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ポリプロピレン(PP素材)の色付けの研究レポート 3
ポリプロピレン(PP素材)の色付けの研究レポートに
なります。
今回は
「ポリプロピレン(PP素材)の色付けの研究レポート 1」の
変化系としています。
差し詰め「ジャケット手法 type A2」と言った感じです。
※ポリプロピレンは色付けするのに大変難のある素材だと
覚えて下さい。 (事前注意になります)
やり方は簡単!
基本は研究レポート1と同じ工程までやります。
次に、テープの表面にスティックのりや両面テープを使って
「おりがみ」を貼り付けます。
これだけです。
また、ふざけてるだろ!とか思いましたね?
いえ、真面目です。 意味があるので目を通して下さい。
マスキングテープには色や柄の種類に限界があります。
なので、同じく「紙」で出来ているおりがみを使用して
『選択出来る色と柄の種類を増やしました』
おりがみには手軽に多彩な色があるだけでなく……
キラッと光るホイルカラーおりがみを使えば
簡単にメタリックカラーを足せます。
ブラックライトに対応している蛍光おりがみを使用すれば
ブラックライトの光に反応する仕掛けを組み込めます。
グラデーションおりがみというのもあります
これを使えば、徐々に変化する色をプラスできます。
(必要な部分だけでも可能)
ちよがみは知っていますか?
こちらは表面に桜などの花のイラストや
子供の頃に見たものだと鶴の絵や和を感じさせる柄が
使われているのもありました。
塗装で柄を出すのは難しい問題でしょう?
土佐紙(土佐和紙)なんてのもございます。
こちら、伝統の手すき和紙の為か枚数は少なめでありますが
あの独特な模様と色合いを塗装で再現された方は
見たことがありません。 (一応、100円ショップにある)
デザインペーパーもあったりします。
エンボス加工の施された仕様のものあるので
塗装だけだと表現し難い部分を簡単に追加できます。
多少分厚いものもあったりしますからそこはご注意下さい。
おりがみで無くとも、気に入ったイラストを紙に印刷して
それを貼り付ければ塗装で何時間も掛かる作業や
上級者でも困難な模様ですら作品で表現できるのです。
(よし、痛車ならぬ「痛ガンプラ」作ろうや!
相手の度肝抜いたら貴方の勝ちだからな)
これが、「ジャケット手法 type A」ならびに「A2」の
強みであります。
簡単に色や柄を追加できて
失敗しても下地のマスキングテープごと剥がせば
修正はできます。
場合によってはデザインナイフで修正箇所を切り取る
必要も出てきます。
塗装に関してですが、type Aと同様で
水などで薄めずに原液(?)のままの塗料や絵の具で
塗装するのが一番ですね。
水で薄めたやつを塗ったところ、染みたのか色が想定よりも
暗くなってしまいました。
暗い表現の延長として使うにしても、乾燥すれば大差無くなる可能性は十分にありますので色の安定性は低いと思います。
仕上げとしてバーニッシュ(所謂、ニス)を使用しました。
今回の仕上げではグロスバーニッシュ(つや仕上げ)です。
バーニッシュを塗る時、エアブラシが無かったので
筆塗りでやりましたが滲むのは変わりませんのであしからず
対策法は考えているのですが……
設備が整っていないので実行には移れていません。
一応、蝋を塗装面や紙の表面に薄く塗布しておき
蝋の上からバーニッシュで仕上げるというのを予定してます。
※蝋を塗布する都合上、動かせる箇所の周辺には塗れない。
また、冷えると蝋の色が出てくるから極薄で塗らねば
仕上げをした後にやり直しになる可能性も出るでしょう。
しかし、蝋を溶かす為の専用鍋(?)を作らねばならず
材料の設定段階になりますのでもう少しかかります。
(蝋を塗る方法が完成したら別途投稿します。)
今回の研究レポートはここまでになります。
また何か判明しましたら投稿します。
コメント
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とりあえず、フラフラしてる。
住んでる地域がPS製のプラ板やプラ棒を販売してないから
PP製のでなんとか出来ないか現在試行錯誤している段階。
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