軸のザクFZ(従来のザクとは部材の互換性が殆ど無い)が開発され、さらに新鋭のF2型とは言え連邦MSに対しての優位性はもはや無く、かと言って数の上では実質的な主力機である為に生産を止めるわけにはいかない。そんな状況においてザクの有効活用としては本機への転換はあながち間違いではないだろう。研究者の中には本機を“ザク折衷型”と呼ぶ者もいる。

ドラッツェの形式名称は本来、YMS-18『ドラ』であったがMS-18E計画等のため新たにYMS-21のナンバーをあたえられた。

本機の最大の特徴は脚部をプロペラントタンクを兼ねたブースターとしたことだろう。

加えて新規製作ヵ所はこのブースターと頭部、アームガンのみで、後はザク躯体にガトルのブースターを背部に、ジッコの推進器を肩部に流用している。

新規部分にしても それがマストではなく、腕部/頭部ともザクのままでも何ら問題はない。

中には腕部にグフのフィンガーランチャーを取り付けた機体や新部材装備の『ドラ』にザクの脚部を取り付けた計画的には本末転倒なものも確認されている。

インターセプターとしての性格を全面に押し出した設計は多いに期待され、余剰となっていたザク系部材や修理のために戻された機体の中から大きな損傷のものが『ドラ』の一定数が揃うまで利用された。

更に06Fの製造ラインがF2のものへと転換されていたために新鋭機であるそれも率先して製造スケジュールに組み込まれた。

こちらは月産機数の半分を『ドラ』に充てよと言う命令まであったと言う。

確かに統合整備計画で新基軸のザクFZ(従来のザクとは部材の互換性が殆ど無い)が開発され、さらに新鋭のF2型とは言え連邦MSに対しての優位性はもはや無く、かと言って数の上では実質的な主力機である為に生産を止めるわけにはいかない。

そんな状況においてザクの有効活用としては本機への転換はあながち間違いではないだろう。研究者の中には本機を“ザク折衷型”と呼ぶ者もいる。

完成した機体は大きく分けて05系躯体、06F系躯体、06F2躯体の3機種になり、受注発注やデータ管理、整備上の都合から05系躯体をA型「ドライン」。06F系とその派生型躯体をB型「ドラーヴ」。06F2系躯体をC型「ドラッツェ」呼称し分類した。こちらは新規生産となるため一番数が多い。兵士の間ではどれも区分け無く『ドラ』または『ドラッツェ』と呼ばれていたらしい。

完成した機体は大きく分けて05系躯体、06F系躯体、06F2躯体の3機種になり、受注発注やデータ管理、整備上の都合から05系躯体をA型「ドライン」。

06F系とその派生型躯体をB型「ドラーヴ」。

06F2系躯体をC型「ドラッツェ」呼称し分類した。こちらは新規生産となるため一番数が多い。

兵士の間ではどれも区分け無く『ドラ』または『ドラッツェ』と呼ばれていたらしい。

本機は前述した構造的特性から、武装の換装が容易でザクの携行武装は無論、アームガンの種類もいくつか(と言っても現場都合のものだが)ある。一応、腕があるので格闘は可能だが想定はされていない。ゆえにヒートホーク等の暫撃装備は携行しないのが基本である。紹介している機体も部隊内改造されており、右腕はザクのままでマガジンをドラム式にしたザクマシンガンを持ち、左腕アームガンを155ミリ砲に変えてある。この砲は携行弾数が20(+1)発と少なく、連射性能も低いものの炸薬量が比較的多く破砕力が高いため、対艦用として活用されている。また、一撃離脱の時や追跡機の牽制用にプロペラントブースター側面にフットミサイルポッドを一基づつマウントしている。

本機は前述した構造的特性から、武装の換装が容易でザクの携行武装は無論、アームガンの種類もいくつか(と言っても現場都合のものだが)ある。

一応、腕があるので格闘は可能だが想定はされていない。ゆえにヒートホーク等の暫撃装備は携行しないのが基本である。

紹介している機体も部隊内改造されており、右腕はザクのままでマガジンをドラム式にしたザクマシンガンを持ち、左腕アームガンを155ミリ砲に変えてある。

この砲は携行弾数が20(+1)発と少なく、連射性能も低いものの炸薬量が比較的多く破砕力が高いため、対艦用として活用されている。

また、一撃離脱の時や追跡機の牽制用にプロペラントブースター側面にフットミサイルポッドを一基づつマウントしている。

『ドラ』用に新造された頭部は高速戦闘に特化したもので、一部の機体にはゾックで試されたモノアイの高速移動機構が搭載されている。通常のMSよりも機体各所にカメラやセンサーが増設されているが、これ等は官民で大量流通しているものなので特筆すべき特徴はない。

『ドラ』用に新造された頭部は高速戦闘に特化したもので、一部の機体にはゾックで試されたモノアイの高速移動機構が搭載されている。

通常のMSよりも機体各所にカメラやセンサーが増設されているが、これ等は官民で大量流通しているものなので特筆すべき特徴はない。

大出力での迎撃高速戦闘を主眼に設計された『ドラ』は、当然ながら継戦時間は短い。それゆえ、帰還後は各ブースターを交換という方法で出撃回数を稼いでいる。脚部ブースターはそのプロペラントに熱を移せるので大きな問題はないが、背部ブースターはもともと冷却システムが簡素なものであったため、配備が始まってからではあるがスタビライザーを兼ねた放熱板が追加されている。

大出力での迎撃高速戦闘を主眼に設計された『ドラ』は、当然ながら継戦時間は短い。

それゆえ、帰還後は各ブースターを交換という方法で出撃回数を稼いでいる。

脚部ブースターはそのプロペラントに熱を移せるので大きな問題はないが、背部ブースターはもともと冷却システムが簡素なものであったため、配備が始まってからではあるがスタビライザーを兼ねた放熱板が追加されている。

ザク躯体を流用したインターセプターとしてフォルクスイェーガーの構想に合致した本機であったが、軍部の確執から主に本国防衛に温存され、ア・バオア・クーの決戦などでは投入機数はすくなかった。この脚部プロペラントブースターシステムはドムを躯体とした発展型が誕生したり、戦後多く見られるシュツルムブースター的な装備の礎となったことは想像に難くないまた、後にデラーズフリートや、アクシズが本機を使用している。戦後型と言われる これ等は簡易的な暫撃装備を施され、特にデラーズフリートでは何処から用立て出来たのか謎だが(民間運輸の偽装でアクシズからと言う見解もあるが定かではない)大量のC型『ドラッツェ』を運用した。アクシズのものはデラーズフリートの残機と当時、本国に温存されていたものの混成であろう。本機のシステムはあの『ザクレロ』から新式装備を外しMSサイズに落とし込んだものと見る目もある。なるほど『ザクレロ』は対MS用小型MAとして開発されたので、この意見は的を得ているのかも知れない。だが、拡散ビームという新兵器搭載と潤沢な資金、時間を投入された『ザクレロ』に対して『ドラ』はその間逆。それらが同じかと言えば甚だ疑わしく思うのもまた事実だ。時代に沿ったという意味で『ドラ』は間違いなく優秀な機種であったことは言うまでもないだろう。

ザク躯体を流用したインターセプターとしてフォルクスイェーガーの構想に合致した本機であったが、軍部の確執から主に本国防衛に温存され、ア・バオア・クーの決戦などでは投入機数はすくなかった。

この脚部プロペラントブースターシステムはドムを躯体とした発展型が誕生したり、戦後多く見られるシュツルムブースター的な装備の礎となったことは想像に難くない

また、後にデラーズフリートや、アクシズが本機を使用している。

戦後型と言われる これ等は簡易的な暫撃装備を施され、特にデラーズフリートでは何処から用立て出来たのか謎だが(民間運輸の偽装でアクシズからと言う見解もあるが定かではない)大量のC型『ドラッツェ』を運用した。

アクシズのものはデラーズフリートの残機と当時、本国に温存されていたものの混成であろう。

本機のシステムはあの『ザクレロ』から新式装備を外しMSサイズに落とし込んだものと見る目もある。

なるほど『ザクレロ』は対MS用小型MAとして開発されたので、この意見は的を得ているのかも知れない。

だが、拡散ビームという新兵器搭載と潤沢な資金、時間を投入された『ザクレロ』に対して『ドラ』はその間逆。

それらが同じかと言えば甚だ疑わしく思うのもまた事実だ。

時代に沿ったという意味で『ドラ』は間違いなく優秀な機種であったことは言うまでもないだろう。

ゆけ!キャ〇ャーンを破壊するのだ!ヤルッツェ、ドラッツェン!!

コメント

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  1. また独創的な機体ですね✨確かに宇宙空間では脚が必要無くて延長プロペラントタンクで充分ですね^ ^ 設定が凄くて、しれっと書かれた、155ミリ砲の携行弾数がマガジンラック収容20発にプラス1発は機関内装填と、現場さながらの設定に納得です^ ^ノ

    • ありがとうございます。
      アームガンの細かな文言に気づいてもらえて嬉しいです。
      やっぱり少しはリアルな事柄を挟んだ方が俺設定って面白くなると思います。
      ドラッツェの脚ブースターの発想は後々、αアジールやネオジオングに受け継がれたのかもです。

  2. Zoo 1年前

    お久しぶりです。
    相変わらず説得力のある細かな設定と、ミリタリー感あふれる作品の出来栄え、素晴らしいです!
    ドラッツェという機体チョイスも渋くて最高ですね!!
    私事ですが、明日の14時までに「赤い機体 / 青い機体」をひとつずつ投稿したいと思っています。
    「赤い機体」の方は間に合うかギリギリで作業をしていますが、よろしければまた覗きに来てください。

    • ありがとうございます。
      ヘンテコMSに自分なりの説得力をもたせてみました。
      手軽なキットでしたが完成後は飾るのに難儀してます(笑)

  3. 17hh70 1年前

    「他の2つがMSでないため却下」が、確かにそんな判断するかも!と思っちゃいました!!

  4. いつもの丁寧な仕上がり…
    素晴らしいです♪

  5. 国民戦闘機計画!
    配色濃厚!(笑)

  6. ape100 1年前

    お久しぶりです。
    完成おめでとうございます。
    ストーリー読みながら見てるとMSイグルーのように感じながら読んでました。😄

    • ありがとうございます!
      イグルーはオフシャルの勝手きわまりない後付け設定っぽくないので私も好きです。
      なのでオッゴも絡めてみました。

    • お久し振りのありがとうございます♪
      83を見た時からドラッツェの存在意義があやふやに思ってましたので今回、勝手な妄想で自分にケリをつけました(笑)

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