2/3　MW フェンユニット　（ガテュール）

イノベイターの技術試験機として完成したガテュールと同時に建造された機体。ガテュールに運用コンセプトがなかったのに対し、本機は「MS単機クラスでの機能限界」を検証するために作られた。軍備濃縮事業の初号機ともいえる。

ユニット名のフェンは北欧神話のフェンリルに由来する。

アンドレイ・スミルノフがパイロットを務める。
アロウズ崩壊後中東支援に行き支援の終了から正式配備までの2週間程度の期間に自宅待機が命じられていたが、各部署を回り「手伝えることはないか」と聞きに回っていたところ開発部に引き留められそのままパイロットとなる。

主な機能は以下の７つ。
・輸送機能・ガテュール専用の輸送ユニット。内蔵MSを無傷でかつ粒子消費なく目的地へ輸送するためのもの。MSの各太陽炉接続部にスターターを内蔵する。
・救助機能・機体後方の白塗りのユニット。視認性を確保するためこの色となっている。最大１６人まで収容可能で1週間分の生活資材が入っている。ガテュールのコックピットハッチと繋がっており、長期間の任務の際の休憩スペースとしても使用可能。切り離し仕様。
・水中戦闘機能・機体形状、GNフィールド、専用スラスター、近接ブレードファング等を用いて水中で高水準の戦闘を行うためのもの。
・戦闘機能・水中だけでなく地上、空中、宇宙すべての領域での戦闘を可能とする。機体下部の特殊スラスターにより水上、地上では特に高い機動性を有する。
・重機仕様・機体の左右には大型クローが採用されており、物資の移動やデプリの破壊、金属の溶断　が可能。
・大気圏突破機能・機体後端にある大型外付け疑似太陽炉により可能となる。この太陽炉はジンクスの物の3倍近くの出力を持ち、使用時はトランザムが必須となる。
・大気圏突入・ほかの太陽炉搭載機と同等の機能。

武装
・大型クロー・機体側面に搭載された装備。外部装甲はGNフィールド発生装置、リニアライフル/GNキャノン/超大型ビームサーベル、GNスラスター、実体盾の複合装備。内部のクローは先端が高温に加熱され高い溶断能力を持つ上に握力も非常に高い。
・プロトGNブラスター・機首に当たる部分に採用された装備。手持ちのシールドとしても使用可能。好感度センサーと強制冷却機能があり高威力かつ高精度の砲撃を連続して使用可能。
・GNキャノン・主翼根元に配置された射撃装備。ブラスターの副兵装。
・GNマイクロミサイル・救助ユニット後方の装備。２４発のミサイルが内蔵されて主に敵ミサイルの迎撃に使用される。
・GNファング・主翼先端に搭載されている装備。水中での使用を考慮しビーム兵器を搭載しない。
・GNフィールド・機首、主翼、クロー、救助ユニット左右に内蔵される。レグナントと同等クラスの防御力。

機体裏面　中央の丸いものが特殊スラスター。その両側面に2基直列の疑似太陽炉、スラスターの奥に通常タイプの疑似太陽炉1基。外付けを除いても5基の太陽炉により稼働する。
コックピットはスラスターの手前側にある。

ガテュール射出形態。想定はしていないが、再収用も可能。




研究員「テストお疲れ様。ところでまだ余裕あるか？」
ノヴァ「大丈夫です」
ビリー・カタギリ「よかった。少し時間が余ってしまって　あの形態を1度だけ確認したいんだ」
アンドレイ「プログラムが完成したんですか？」
研究員「いやまだ未完成でな、一部マニュアル操作で構造の確認だけしたいんだ」
ノヴァ「わかりました。アンドレイさん行きましょう」

塗装前の写真。ガテュール本体とフェンユニットどちらにも言えるけど使用機体が多すぎてたぶん書ききれないです。なので印象に残っているものだけ書きます。
・1/100シュヘルベグレイズ・ライトライナー・ウィングガンダム・鉄血機体たくさん
（３０MM・エスポジットβ・エグザビークル）