先日投稿したジム・カスタムMk-Ⅱの装備バリエーションです。
以下設定に関する文です(UC0097年に書かれたという体で解説文と表記します)。
解説文①
型式番号:RGM-178N1
本体重量:27.4t(脚部増加スラスター装着時は28.9t)
全備重量:51.0t(脚部増加スラスター装着時は55.0t)
ジェネレーター出力:1980kW
スラスター総推力:110000kg(脚部増加スラスター装着時は127500kg)
装甲材質:ガンダリウム合金
センサー有効半径:14200m
姿勢制御スラスター:12基(脚部増加スラスター装着時は14基)
本機はジム・カスタムMk-Ⅱの改修機である。(↓ジム・カスタムMk-Ⅱ)
UC0095年、ジム・カスタムMk-Ⅱブロック3は主力機との性能的優位を昨年から配備されたジェガンD型により失ったうえ、旧式化が進行していたが捨てるには惜しい機体であったため、性能向上も兼ねた近代化改修を受ける事となった。それによりジム・カスタムMk-Ⅱブロック4が完成した。改修の内容としては、
①ジェネレーターを開発中のジェガンA2型と同型のものに変更と、そのスペース確保のため胸部の機器配置見直し
②センサーや駆動系のジェガン系とのパーツ共用率の向上
③姿勢制御スラスターの出力向上
④バイタルパートを中心とした装甲の改良、それに伴う軽量化
⑤新たなオプション装備の開発、実装
といったものがある。これにより性能はジェガンA2型と同等レベルにまで向上したと評される。しかし、①~③の改修内容は費用が高くブロック4改修の進捗は悪く、2年経っても40機程度にしか施されていない。だが、④は比較的安価かつブロック4とのパーツ共用を目的に、⑤はほぼ無改造でそれ以前のものに適用可能なため、④と⑤は受けた機体も存在するとされそれらはブロック3Aと言われる。
解説文②へ続く
解説文②
脚部増加スラスターについて
1基当たりの性能
本体重量:0.75t
全備重量:2t
スラスター総推力:20000kg
姿勢制御スラスター:1基
これは⑤により開発された装備の一つで、機動性、運動性の向上や稼働時間の増加、上半身のオプション装備に対するカウンターウェイトといった事を目的にしたものだ。装備時には装備部位のラッチに接続、そこから推進材供給を受ける。また、元々脚部に付いているスラスターは本装備装着時は使用されないが、なんらかの理由でパージした際は使用可能となる。
1G環境やコロニーでの滑走や機動性向上などパイロットからの評価は高く、ジム・カスタムMk-Ⅱ全体としても少なくない機体が装備している。
解説文③へ続く
解説文③
オプションについて
本機はネオ・ジオン残党の保有するドライセンやバウといった高性能機に一対一でも対抗できるよう、多彩なオプションが開発され装備され、その多くはバックパックに装着される。しかし、オプション装備は配備が思うようにいかなかったうえ、サイズの問題もあり装着しないで運用される事も多かった。
上の写真はデモンストレーション用にバインダーとワイヤークローを装着した仕様だ。
解説文④へ続く
解説文④
本機の運用
UC0095年4月1日、完成した第1陣はグレイファントム級タイコンデロガの714部隊のMS戦隊にヌーベル・ジムⅢ14機に代わり、ゼータプラスC1型5機と共に8機が配備された(うち1機は予備機)。この部隊は連邦軍参謀部の基に地上、宇宙で弾力的に活動する部隊であり、実戦に参加する事も多かった。さらに、同戦隊に配属された夏野エミ中尉(当時22歳)はUC0087年からエゥーゴに参加しており、グリプス戦役末期にジム・カスタムMk-Ⅱに搭乗、士官学校卒業で正規に軍人になった後もペズンの反乱後に修理し本星艦隊に再就役したブル・ランに配属され、そこでジム・カスタムMk-Ⅱ(グリプス戦役末期の搭乗機と同一)に搭乗し模擬戦では高い成績を挙げていた。また、彼女の駆るブロック4は先までに乗っていた機体と同一である。
この編成になってからの初陣は同月15日であり、サイド3宙域でのエンドラ級巡洋艦、偽装貨物船各1隻と交戦した。本機3機がゼータプラスC1型2機との連携にて敵MS隊(ドライセン5機、ガルスJ3機、ズサ2機)を全滅、偽装貨物船の撃沈及びエンドラ級の拿捕に成功している。上の写真はその時の夏野エミ中尉機であり、彼女はこの戦闘にてMS3機を撃墜した。また、同日は彼女の23歳の誕生日であったという。
解説文⑤へ続く
解説文⑤
本機の運用
高い性能やオプション装備による高い一対多の能力を活かし、単艦規模など少数で活動する部隊に配備される事が多かったとも言われる。また、本機は宇宙軍機を中心に改修されたが、一部は地上軍の重要拠点に配備される事もあった。
上の写真は初期の714部隊配備機であり、ビーム・アサルト・ライフル、バズーカ、ジェガン用のシールドを装備している。
設定文終了です。
この前区分は4つと言ったのにブロック3Aという新たな区分を作ってしまいましたね…()
そして714部隊のエース、夏野エミの設定についても書いてみました。
追記:今回の作品で新たに出てきた装備類は
脚部増加スラスターはパワードジムカーディガンのものを塗装、加工
増加バックパックは基部はプトレマイオスアームズ、バインダーはGバウンサー(接続には昔のキャンペーンのアイテム使用)
ワイヤークローはシュヴァルベ・グレイズのもの
ジェガン用シールドは確か普通のジェガンのものを薄緑部分を白く塗装
バズーカはジェガンD型用を流用
といったものです。
ジム・カスタムMk-Ⅱのジェガンシールドや遠パのスラスターを装着した仕様などについてです。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
シャアの反乱を戦い抜いた歴戦の機体らしい姿ですね。改修を繰り返して運用し続けるのも機体への信頼を感じます。
コメントありがとうございます!
シャアの反乱にもルナツー守備として参戦していた…とか設定するのも良さげですね…
汎用機の重要性。歴史を変えるのは汎用機の性能の底上げと管理コスト。内容に納得です。
コメントありがとうございます!
どっちも意識した部分なので良かったです…!
I love the setting you created. That is one of my favorite things to do with all my custom kits. Developing the character and all the information on the mobile suit. You did a great job on the kit as well. I really like the hguc mk2 kit. It makes for a great GM body. I also have a few custom GM kits. I have to wait on my airbrush before I can paint them, though
Thank-you for your comment!
I hope you like it!
自分のオリジナル設定の714部隊関連の機体も投稿していきます。ここで語る設定等はツイッターで語ったものと矛盾する場合は、ここで語った方が最新のものになります。
ツイッター活動も再開しました
くぼさん少佐Mk-Ⅱさんがお薦めする作品
RGZ-91A1 Re:Z+(リィズプラス)
MSN-001X-ALT1 ガンダム・デルタカイ"ALT-1…
ジム・カスタムMk-ⅡBWS-DN
ジム・カスタムMk-ⅡエシュロンH2
ゼータプラスC1型(通常型フライト・サブ・ユニット)
ゼータプラスC1型とゼータプラスA1型を組み合わせて、ビーム…
デルタプラス
久しぶりの投稿となりました。リハビリも兼ねて2月くらいに作っ…
ジム・カスタム・アドバンス
ジム・カスタムのジムⅢ相当改修型といった機体です。ミニストー…
ヘイズル・アウスラ(実戦配備カラー)
ヘイズル・アウスラ(実戦配備カラー)です。ストーリー付きで前…