初めて電装に挑戦し、1608サイズのチップLEDを使用して、模型に発光ギミックを組み込んでみました。
今回は「発光させること」自体を目的としていたため、キットは未塗装の状態で仕上げています。
また、墨入れについても、特に強調したい箇所が見当たらなかったため、今回は行っていません。
使用したLEDは白色のみです。
キットに使用されている赤のクリアパーツを透過させることで、自然かつ落ち着いた発光表現が得られました。
白色LEDを通したことで、赤い部分が内部からほんのりと光り、模型全体に上品なアクセントが加わったように感じます。
ただ、実際に点灯させてみると、光の加減によっては目元の黄色い塗装部分がやや目立ちにくくなってしまうこともありました。
赤いクリアパーツ全体が明るく光ることで、細部の色味がやや埋もれてしまう印象です。
このあたりは、発光の強さやLEDの配置を工夫することで、今後改善できそうです。
組み込み作業そのものは、限られたスペースでの配線引き回しがやや難しく感じましたが、完成後に光が灯る瞬間は格別でした。
いつものガンプラが、ほんの少し“特別な存在”に見える瞬間です。
LEDを使った電装は、難しそうに見えて、意外と手が届く楽しみ方。
今回のようなシンプルな構成でも、十分に満足感のある仕上がりになります。
素組み、未発光状態。
シールドの面発光に失敗したところです。十字がなければもう少し上まで光ってくれたのでしょうが、思うように面発光らせれませんでした。追々色々な実験をしてみようと思います。
ポーズ無し、棒立ちの状態だと撮影センスがイマイチなので映えないですね。
あらやだ。股関節の稼働範囲狭い・・・
1608サイズのチップ部品につきましては、はんだ付けの際に片側をピンセットなどで軽く押さえ、フラックスをやや多めに塗布することで、想像しているほど難しくなく取り付けることが可能です。
また、組み込み時には、配線を垂直にするか水平にするかを事前に検討してからはんだ付けを行うことで、後工程がスムーズになります。
LEDについては、ある程度の力が加わっても、チップ抵抗のように端子が外れてしまう心配が少なく、安心して作業を進めることができます。
片側を先に固定すれば、もう一方のはんだ付けも比較的容易で、スムーズに仕上げることができます。
なお、チップ部品が完全に固定されていない状態で作業を行うと、はんだごてに部品が吸い寄せられてしまうことがあるため、最初にしっかり位置を安定させておくことが重要です。
LEDの組み込みはホットボンドを使ったり、瞬間接着剤をつかったり状況によります。あとは適当に空いてるところを這わせてLEDコントローラーへ接続でLED実装完了です。全塗が先か、LED実装が先か。。。
LEDコントローラーはTANI-Lab製のTLP-LM01です。Type-Cから給電して16chまで調光が可能な優れもの。今回はyoutubeへの動画投稿を兼ねて回転テーブル用にモバイルバッテリーに接続しています。有線になってしまいますが、電池切れで困ることもなく、ACアダプタの電源投入で飾っているガンプラも一斉に発光なんて演出も可能かと。調光可能なのでLED実装したけど爆光で困ることもありません。自分の好きな光量に調整可能です。保護抵抗が標準で搭載されているのでAmazonでケーブル実装済のチップLEDをそのまま直結で使えます。
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趣味に走ってしまったガンプラ、電装されたガンプラについて紹介。
あまり器用な方ではないのでオリジナリティに富んだ作品は作る自信がありません。
当たり障りない程度に投稿していきます。