ポリプロピレン（PP素材）に関する研究レポート

ポリプロピレン（PP素材）に関する研究レポートになります

今回はダイソーにて販売されているPPシートの

使用した感想です。

0.75～1.2mmの厚さまではガンプラ等の模型作品で

パーツの加工等に使えます。

2mmは硬すぎて加工に難ありなので不向きですね。

（2mmのやつはレジンを大量に使うジオラマを製作時に

　レジンが漏れ出さないようにする為の外枠になら

　ワンチャン使える？のではないかも知れませんね）

0.75～1.2mmまでは「ハサミでも切断可能」です。

雑に切り刻んでもポリスチレン（PS素材）と異なり

何処かに飛んで行く心配は少ないです。

1.2mmは若干硬いかな？と感じますが許容範囲ですので

ハサミの先端ではなく、奥側（手前側もしくは根元側）で

切れば出来ますよ。

しかし、方眼目盛は付いてないので

目盛付きのカッターマットにマスキングテープで貼り付けて

定規とペンを使ってガイドを作ってから細かくカットすれば

割りと寸法通りになりますね。

微妙にはみ出た部分は後から微調整すれば問題無いです。

加工の際、表面に図面を描いたりやガイド線引いたり

する場合はPPシートの表面にマスキングテープを貼り

その上でするのが一番マシですね。

（マスキングテープの基本素材は「和紙」らしいので

　間違ってもそのテープの上で修正するか

　テープごと貼り変えればすみますので。）

熱耐久性はそこそこあります。

PS素材が熱で曲がったりする事があるグルーガンの熱量に

“直出し”でも問題無く耐えられます。

熱を帯びたグルーガンの銃口が触れても変化無しでした。

対衝撃性もそれなりにあります。

PS素材が砕ける様な衝撃を受けてもある程度はマシでした。

表面をPS素材にして、内側をPP素材にする手法もありです。

これなら表面の見た目と加工具合は保証されつつも

対衝撃性を獲得出来きます。

……要は、家の壁に使われている構造です。

PP素材が「断熱材」代わりになります。

PP素材はある程度の柔軟性があります。

PS素材であれば、カッターナイフでガイド線を引いて

折り曲げれば、必要な分の素材を手に入れられます。

しかし、PP素材でその方法をすると

完全に折れてはくれませんので、仕上げは追いカッター。

この事により、柔軟性は証明されます。

今回の研究レポートはここまでになります。

また何か判明しましたら投稿します。