ヴァルチャーレイダーガンダム

舞台はキャプテンシティ
かつてはサージェントヴェルデバスターガンダムの下、空中部隊に所属するエースパイロットだったヴァルチャーレイダーガンダム。
趣味がゲームの彼にはあるストレスを抱えていた。
新作ゲームが出る度にサージェントが「私のデイターに寄れば…」と悪気なくネタバレをかましてくるのだ。
それに耐えきれず嫌気が刺し、部隊を離れた。

「やらなきゃやられる（ネタバレを）、そんだけだろうが！！」

そんなこんなで、積年の恨みを晴らすべく、サージェントを襲撃しようとした矢先、趙雲ダブルオーに出会したことによって運命の歯車は動き出す。

レイダー「なんだか知らねえが、てめえも瞬◯！」

しかし激闘の末、惜しくも趙雲に敗れ、

「僕はね、僕は……、自由が欲しかったんだ！」

と言って逃げていった、とさ。

それからは趙雲とも因縁の仲でちょくちょく衝突する2人でした。という物語。

名前の由来はスパイダーマンホームカミングに登場するヴィラン、『ヴァルチャー』。耐Gスーツを着て、マスクを被った姿にコマンド要素を見出しました！

頭部の絵柄は、製作時にたまたま見ていたトップガンから、マーベリックが被っていたヘルメットがカッコよかったので、エースパイロットっぽく見えるかなと思い頭部のディテールモチーフにしてます。そのままだとつまらないので、ヴァルチャー（訳ハゲタカ）の絵柄に変更してます。

マスクオフ
SDガンダムは生き物っていう意見を見かけて、
じゃあレイダーガンダムは顔にビーム砲付いとるけど？どういう解釈なんだってところから始まってます。

そこにきてこの７人のマスクコマンダー企画があり、マスク、さらにコマンドなら航空ヘルメットに見立てれば説得力あるなってのがレイダーになった経緯です。

飛行形態
変形要素はほぼないです。首の接続位置を通常位置より後方の後頭部側に寄せることで大きく上を向けるようにしているくらいです。
劇中の雰囲気は出てるし、なんなら劇中並にかっこいいのでこの形態も好き。

短射程プラズマ砲アフラマズタ
Gセルフの細いビームサーベルがイメージ通りにマッチ。

後ろ姿

頭部は窮奇ストフリがベース。
理由は元のディテールに引っ張られなさそうなことと、イケメンだからですね。マスクはサザビーの腹部を使って適当にディテールアップ。ダクトホースは2mmのスプリング。アンテナは荀彧ストライクノワールを使ってます。
ボディと肩の一部は周瑜アカツキから。
脚部はCSゼータ。
製作当初からサージェントの元部下という設定があったので隊員のパーツを配置して説得力を。
肩のパーツはレイダーの元々のディテールにもマッチしていてラッキーでした。

頭部スクラッチ後
基本、フルメカニクスレイダーを参考に頭部は作ってます。頬部にマスクコマンダーの黄色の部分をプラ板で足してます。写真の時には載ってません。
武装は基本30mmをベースにして少し大型にしてハッタリ効かせてます。

バックパック
ヴァルチャーに寄せるアイディアもありましたが、試行錯誤の末、レイダーに寄せる方向でアレンジ。コマンドっぽくメカメカしくしました。
欲を言うと、クリアパーツは赤色が良かったんですが今回はスケジュール的に断念。

サフ後
サフは水性500のスプレーです。

耐Gスーツを模してるので脚部にはベルトを付けました。0.5mmプラ板と0.3mmプラ板の組み合わせです。
0.3mm：ベルト
0.5mm：金具
0.5+0.3：金具の内側のベルト
金具の内側のベルト部分は貼り合わせた後両側を斜めに削り落としてラウンド形状にしています。

塗装
基本全てシタデル筆塗りです。
アバドンブラックがメイン。
赤のところだけシタデルのメフィストンレッドの上からmmpのメタリックレッドを塗ってます。
マスクも上塗りだけmmpの紺色を使用。
仕上げはプレミアムトップコートの艶消し仕上げです。

ストーリー的にはホームカミングの人物相関図とも割と合いそうだったので、アイアンマンをサージェントヴェルデバスター、スパイダーマンを趙雲ダブルオーに見立て対決は趙雲とさせています。途中の物語はみなさんの妄想力にお任せです✨
あとバスターとレイダーは劇中でも最後に一悶着やってるので、追い詰め役としては割とハマり役かなって思ってます。
できればデュエルをコマンド化で出演させたいですね。と色々妄想の捗るキャラで自分的にはお気に入り。