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この前の載せたガンプラの武器なんですが、塗装ハゲせずにスライド出来る様にはしたけど、動画の載せ方がわからないので、Twitterのリンク貼ってみましたがこれで見れるかな?
出来た
塗装ハゲせずにスライドギミック付きハンドガン完成や#ガンプラはどんな発想で作ってもいいんだ #ガンプラ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/0xipzbCPMD— 3284/スミスの趣味アカetc. (@codenumber3284) March 27, 2022
コラム:ガンダムW 敗者/EW/FTの設定について
新世紀ガンダムシリーズG/W/Xのうち、1995年に放送された新機動戦記ガンダムW。96年放送終了の翌年97年には劇場版としてエンドレスワルツ(以下EW)が上映され、当時はTV版の続編として大人気を博しました。
しかし、2010年にEWの続編フローズンティアドロップ(以下FT)が発表され、更にはEW/FTの機体デザインに合わせてTV版をリメイク、未公開エピソードを追加した敗者たちの栄光(以下敗者)やゼクスファイルが発表されたことで、それまで誤差程度であった設定や公式外伝など整合性がとれない部分が出てきたため、TV版とEWはよく似た平行世界となりました。日本ではあまり馴染みのないことですが、マーベルやDCコミックではよく取られる手法です。
以下は敗者/EW/FTでの情報、主にヒイロとウイングゼロ関連のまとめの一部です。
○ウイングガンダム系列の名称と設定の違いについて
ガンダムW史上最もややこしいのがウイングガンダム系列の名前と設定。
・ウイングガンダムゼロ(TV版)とウイングガンダムゼロ(EW版)は本来同一機体だが、見た目が違いすぎるためプラモ販売の際に商標登録の都合でEW版はゼロカスタムと変更された。が、やっぱり同じ機体なのでと、後にゼロ(TV版)とゼロ(EW版)に再度変更された。
しかし、敗者/FTでゼロ(TV版)とほぼ同じデザインのプロトゼロが登場し、更に大破したプロトゼロを修復、改造してゼロ(EW版)になったため、今度はゼロカスタムが理屈上正しいことになるという、ややこしい現象が発生した。じゃあプロトってなんやねん。
・カトキハジメのウイングガンダムアーリータイプはEW版のゼロからデザインを逆算したものだが、そもそもゼロは他の4機と違い、ウイングガンダムの改修機、後継機ではないためアーリータイプの名称は正しくない。なのでゼロと合せてウイングガンダム(EW)に変更されている。
・ウイングゼロ(EW)が撒き散らしている羽は演出やCGなどではなく本物の羽毛。ただし鳥の羽根ではない。
ウイングバインダーは実はナノマシンで構成されており、常に自己修復されている。ウイングガンダムの翼がパネル単位の微妙な角度変更で常に最大の空力効果を発揮しているように、ウイングゼロも翼の表面の羽毛を動かすことで空力調整している。実際に見たら多分もっふもふ。
一部が剥離した際もナノマシンは自己修復を続けるため、剥離部分が鳥の羽根になり、文字通り羽が抜け落ちていることになる。あれ?Gガンダムより技術すごくない?
・プロトゼロは実は3種類存在している。
1.五博士がロマン優先で設計はしたけど技術不足で制作を断念したプロトゼロ
2.ドクターJが独力で完成させた未完成のプロトゼロ(1号機)後のスノーホワイト
3.H教授が残した設計図とゼロシステムを元にカトルが作り上げたプロトゼロ(2号機)後のEWゼロ
・スノーホワイトは主人公ポジの機体なのに、マントのせいで未だに姿がわからないことで有名。開発時期的にプロトゼロと同じバーニアデザインのはずだが、カトキハジメデザインのスノーホワイトプレリュードが翼デザインのEW版だったため余計な混乱を招いている。マントなしイラストが存在するのはFT12巻下の表紙だが、白いプロトゼロとゼロEWの両方が描かれているためなんの参考にもならない。ただ、FT8巻中の表紙に描かれているマントの向こうの顔はプロトゼロ(頬のノズル形状)、ツインバスターライフルはEWになっている。
○増えるガンダム
FTに登場するスノーホワイト、ワーロック、プロメテウス、シェヘラザードの設定に伴い、実は五博士はそれぞれ2機ずつMSを作っていたことになっています。
ついでに博士の本名も公開されました。
ドクターJ(ジェイ・ヌル)
※ゴーグルと義手から隠しきれない狂人さが伺えるが、実際はわざと脱走者を逃したヒイロを庇ったり、オペレーション・メテオが実行されないようヒイロに指示を行っていた割と良識人。ビーム兵器担当。
・ウイングガンダムプロトゼロ1号機
→テストパイロットに持ち逃げされ、その後ウィナー家に預けられて解体される。実は射撃プログラムにはアディン・ロウの狙撃技術が使われている。後のスノーホワイト。
・ウイングガンダム
→ヒイロの乗機。ガンダム史上最も不憫な主人公機。本編中、乗っていた時間より海に沈んでいた時間のほうが遥かに長いのは有名な話。
プロフェッサーG(ダイヤモンド・デスペラード)
※イニシャルはDだが、名前のダイヤモンドよりGND鉱石(ガンダニュウム合金の素材)のほうが硬いという理由でGを名乗った。センサー担当。
・魔王(四足歩行獣型)
→実はテストパイロットとしてゼクスが乗ったことがあり、そのゼクスの活躍と兵装の白い牙を見たカーンズが、ホワイトファングを発足させるきっかけとなった。あとから人型に変形する機能も追加されたが、ウィナー家に預けられて解体される。後のワーロック。
・ガンダムデスサイズ
→デュオの乗機。ガンダム史上最も戦闘以外で他人に壊されることが多い機体。ハイパージャマーが何なのかは永遠の謎。
H教授(ヘンリー・フィーア)
※詐欺師みたいな顔だが実はカトル並に優しい。プログラム担当。
・シェヘラザード
→実はテストパイロットとしてノインが乗ったことがある。その後は他の機体と一緒にウィナー家によって解体される。魅惑のベリーダンス使い。
・ガンダムサンドロック
→僕のサンドロック。重装甲格闘機かと思いきや、こう見えて実は指揮系統が強い。
ドクトルS(ソルシエール)
※趣味は女装。火器管制担当
・プロメテウス
→トロワ・バートン(本物)の乗機になる予定だったが、トロワがヘタれたためメカニックの名無し(前髪凶器)がテストパイロットを務める。その後ウィナー家に預けられて解体される。
・ガンダムヘビーアームズ
→トロワ(刺さる前髪ピエロ)の乗機。動く弾薬庫なのにパイロットのせいで弾切れになってからのほうが強い。
老子O(呉王龍=ウーワンロン)
※格闘家で開発者で五飛の師範で嫁のお祖父ちゃんというスーパー爺さん。駆動系担当。
・トールギス始龍
→五飛の本来の乗機。L5コロニー襲撃の際に、コロニーを守るために妹蘭によって駆り出される。その後は不明だが、おそらく保管されていたL5コロニーごと消えたと思われる。ゼクスのトールギスよりも速度が2倍という殺人スペック。
・シェンロンガンダム
→亡き妻の異名から哪吒と五飛から呼ばれ、オペレーション・メテオを嫌がった五飛に持ち逃げされる。五飛に「教えてくれナタク」とよく言われるが、当然会話機能はない。
おまけ
老子張(五飛)
・エピオンパイ
→ゼクスが火星に置いてきたエピオンの設計データを元に、ハッキングで設計データとOSを入手して作り上げたエピオン2号機。
他4機は設計図なし、OSは1から作り直しの状態で復元まで12年かけた。一方、エピオンパイは上記方法から1年で完成。あまりのお手軽さにトロワも思わず泣いた。
○ヒイロについて
ヒイロ・ユイ
父:アディン・ロウ
母:アオイ(再婚してアオイ・クラーク)
養父:セイス・クラーク
名前はコードネームであり、本名はアディン・ロウJr.。外伝G-UNITの主人公がアディン・バーネットなので、多分設定した人は確信犯。
指導者ヒイロを暗殺したアディン・ロウととある組織のエージェント・アオイの子だが、二人はJr.が生まれる前に別れているため、再婚相手のセイスとアオイの手で育てられる。しかし両親がテロに巻き込まれて亡くなり、アディン・ロウに拾われてからは実の父と知らされることなく育てられ、狙撃と暗殺術を学ぶ。
アディン・ロウがデキム・バートンの計略で亡くなった後は、ドクターJに拾われてベータと名付けられ、同じエージェント候補のアルファと共にMS操縦技術とエージェントの教育を受ける。
ドクターJの指示でアルファとベータで殺し合いを行い、生き残った優秀な方をオペレーション・メテオの実行者にすると言い渡されるが、ベータがアルファを逃したことで、ベータがオペレーション・メテオの担当者になる。本編以降の経歴は割愛。
一部ではウイングガンダムより奪ったリーオーの方が大事に使われていると言われるが、養父セイスがリーオーの開発者だったためそれなりの愛着があるらしい。
ヒイロ・ユイのコードネームはドクターJから与えられたものだが、指導者ヒイロとドクターJが学生時代の友人だったこと以外の関連性は不明。だがもし血縁者だったとすると、アディンから教わった狙撃と暗殺術、アオイから引き継いだ驚異的な身体能力、ドクターJから教育を受けたMS操縦とエージェント技術とここまででもヤバいのに、さらに伝説の指導者の孫でトレーズの親戚ととんでもないことになってしまう。
アルファ
アディン・ロウJr.のクローン。ある人物と同時にクローンとして作られ、完成後はバートン財団に回収された後にドクターJの元へ送り込まれる。(オリジナルのアディン・ロウJr.はアルファの後にドクターJに保護されている。)
ベータと比較すると身体スペックは同じでもアディン・ロウから戦闘術を学んだ分ベータより戦闘スキルは劣る。
乗機はプロトゼロ1号機。ただしゼロシステムは搭載されているが起動していない。
未完成で変形できないウイングガンダムに搭乗したベータと殺し合うようドクターJに命令されるが、ベータから「ウイングは変形できないからゼロバードモードで逃げろ」と提案され、その提案を受け入れて脱走。実はカトルと面識があるが、脱走後は宇宙を漂流してボロボロの姿だったためヒイロと同じ顔であることは気づかれていない。ウィナー家にプロトゼロ1号機を託した後、行方不明になる。
一部なのにまだ長い。全部書いたらこの10倍以上になるので今回はここまで。
質問、指摘があればコメントで返信します。
レクチャー:ガンダム初見にうまく説明する方法。
ガンダム好きがガンダム初見にガンダムを説明しようとすると、ガンダムを知っている人からすれば当たり前でも初心者には通用しない専門用語の雨嵐で逆に引かれてしまうことが多々あると思います。また、初心者は偏った知識だけしか持ち合わせていないのでマニアックな用語を知っていても基本知識はありません。
そこで、初心者にわかりやすく説明するためのガイドラインを纏めました。質問を受けたり説明する際の参考にどうぞ。
はじめに
○ガンダムとはどんな作品なのか
ホビー販促アニメです。なろう小説原作でもドキュメンタリー作品でもありません。ミクロマン然りリカちゃん人形然り、あくまでもそのおもちゃの設定や世界観など、バックボーンを紹介して販売することが目的の、つまりはおもちゃのおまけです。
ただ、始まりはそうでしたが、ミリタリーマニアや歴史愛好家が不足している部分を考察したり肉付けした結果、今に至る一大スペクタクル作品となり、続編が作られて大河ドラマと化した作品になりました。
また、戦争が舞台なので大義はどちらにもあります。なので主人公が所属している組織が必ずしも正義の味方ではありません。
○ロボットは全部ガンダム?
ガンダムはあくまで製品名です。車で例えればスカイライン。車でカローラやシビックと色々あるように、ガンダムは数あるロボットのなかのいち製品です。同じくガンダムの名前がついたロボットがいくつもありますが、それは同じものではなく、スカイラインGT-Rだったり最新型スカイラインだったりと名前を継承した別物です。また、ガンダム世界では人型巨大ロボットのことをモビルスーツ(MS)と呼称します。一部例外もありますが。
また、作品によってガンダムの定義は変わります。上記の製品名の他、OS(ガンダムを動かすプログラム)の正式名称から頭文字を取るとGUNDAMになる、ガンダニュウム合金を使ってるからガンダムという例もあります。
○ガンダムの作品は全部繋がってるの?
繋がっているものと繋がっていないものがあります。
初代ガンダムから続く、同じ世界線の歴史は、初代ガンダム世界の年号から「宇宙世紀=ユニバーサルセンチュリー(UC)」と呼ばれ、最も長く続く人気シリーズです。
一方、UCに属さない世界線の作品も数多く存在し、それらはまとめると「アナザー」と分類されます。世間一般の外伝とは違い、UCとは繋がりはありません。
ただし、ストライクやキラ・ヤマトで有名なガンダムSEEDの世界線「コズミック・イラ(CE)」もアナザーですが、近年はそのストーリーの多さからアナザーから独立した第3勢力と扱われることもあります。
また、ややこしい話ですが作品のひとつであるターンエーガンダムでは、実は各作品は文明がとてつもなく長い期間をかけて崩壊と再構築を繰り返していただけの同一世界線であり、UCもアナザーも同じ世界、ターンエーガンダムがその最後の世界でのガンダムという話になっています。
○ガンダム博識者の分布
ガンダムには様々なコンテンツがあるため、ガンダムを語る人にも様々な人がいて、無意識の派閥ができています。
下記の分類は大まかに分けたものですが、1つに限らず2、3個該当する方も多いと思います。ちなみに俺は全シリーズ好き、設定厨、ガンプラ派です。
・アニメ派
ガンダムアニメが好きな人。ただし、ガンダムアニメが好きと言ってもどの作品が好きかで意見が分かれることもあります。
1.全シリーズ好き
大半はここで、新規層もここが多いと思います。一部作品しか知らないという方も特に好き嫌いがなければここに分類します。
全体では最も穏健派です。
2.アナザー好き
UCは長いから見てないが、アナザーはどこからでも見れるからアナザーばかり見てる人や、古い作品の絵柄が苦手で見てない人が多い派閥。ですが最近はジ・オリジンやユニコーン、ハサウェイのおかげでUCも見られるようになって減っている傾向です。
2.5.ガンダムSEED好き
アナザー筆頭のガンダムSEEDだけ好きな派閥。次に紹介するUC派と言い争いすることも少なくないやや過激派です。
3.UC派
ガンダム世界の主流派を自称する派閥。
一部にはアナザーは邪道と毛嫌いする人もいるため、特にSEED派とよく言い争っているやや過激派です。
4.アムロ・シャア派
ガンダム作品はアムロとシャアの物語しか認めない過激派です。アムロとシャアが関係ないならUCだろうと逆襲のシャアより後の作品すらアナザー扱いであり、ガイア・ギアの映像化を最も待ち望んでいる層です。
5.初代ガンダム絶対主義
ガンダムは初代ガンダムしか認めない。あとは全て初代ガンダムをオマージュした別作品だと主張する究極の過激派です。
が、リアルタイム視聴者に多いため全体ではかなり少数です。
6.富野信者
原作者である富野由悠季監督が手掛けた作品のみ愛する人々。他のアニメと違い、ストーリーとは全く関係がないような日常会話や動作の描写が多く肝心な部分をあまり話さないので難解ですが、「だが、それがいい」と独特な感性を持つ、ある意味ではアニメ好きの鏡とも言えます。
ただし、他監督のガンダムを貶す人もいることが問題。
・ガンプラ派
ガンプラをこよなく愛する、GUNSTAの投稿者は大体ここに分類される派閥。
パチ組、素組、塗装、改造、再現と作る人によって様々で、パチ組と塗装派で言い争うこともありますが、基本は立体物が大好きな人々。昨今の転売ヤーの影響を最も受けている苦労人。
ジェミナス01はどうしてプレバン限定なのかは永遠の謎。
・設定厨
各作品の設定や歴史などの考察が大好きな頭脳集団。間違った解釈には噛み付いてくる凶暴さもありますが、ガンダムというコンテンツを最も愛し、世界を押し広げてきた立役者。ただし独自解釈から新たな世界を自作してしまい、それがあたかも正史と誤認させる人もいるので情報のソースに注意が必要。
・ゲーマー派閥
ガンダムを題材にしたゲーム、特にエクストリームバーサス(以下エクバ)シリーズが大好きな集団。対戦ゲームだけあってプレイヤーも血気盛んなため台パンや暴言も多く、機体性能重視なため性能調整が入るたびに好きな機体がコロコロ変わり、性能が冷遇された機体はどんなにアニメ内で大活躍した機体だろうとトコトン叩く超過激派。ガンダム好きを自称しつつエクバのことしか語らない人は性能と立ち回り方についてしか語らないので要注意。
○アムロとシャアって誰?
よくガンダムの話でアムロとシャアって名前が出るけどどんな人なのかは知らない初心者は多いと思います。なので簡単にまとめました。
アムロ・レイ
ガンダム開発の主任であるテム・レイの一人息子。母親は不倫して逃げた。
父親がガンダム開発者であり本人も父親の研究データを盗み見てザクの知識を学んでいたため、ジオン襲撃の際に偶然近くにあったガンダムをマニュアル流し読みで動かせてしまい、以降何かあるたびにガンダムを操縦させられる巻き込まれ系一般人。
機械いじりが好きで内向的な性格なため仲間とよくいざこざを起こすが、驚異的な操縦センスと数々の強敵との戦いで成長し、仲間の死と向き合って行くうちにニュータイプ能力が覚醒。強化されていくガンダムとともにエースパイロットとして活躍。
シャアとはただの敵同士で接点はなかったが、シャアの恋人ララァ・スンとの出会いでアムロとララァがお互いを意識し合うようになってしまい、戦闘中にシャアを庇ったララァを事故で死なせてしまったためシャアとの因縁が生まれてしまう。
戦争終結後、エースパイロットとしてガンダムと合せて伝説となるが、連邦上層部からは「よくわからんオカルト能力を持ったヤバイやつ」と認識され、軟禁されながら新人兵士からは「強いらしいが頭がおかしい発言をすると一生軟禁生活という惨めな人生を送ることになる例」と反面教師扱いされる。自身もそのことを理解して腐っていたが、一年戦争時の同僚ハヤト・コバヤシの義理の息子カツ・コバヤシに焚き付けられて戦場に復帰。
その後は各地を転々としながら戦っていたが、ネームバリューを利用して至るところにアムロの偽物を配置し、相手を牽制する作戦を取っていたためアムロ本人が本当はどこにいたかは不明。
後に地球に小惑星を落とそうとするシャアとの因縁を終わらせるためにニューガンダムを設計開発。地球に落下する隕石をニューガンダム一機で押し戻すという奇跡を起こすが行方不明になる。
シャア・アズナブル
宇宙に数ある居住区「コロニー」の一区画、地球から最も遠い場所にあるサイド3の指導者ジオン・ダイクンの息子。本名キャスバル・レム・ダイクン。
ジオン・ダイクンの死後、政権を乗っ取ったザビ家から命を狙われたためエドワウ・マスの偽名とともに匿われるが、ザビ家への復讐のためにシャア・アズナブルを名乗ってジオン軍に入隊。その際、顔を見られないよう色盲ということにしてあの独特な仮面型サングラスを着用することを許されている。なお、ジ・オリジンでは実はシャア・アズナブルは実在していてキャスバルと目の色以外瓜二つだったため、キャスバルと間違えて暗殺され、それを利用してキャスバルがシャアに成りすましたことでジオン軍入隊をパスしている。瞳の色をごまかすためサングラスを着用し、後に同期から「サングラスで操縦は危ない」との理由でラグビーのヘルメットを改造したマスクをプレゼントされ、愛用するようになった。
MSの操縦センスが高く、戦場では戦艦を足場にしたジャンプの作用で他の機体の推定3倍早く動き回る姿から「赤い彗星」と呼ばれる。
ちなみに機体が赤いのは一般機との違いを出すためにあえて塗り分けた表現方法であり、第二次世界大戦時に活躍したドイツの航空機パイロット、レッドバロンことマンフレート・フォン・リヒトホーフェンがモデルとされているが、ジ・オリジン版では元々錆止めの色で、塗装されていない未完成品でも色盲には赤と緑の区別がつかないからわからないだろうし、戦場では逆に目立って狙われるから恥をかくだろうと画策した上司の嫌がらせが由来になっている。
1番の親友であったがザビ家の一員という理由でガルマ・ザビを見殺しにしたことで左遷されるが、自分を暗殺しようとしたキシリア・ザビに拾われて戦場に復帰。
恋人のララァとのデート中に偶然アムロと出会い、のちの戦いでアムロによってララァを殺されてしまったことからアムロと因縁を持つようになる。(最初からアムロと交戦しているが、その頃はまだガンダムのパイロットがアムロであることを知らない。)
ザビ家の人間が次々と内輪もめで死に、最終目標のキシリア・ザビを自身の手で暗殺したことで復讐を果たし、戦争終結後は小惑星アクシズに身を潜める。(ドズル・ザビの娘ミネバ・ラオ・ザビだけはジオンの死後生まれていているので復讐対象には最初からカウントしていない)
その後、愛が重い少女ハマーン・カーンから逃亡するためにアクシズを脱走。ついでに連邦内の過激派エリート組織ティターンズに対抗することと内部偵察をする目的で、クワトロ・バジーナを名乗り内部分裂で生まれた反連邦組織エゥーゴに入隊。
新たなニュータイプであるカミーユ・ビダンとの出会い、アムロとの共闘など得るものはあったが、結局は連邦にも失望し、アクシズの指導者として介入してきたハマーン・カーンとの戦いの後、再び身を潜める。
ハマーンの死後、アクシズ改めネオ・ジオンの指導者の地位を受け継ぐ。ジオン・ダイクンの息子キャスバルとして期待されるが、本人はアムロとの因縁を意識してシャアを再び名乗る。地球依存の人類に絶望し、人類が地球に頼れなくなって強制的に宇宙進出せざるをえない環境を作るために小惑星を地球に落とす作戦を決行。同時にアムロとの因縁に決着をつける為に最新鋭MSサザビーで戦いを挑むがアムロに敗北。その後は小惑星を押し戻したアムロと共に行方不明になる。
○ニュータイプとは
1.KADOKAWAが発刊している月刊アニメ誌。
2.ジオン・ダイクンが提唱した、人類が宇宙に進出したことでいずれ現れると予測された新人類。
周囲の人間の心の声や死者の思念を聴いたり、電波通信に頼らないビットやファンネルを自在に操れる能力に自然に目覚めた人々に対して便宜上使われているが、ジオン・ダイクンが提唱したニュータイプがそれを指していたのかはわかっていない。
長くなったので今回はここまで。
知りたい情報があれば質問で受け付けます。