清水式でザクプラくんを塗ってみたの巻

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今回は、Hobby JAPAN誌上で何回も取り上げられている

筆塗りの超絶技巧である「清水式筆塗り」を駆使してザクプラくんを筆塗りした努力の軌跡を紹介する。

時は筆塗りの時代なのかどうかは分からないが初心者にも優しいとされる「清水式筆塗り」が筆塗り界隈では群を抜いていると言っても良いであろう。さて、この「清水式筆塗り」にはメソッドがあるので、以下に簡単に紹介していく。①下地塗装②1色目の塗装③2色目の塗装④仕上げ以上である。では、これらを押さえれば、本当に清水圭氏のように重厚感溢れる筆塗り表現が出来るのか。結論を先に述べよう。─────出来ない。 そう、出来ないのだ。詳しい理由は後にして、先ずは完成品をご覧頂きたい。

時は筆塗りの時代なのかどうかは分からないが

初心者にも優しいとされる「清水式筆塗り」が

筆塗り界隈では群を抜いていると言っても良いであろう。

さて、この「清水式筆塗り」にはメソッドがあるので、以下に簡単に紹介していく。

①下地塗装

②1色目の塗装

③2色目の塗装

④仕上げ

以上である。

では、これらを押さえれば、本当に清水圭氏のように重厚感溢れる筆塗り表現が出来るのか。

結論を先に述べよう。

─────出来ない。

 

そう、出来ないのだ。

詳しい理由は後にして、先ずは完成品をご覧頂きたい。

清水式でザクプラくんを塗ってみたの巻–3枚目/制作者:@ウソつきカモメ
モノアイはアニメをイメージしてピンクグラデーションにしてみた。

モノアイはアニメをイメージして

ピンクグラデーションにしてみた。

清水式でザクプラくんを塗ってみたの巻–5枚目/制作者:@ウソつきカモメ
清水式で塗ったことで色合いが複雑になり良い具合になった。

清水式で塗ったことで色合いが複雑になり

良い具合になった。

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次は、いよいよ製作過程の紹介である。

所謂、素組みの状態。このままで、サイコーにキャワイイのだ(zaku-kao6)

所謂、素組みの状態。

このままで、サイコーにキャワイイのだ(zaku-kao6)

下地塗りだが、あの有名な「メカサフ ヘヴィ」は持ち合わせていないし、買うつもりもない。清水式では、「メカサフ ヘヴィ」が推奨されてはいるが、無いものは仕様がない。(買っても良いが、用途が限定されるのでなかなか買えずにいるのが現状なのである)とにかく、濃いグレーで塗れば良いのではと安易な思考のもと、水性ホビーカラーのH32ダークグレーの瓶を手に取って、筆で塗ってみた結果がこの画像のザクプラくんなのだ。

下地塗りだが、あの有名な「メカサフ ヘヴィ」は持ち合わせていないし、買うつもりもない。

清水式では、「メカサフ ヘヴィ」が推奨されてはいるが、無いものは仕様がない。

(買っても良いが、用途が限定されるので

なかなか買えずにいるのが現状なのである)

とにかく、濃いグレーで塗れば良いのではと

安易な思考のもと、水性ホビーカラーのH32ダークグレーの瓶を手に取って、筆で塗ってみた結果がこの画像のザクプラくんなのだ。

1色目は暗い色のカラーで塗り、2色目は明るいカラーで重ね塗りをした。塗料は、いずれも薄くして重ねていくのが大事。

1色目は暗い色のカラーで塗り、2色目は明るいカラーで重ね塗りをした。

塗料は、いずれも薄くして重ねていくのが大事。

筆塗りを終えて、トップコートをした状態。ウォッシングはこれから。

筆塗りを終えて、トップコートをした状態。

ウォッシングはこれから。

全てを終えてみると、筆塗りをする時の塗料の薄め方や筆の動かし方等で、全く違う仕上がりになるので、大変気を遣う工程だった。ムラを気にせずに塗って、チャンとしなくても雰囲気のある良い仕上がりになるので、塗っていて楽しかった。最終工程のウォッシングで、トーンも落ち着くので、納得の行くまでウォッシングはした方が良い。 さてさて。それでは冒頭で述べた、清水式で上手く塗れなかった理由を書いていこうと思う。①塗料の調整が上手く行かなかった(薄くなかった等々)。②筆に含ませる塗料のコントロールが上手く行かなかった。私の根本的な技量不足の他に、理由を挙げるとすれば、以上の2点が考えられる。 それでもウォッシングを終えてみると、それなりになったのではと思う。 

全てを終えてみると、筆塗りをする時の塗料の薄め方や筆の動かし方等で、全く違う仕上がりになるので、大変気を遣う工程だった。

ムラを気にせずに塗って、チャンとしなくても雰囲気のある良い仕上がりになるので、塗っていて楽しかった。

最終工程のウォッシングで、トーンも落ち着くので、納得の行くまでウォッシングはした方が良い。

 

さてさて。

それでは冒頭で述べた、清水式で上手く塗れなかった理由を書いていこうと思う。

①塗料の調整が上手く行かなかった(薄くなかった等々)。

②筆に含ませる塗料のコントロールが上手く行かなかった。

私の根本的な技量不足の他に、理由を挙げるとすれば、以上の2点が考えられる。

 

それでもウォッシングを終えてみると、それなりになったのではと思う。

 

筆塗りサイコー!

コメント

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  1. 作製お疲れ様です。

    この、重厚な質感とても素晴らしいですね。清水式というもの知りませんでした。自分も筆塗り派なのでとても参考になります。

    • ちくわ大明神さん

      はじめまして。

      コメント、ありがとうございます。

      「清水式筆塗り」でネット検索して頂くと、Hobby JAPANのウエブサイトである程度の塗り方がご覧頂けるかと思います。

      また、私は未見ですが、YouTubeでは清水圭氏の実践的な動画がアップされていますので、ご覧になると良いかと思います。

      清水式はとても面白くて楽しいです。

      ちくわ大明神さんも是非チャレンジして下さい。

      そして、感想をお聞かせ下さいね。

      楽しみに待ってますよ~♪

  2. 誠一 3週間前

    深く重厚な仕上がりめちゃ好みです♪

    この塗装法はディテールの少ないプレーンなベースにこそ映える気がします♪

    筋彫りなどあまりやらない私にもってこいですね♪

    どっちもできませんけど笑

    • 誠一さん

      ご無沙汰してます、コメントありがとうございます。

      清水式は仰る通り、ドム等の機体で抜群に映えると思います(Hobby JAPAN9月号で掲載されている通りです)。

      誠一さんの清水式筆塗り、見てみたいです!

      やって欲しい(笑)!

  3. 完成おめでとうございます🎉

    スゴく楽しまれた感じがして何よりです😊

    確かに雰囲気出てカッコ良いですね✨

    実は私もサークルの課題(今回はガンダム)を筆塗りしてみようと思い、機体をサフ吹きしたトコなので、体験談は興味深いです!10月になったら、今触っているマゼランをストップしてガンダムを優先するので、参考になります😊

    • 猩々さん

      いつもコメント頂き、ありがとうございます。

      猩々さんの筆塗りガンダム、スゴい楽しみにしてます。

      これを聞いたら、ワクワクが止まりません(笑)!

      私の稚拙な記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。

  4. okfarm 3週間前

    ザクプラくんなのに重さを感じます💨
    ザクプラくんなのにカッコいい!

    • okfarmさん

      コメント、ありがとうございます。

      それなりに重厚感が出ましたでしょうか(gundam-kao10)

      清水式筆塗りはやられたことありますか?

      まだでしたら、メチャメチャ楽しいので是非チャレンジして下さい。

      そして、感想をお聞かせ下さいね♪

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