サイコミュ試験型ザク(通称タコ足ザク)のパーツテスト機という機体。Zザクに高機動の方向性を加える際に取り付け用のパーツをテストした。黒い三連星が地上配備になった後のRザクを流用しており、色の塗り替えも待たずにテストに駆り出された。実はザクのパイロットとは別に調整用の科学者が同乗しており、ザクの頭の上のパーツに乗っている。ちなみに急造品の為ザクからはパーツ機の武装は動かせない。
ザクはあくまで試験パーツをテストする為に試験宙域まで運ぶだけの役割であり、武装も最小限しか与えられていない。それでも任務はパーツを破損させる事無く無事に帰還させる事であり、頭上の科学者とは喧嘩が絶えない日々だったという。というのも武装もだが、ザクからはパーツの装備(武装、推力)は全く動かせなかった。パーツを動かせるのは科学者のみで、意見が合わなくて立往生する事もままあった。
テストしか頭に無い科学者と万一の時に備えるザクパイロットの溝は深く良く喧嘩になっていた。ザクの色が中途半端なのも、科学者の案で、格好が悪ければ恥ずかしくて戦わないで逃げるだろうと思ったという。逆にパイロットはこんな恥ずかしい塗装を見られたら生きて返さないという腹積もりだったとか。結局は接敵する事無く試験は終えたのだが。
制作のコンセプトはザクに強化外装を付けようという物。ザクの動きを損なわない様にタコザクのパーツを配置しようとしたが、結構大がかりになってしまい、その隙間を埋めるアイディアが無かった為に少しコンパクトに収める方向になりました。結果、ザクの背後にタコ足ザクがへばりついている様な形になりました(笑)ザクのバックパックを介して接続しているので、構造的には分離可能です。
設定的にはザクの動力炉をそのまま使用しているので、全体的に出力が足りていなくなっているので、色々な武装パーツは実弾系になってます。…ガトリングはすぐ弾切れ起こしそう。イグルーの舞台の603技術試験隊に配属された設定で603の部隊章を肩に貼りましたが照明で殆ど分からない…。接敵も無く特に特別な事も無かったので話は作られなかったという自己設定になっています。
色変えは塗装では無く、余っていたシャアザクのパーツをそのまま付け替えて使用してます。
MSイグルーの部隊603技術試験隊章。綴りは旗艦ヨーツンヘイム。
コメント
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2人羽織MS! Gディフェンサー+MKIIでスーパーガンダムなら、これは最早スーパーザクだ。
スーパーザクてネーミングもう何かで使われてるのかな?と調べた所、ガンプラビルダーズでスーパーカスタムザクてのがあるみたいだけど、スーパーザクはまだないみたいでセーフ(何が?って話だ)
見ようによってはケンタウロス的でもありますね。
コメントありがとうございます。スーパーザクかぁ…そういう発想は無かったな…今度考えてみます!ケンタウロス的ですが歩けませんね、これ(笑)
第一次ガンプラブーム経験者。つまりオヤジ。故にセンス古いのでご容赦を。自分なりの格好良さを目指すも空回り多し。ノーマルメイン時々オリジナル改造。改造は変形、組み換え、点灯等のギミックを組み込むのが好き。知識は多少あっても金と技術が追いついていない。永年素人。最近、飛蚊症が発症して悩ましい。
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