先日ネットでウェザリングに鉛筆を使うというのを見て、今回試してみました。
なお鉛筆の芯は黒鉛と呼ばれますが、実際には鉛を含まない炭素の結晶です。今はシャープペンシルがあるので、小学生でも鉛筆ってあまり使わないイメージですね。鉛筆の芯の硬さの表記にはBとHがあり、Bが柔らかくHが硬くなります。さらに2Bの様に数字が増えるごとにBは柔らかく、Hは硬くなります。今回使用した鉛筆は2Bです。
キット自体は目立つ肉抜き穴もなく(ビームサーベルの後ろ側にちょっとした穴があったので、加工も難しくないし埋めています)、合わせ目消しが必要なのはスネの部分だけでした。パーティングラインはありましたけど。
組み終わったらスミ入れを行い、鉛筆の芯をエッジ部などに擦りつけて汚しを入れます。スジ彫りには芯が入りませんが、段差なども鉛筆で陰影を付けました。指や綿棒で擦ったりもしつつ汚していきます。
鉛筆の粉は金属的な光沢があるんですよね。しかし、つや消しトップコートを吹いたら独特な感じが消えてしまいました。とは言え、鉛筆の粉の定着もしたいところですし。
今回は試験的にウェザリングは鉛筆のみを使っています。ただ、ビームライフルなどはほぼ黒色なので、ウェザリングマスターを使いました。
で、トップコートを吹いて組み立てた際、首の軸が折れてしまいました(^_^;) 塗料が塗られていたのでキツくなってしまったようです。
仕方なく頭側にポリキャップを埋め込み、首にランナーを接続して繋げています。横方向には回りますが、本来の関節は上を向くことも出来たんですよ。
昨今だと家に無いかもしれませんが、鉛筆という身近な素材によるウェザリング、いかがでしょうか?
鉛筆ウェザリングを試してみました!
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