- 80
-
- 0
-
ポリプロピレン(PP素材)に関する研究レポート
今回はポリプロピレン(PP素材)に関する研究レポートに
なります。
プラ板から艶を消したい、そう思った事はありませんか?
方法は色々とありますが、恐らく最も簡単な方法はこちら
メラミンスポンジ(サムネイル写真の白い角ばったやつ)
こちらで艶のある面を擦る事だと思います。
この方法をPP素材でも対応可能なのか?
どの程度艶が消えるのかも試してみたいと思います
今回使用するのは……
ダイソー 0.75mm PPシート (黒、両面艶消し)
メラミンスポンジ
(↑購入場所は忘れました!
100円ショップでも販売しているのは確認済みです)
こちらをメラミンスポンジで擦ったやつがこちら(写真1)
これでは分かりにくいと思うので両方並べます。
(写真2)
いかがでしょうか?
少しはわかりますでしょうか?
左側が未加工のプラ板(艶あり)
右側が艶消し加工済み(ちょっと曇ってる)
原理としては、メラミンスポンジで擦ると
表面に細かい傷が付くことで艶が失われます。
擦った回数が多ければ、その分だけ艶も消えます。
しかし、模型に詳しい専門家の方が過去にこの方法の
注意事項を動画で上げられていたのを見た事があります。
その方はポリスチレン(PS素材)と思われる模型で
解説されてました。
曰く、表面が艶消しになるとスミ入れの拭き取り難く
なるので、スミ入れが終わった後でやりましょう。
……と、言った感じでした。
しかし、PP素材は元来 塗料のノリは良いけど
乾燥後に塗膜が剥がれる性質の為、塗装は不向きと呼ばれ
模型制作ではあまり使われる事はありませんが
表面加工の方法の一つとしては、それなりに有効かと。
(PP素材を性格で言えば「飽き性が強い」
塗装前はやる気満々、乾燥後は飽きて辞める感じな模様
「熱し易く、冷めやすい」とも言えますね)
これから先、”塗膜が剥がれない塗装方法”が
見つかった時にこの方法が役立つ日が来るかも知れません。
なので、記録として残しておきます。
今回の研究レポートはここまでになります。
また何か判明しましたら投稿します。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
とりあえず、フラフラしてる。
住んでる地域がPS製のプラ板やプラ棒を販売してないから
PP製のでなんとか出来ないか現在試行錯誤している段階。
ガンプラもとい模型の改造や部品&装備開発は2022年12月より参入。
成果が出て、気が向いたら研究資料でも出すかもしれない。
ガンダムザラキエル-DW
昔、定期的で自主的な手のリハビリの際に組み上げたガンプラです…
RIDE ON !
今回は試作した装備がメインになります。 それは「馬具」です。…
低予算基地のデミトレーナー乗り
運営資金が少なくて色々と設備の足りない基地の格納庫。 武器は…
改造してあげられなくてゴメンね……
発進前の簡単な格納庫に格納されている状態のベギルベウ。 改造…