第24回全日本オラザク選手権に投稿した、初めてのジオラマ作品です。「ガンダムビルドダイバーズRe:rise」の最終話「Re:rise」のラストシーンを制作しました。このシーンを選んだ理由は、ガンダムシリーズのテーマの1つである「相互理解」を象徴するものだからです。これは主君たるアルスを喪い途方に暮れていた1体のガードアイが、かつて自分たちが排除しようとした「山の民」に手を差し伸べられ、それに応じる所で物語を占めたシーンがとても印象に残りました。
ジオラマのベースは、百均から購入した額縁と木工粘土で作りました。
全体図1
全体図2
ガードアイ
アルスによって作られた警邏用AI。
ベースは旧キット「1/144 ボール」に付属している1/250スケールのボールを使用しています。左右の腕はSDCSフェネクスから流用しています。上下左右にある瘤の部分はコトブキヤの丸モールドを使用。主眼のレンズはUVレジンで作成しました。瞳孔の部分はお絵描きツールで拡大編集してからプリンタで印刷し、透明の両面テープを介してレンズと貼り合わせました。下4本の足はハンブラビの旧キットのパイプを使用しています。
山の民が使用した車体。
後部には荷台が設置されている。
外装は全てプラ板で作成しました。厳密に言うと、車体の外装から出っ張っているものをノコギリで切断し、その上からプラ板を貼り付けていきました。
カリコ(左)&ザブン(右)
ベースはサイクロプス隊のガルシア(左)とミハイル(右)。ハードグラフに寄せてているせいか、原典より愛嬌さは皆無といっていいくらい本物過ぎて怖い印象がありますね。スカーフの部分はエポパテで新造しました。
ガルシア(左)とミハイル(右) ※後のカリコとザブン
正確に言うと、車に乗っていたアンディと一般兵のボディに各々の兵士のパーツを接着し、頭部をガルシア(左)とミハイル(右)に変えただけです。
車体
フロントガラスの部分はハードグラフ的に利用価値があったので、形状はそのままにしました。
ガードアイの雛型①
サフを吹く前の状態。1/250 ボールのバックパックの切断痕とコクピットを瞬間接着パテで埋めた後、粗目のスポンジヤスリで球状に削りました。カメラを向いている平面部は、かつては下方に設置されているバーニアを接着する部分でした。
ガードアイの雛型②
上下左右に丸モールドを接着するには、その部分をヤスリで平面化していく必要がありました。
おまけとして作成したソンブレロ
当初ジオラマは固定式で制作の予定はなかったのですが、閲覧者からの要望により、急遽作成しました。百均で売っていた麻ひもで、ドールサイズの麦わら帽子を参考に作りました。
「行くとこねぇのか?」
「ーーーー乗ってけよ」
「!!!!!」
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
名シーンだ…
💯👍
素敵な作品ありがとうございます😭
主にHGUCやSDガンダムシリーズを制作しています。
FF-S5 レイヴン・ソード
レイヴン・ソードを1/100サイズで制作しました。 インター…
MS-07C-3 グフ重装型
「HGUC_009_1/144_グフ」をベースに、グフ重装型…
GAT-03X2 プロトタイプウィンダム/ストライク次世代量…
大西洋連邦が開発した「X105ストライク」をベースに、その機…
ガンダムルブリス・オセル【オリジナル機体】
ガンダムエアリアル改修型とガンヴォルヴァの2機をミキシングで…