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ポリプロピレン(PP素材)の色付けの研究レポート 2
ポリプロピレン(PP素材)の色付けに関する
試作した手法の一つ目の研究レポートになります。
今回は
「ポリプロピレン(PP素材)の色付けの研究レポート1」の
続編となる「塗装編」です。
未読の方は用語が出ますのでご確認の上、閲覧して下さい。
基本型となるのは「ジャケット手法 type A」です。
早速、本題に入ります。
こちらはPP素材のプラ板「PPシート」に
「カモ井加工紙株式会社」より発売されている
マスキングテープの『マットホワイト』を貼り付けて
キャンバス代わりにした物に、”トマト”の絵を描いた物です。
マスキングテープにはターナーの絵の具を使用。
こちらはアクリル絵の具となっております。(写真1)
薄めるとマスキングテープの上で滲んだり弾かれたりして
上手く描けなかったので、薄めずに原液(?)のままで
使用しています。 (これだと弾かれません!)
※ターナーの絵の具は中学校~高校辺りの方でも
学校の美術の授業で必要になる為に買わされるケースが
あるので、敢えてこちらを使用しております。
……まあ、私も塗料はこれしかないので勘弁。
次にこのトマトの絵にバーニッシュを使用して
表面の保護を行いたいと思います。
因みに、バーニッシュとは雑に言って「ニス」のようです。
※現物を見るまでずっと着色塗料の一種かと思っていました。
今回はダイソーの「マットバーニッシュ(つや消し)」と
同じく「グロスバーニッシュ(つや仕上げ)」を使います。
どちらも『アクリル系水性バーニッシュ(ニス)』です。
ボトルの下にある絵にそれぞれ塗布していきます。
(バーニッシュは薄塗りで十分なようです。
塗り重ねは乾燥後に最大3回までとネットにありました)
~乾燥中(3時間放置)~
乾燥後はこちらになります。(写真2)
一応、重ね塗りはせずに仕上げております。
筆塗りでやってはいますが、バーニッシュ自体に
水分が含まれており塗っている最中に色々と滲んでしまい
なかなかに悲惨な状態になりました。
(すまねえ! ついでに、エアブラシは無いから勘弁な!)
肝心な事ですが、バーニッシュはどちらも
乾燥していない状態なら白っぽい液体なので
白い色にバーニッシュを塗ると分かり難くなります。
(光の反射具合でバーニッシュかそれ以外かは見分け可能)
乾燥後だとバーニッシュは透明になり見えなくなるので
問題はありません。
今回の研究レポートはここまでになります。
また何か判明しましたら投稿します。
コメント
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とりあえず、フラフラしてる。
住んでる地域がPS製のプラ板やプラ棒を販売してないから
PP製のでなんとか出来ないか現在試行錯誤している段階。
ガンプラもとい模型の改造や部品&装備開発は2022年12月より参入。
成果が出て、気が向いたら研究資料でも出すかもしれない。
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