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ポリプロピレン(PP素材)に関する研究レポート

 

今回はポリプロピレン(PP素材)に関する研究レポートに

なります。

 

 プラ板から艶を消したい、そう思った事はありませんか?

方法は色々とありますが、恐らく最も簡単な方法はこちら

メラミンスポンジ(サムネイル写真の白い角ばったやつ)

こちらで艶のある面を擦る事だと思います。

 

この方法をPP素材でも対応可能なのか?

どの程度艶が消えるのかも試してみたいと思います

 

今回使用するのは……

ダイソー 0.75mm PPシート (黒、両面艶消し)

メラミンスポンジ

(↑購入場所は忘れました!

 100円ショップでも販売しているのは確認済みです)

 

こちらをメラミンスポンジで擦ったやつがこちら(写真1)

 

これでは分かりにくいと思うので両方並べます。

(写真2)

 

いかがでしょうか?

少しはわかりますでしょうか?

 

左側が未加工のプラ板(艶あり)

 

右側が艶消し加工済み(ちょっと曇ってる)

 

原理としては、メラミンスポンジで擦ると

表面に細かい傷が付くことで艶が失われます。

擦った回数が多ければ、その分だけ艶も消えます。

 

しかし、模型に詳しい専門家の方が過去にこの方法の

注意事項を動画で上げられていたのを見た事があります。

その方はポリスチレン(PS素材)と思われる模型で

解説されてました。

 

曰く、表面が艶消しになるとスミ入れの拭き取り難く

なるので、スミ入れが終わった後でやりましょう。

……と、言った感じでした。

 

しかし、PP素材は元来 塗料のノリは良いけど

乾燥後に塗膜が剥がれる性質の為、塗装は不向きと呼ばれ

模型制作ではあまり使われる事はありませんが

表面加工の方法の一つとしては、それなりに有効かと。

(PP素材を性格で言えば「飽き性が強い」

 塗装前はやる気満々、乾燥後は飽きて辞める感じな模様

 「熱し易く、冷めやすい」とも言えますね)

 

これから先、”塗膜が剥がれない塗装方法”が

見つかった時にこの方法が役立つ日が来るかも知れません。

なので、記録として残しておきます。

 

今回の研究レポートはここまでになります。

また何か判明しましたら投稿します。

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