アストナージ…冗談はやめてもらいたいな。

IFのお話。いつかのアーガマ内での出来事。
クワトロ「アストナージ、Zの性能を試したいのだがシュミレーションの用意はできるか？」
アストナージ「どうしたんです、大尉？急に。」
クワトロ「うむ、MKⅡは試す時間がなかったが。カミーユ君の意見が反映されているこの機体に興味があってな」
アストナージ「了解です大尉。少し時間を下さい、設定しますので…」
数分後
アストナージ「大尉、お待たせしました。準備が出来ましたよ」
クワトロ「すまんな」
そう言うとクワトロはおもむろにシュミレータ内に座った。
クワトロ「…これがZか。ん？…なんだこれは。」
クワトロはコクピットからのモニターを見て、自分がシュミレーターで操縦しているであろうZに一瞬戸惑いをみせた。
クワトロ「ちぃ、アストナージめ、くだらないことをよくも思いつく。」
苛立ちなのか、呆れなのかどちらとも読み取るクワトロを横めにアストナージはシュミレーションモニターから後退りしようとする。
クワトロ「アストナージ、あとで聞きたいことがある。逃げるなよ。」
数分後、クワトロが戻ってきて言う
「あの性能は信じられんな、あれをカミーユ君が扱っているのか、今の私には無理だな。」
「それと…」少し間を置いて。
「アストナージ、あれはなんだ？頭がZタイプではないな。ザクのしかも赤い彗星のザクではないのか？どういう冗談だ？」
アストナージ「…申し訳ありません大尉。ちょっと悪ふざけが過ぎたようです。大佐なら上手く扱ってくれるかと…」
クワトロは更に呆れて言う
「アストナージ、わたしは大尉だよ。大佐ではない、そういったつまらん事は他でやってもらいたいものだな」
完
ちなみにEVOLVEのとほぼ同じです。
長くなりました。すいません。