ガンダムMk-Ⅱアナハイムエレクトロニクス コンペデザインモデル

UC0085年6月、地球連邦軍特殊精鋭部隊「ティターンズ」向けのフラッグシップMS開発計画がジャミトフ提督より発表され、地球連邦系MS企業の他に旧ジオン系MS企業数社とアナハイムエレクトロニクスが開発コンペに参加することになった。

3回行われた仕様コンペにより地球連邦系企業以外はジオニックとアナハイムが残り、第四回コンペは3社によるガンダムMk-Ⅱのデザインモデル発表となった。
ティターンズ側が各社に指示したのは以下であった
・1/48スケールの3Dプリンタモデル（無可動）であること（3Dデータは別で納めること）
・提供する円柱型ケースに納められること
・右肩に地球連邦軍及びティターンズの英名、左肩にティターンズ部隊章のデカールを貼ること（デカールはティターンズより配布）
・機体の配色は紺色、グレー色を基調とする
・ビームライフル、シールドなどの装備は不要とする（本体収納バルカン採用は任意）
・RX-78らしさを全面に出すこと（モノアイ、スパイクアーマ、流体チューブ保護パイプなどジオン系MS技術、装備禁止）

各社の3Dモデルが専用ケース内に納められ、地球連邦軍上層部、ティターンズ関係者、開発局技術者による審査後投票が行われた。
結果、地球連邦軍系企業タキム重工MSへの投票が大多数となりアナハイムは敗退となった。

アナハイムは敗れたものの、このコンペは最初から地球連邦軍系企業による開発が決定しており、一年戦争の英雄であったホワイトベース隊のガンダムを宇宙企業に作らせるつもりは全く無かった。
しかし、アナハイムデザインのガンダムMk-Ⅱは開発局には好評であり、整備性や拡張性は後のMS開発にフィードバックされるきっかけとなった。
皮肉なことに本コンペは失われたGPシリーズの基本性能の良さを立証することになった。
その後、エウーゴによって強奪されたマークⅡはアナハイムによるメンテ及び改修により、ティターンズ版マークⅡより性能が数段アップとなった。

お察しの通り、本作は横浜ガンダム1/200です。
最初は合わせ目消してがっつりトリコロール塗装しようと思いましたが、あまりの小ささに合わせ目消しも塗装も断念。
ということで、もしもアナハイムがマークⅡを作ったらという妄想モデルが出来上がりました。
エアクラフトグレーとミディアムブルーのロービジ塗装と墨入れで落ち着いた感じに仕上がりました。
デカールはガンダムデカールの1／144スケールを貼りましたが、それでもちょっとオーバーサイズですね。
右胸の「02」はアナハイムのコンペエントリナンバーということにして下さい。
小さいながらも良くできているモデルでほとんど無可動ですが、新規格の1/200モデルを立ち上げてザクやドムなど一年戦争MSを出して欲しいです。

これが入場料代に含まれてるとは・・・。
凄い時代だ( ´∀｀)