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ポリプロピレン(PP素材)の色付けの研究レポート 1

 

ポリプロピレン(PP素材)の色付けに関する

研究レポートの試作した手法の一つ目なります。

(2023/1/21時点では変化系を含まないのであれば

 大まかに3種類の方法を試作しています。

 仕事と機材の都合、投稿が遅くなりました。)

 

今回は「ジャケット手法(仮称)」のtype A版です。

このジャケット手法には幾つかの変化系がありまして

本レポートでは「マスキングテープ」を活用した

基本型になります。

(これの塗装編の資料は写真の都合上、別にします。)

 

まず、PP素材は着色しても色がすぐに剥がれるという事を

覚えて下さい。 そういう材質なので……

 

やることは簡単です。

PP素材に色や柄の付いたマスキングテープを貼り付けます。

これだけです。 別にふざけてはいませんよ?

 

先程、PP素材に色付けしてもすぐに剥がれると書きました

ですので……

“剥がれる原因となる表面の素材を

                            PP素材から別の物に置き換えました”

 

マスキングテープは物によっては表面に加工がある物も

ありますが、一般的なものにはありませんし

マスキングテープの素材は「和紙(紙)」です。

 

和紙という事は

“紙に着色可能な塗料は大体は使用可能になる”

ということです。

塗装に失敗しても、失敗した部分のマスキングテープを

新たに貼り変えれば大抵の場合は済むので簡単です。

この方法なら子供でも出来るのもポイントが高いはず。

 

マスキングテープは多彩な色や柄があるので

それらを活かすのも元々の使い方になってきます。

それを無視するのも可能ですが、それだと単なるテープです。

だから活かす方針でやりました。

 

今回使用しているのが

『カモ井加工紙株式会社』より発売されている

マスキングテープになります。

表面のラベルに割りと大きく「mt」とあるので

勝手に「mtシリーズ」と呼ばせて頂いております。

(正式名称はわからないです。

 文具店や文具コーナーで見つける事ができます。

 商品の宣伝では無いのでご安心を)

 

こちらがジャケット手法 type Aを使用した物です。(写真1)

先日に投稿した刀はこの手法で作られた物になります。

(メンテナンスハンガーも同様の手法で作っています)

 

この手法で作ると

どうしてもテープの分だけ厚みが増してしまうので注意!

 

(写真2)

柄の部分はガンプラのランナーから切り出した物を

使用しているので、こちらが厚さの比較になります。

左側の刀の方だと手の中にフィットしたサイズですが

右側のランナープラ棒だと隙間が空くので緩いです。

 

これを踏まえると……

簡単に色を付けられる代わりに

厚みが増すので、必要なサイズより太くなる可能もある

……と、言う事になります。

 

今回の研究レポートはここまでになります。

また何か判明しましたら投稿します

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