ジム・カスタムMk-Ⅱのエミ専用機を意識して作った装備バリエーション機です。
↓ジム・カスタムMk-Ⅱ
↓ジム・カスタムMk-Ⅱブロック4(今回の機体の素体)
以下設定(UC0097年に書かれたという体で解説文と表記)です。
解説文①:本機の概要
型式番号:RGM-178N1
本体重量:36.9t(BWS含む)
全備重量:70.0t(BWS含む)
ジェネレーター出力:1980kW+1200kW
スラスター総推力:201200kg
装甲材質:ガンダリウム合金
センサー有効半径:14200m
姿勢制御スラスター:14基
本機はUC0097年に714部隊の夏野エミの要望に基づき改造されたオプションを装着した機体である。
夏野エミ中尉は同部隊の標準仕様のジム・カスタムMk-Ⅱの性能には満足しておらず、更なる高性能、多機能な装備を求めていた。
↓標準装備
そこでRGZ-91Dライトニングと呼ばれる試作機のBWS-Dと呼ばれるものを基本とし、レールガンやMVSの装備といった改造を加えたBWS-DNを装着した機体が本機である。
解説文②へ続く
解説文②:BWS-DNについて。
BWS-DNはサブ・ジェネレーターをも搭載する複合装備であり、本機最大の特徴とも言える。元のBWS-Dより搭載するビーム・カノンは714部隊標準機では8MWに抑えていた出力を12MWの定格出力での運用が可能。そして追加された装備については両方とも試作品である。まずレールガンは長射程かつバズーカに匹敵する威力を持つもので、対Iフィールド搭載機を意識した装備だ。次にMVSはマルチ・バイブレーション・ソードの略であり、実体剣、ビーム・ブレイド、ビーム・ガンとして機能するもので、元は別の機体の装備だったとも言われる。そしてこれは格闘戦が得意な夏野エミ中尉が1番望んでいた装備であった。この装備は大重量であるが、サブ・ジェネレーターの搭載やウィング・バインダーにより運動性は前の仕様と比べても若干高く、機動性については非可変機としてはトップクラスと言えるものだ。しかし、背部に大質量がある故のバランスの悪さ、高出力やウィング・バインダーによって無理矢理運動性を向上させてる面は否めず操縦性は悪かった。そんな本機は総合的にはゼータガンダムやリゼルC型と同等の性能と評された。
解説文③へ続く
解説文③:MVS
MVSの機能の詳細を話す。まずMVSは小型のサブジェネレーターを搭載しており、そこからも電力供給を受けるため機体のジェネレーターへの負担がかかる事は少ない。
振動機能は、MVSの刃部分を振動させる事で敵機を切り裂くというものであり、これも対Iフィールド搭載機を意識した装備だ。
ビーム・ブレイドについてはリーチに優れ、また両刃であるため敵の意表を突いた攻撃をできる。また、高出力ビーム・ブレイドを発振する事も可能である。これは機体のジェネレーター、BWSのジェネレーター、MVSのサブ・ジェネレーターを直結し高威力のビーム刃を発振する機能だ。欠点はサブ・ジェネレーターのエネルギーがビーム発振器の使用に限定され振動機能が使えない事や、何らかの原因でMVSが過熱するとMVSのサブ・ジェネレーターが破損する事、発振時間は3分であり終了後は1分程MVSのサブ・ジェネレーターの冷却を行う必要があり、その時間はMVSの全機能が使えない事が挙げられる。片刃に限定して発振する事も可能で、その場合は時間の問題は半減される。
ビーム・ガンはビーム・ブレイドの発振器より発射される。出力は2MWで収束率も低いため牽制用の意味合いが強い。
上の写真はをガザDをシールドごと切り裂く直前のものだ。
解説文④へ続く
解説文④:本機の運用
本機はUC0097年、夏野エミ中尉の誕生日である4月15日に受け渡され、同日の慣熟飛行にてバウを指揮官機とする袖付き残党の可変MS部隊による襲撃を受けた。結果として単機にてMS5機を撃墜、さらに母艦も見つけそれも大破、拿捕する事に成功した。また、ゼータタイプとの交戦もあったとされるがその詳細は分からない。機体についても、難なく乗りこなしており多機能を活かすだけでなく、MVSのビーム・ガンも格闘戦の最中に織り混ぜて相手に防御を強制させるなど牽制以外にも活用するなど、改造を行った側の想定外の戦術も駆使した。彼女以外のパイロット用にも本オプションは数基製作されたが、乗りこなせるパイロットは限られているため実質彼女の専用装備だった。
上の写真は撮影時期は不明、一説によれば先述のゼータタイプとの戦闘であるとの事だ。
解説文⑤へ続く
解説文⑤:夏野エミについて
モガディシュ作戦後、マスコミや民衆からの避難を多く浴びた事で一時期精神を病んでいた。彼女はグリプス戦役時にコロニー内戦闘の際、自分のミスが原因で民間人、特に子供に多大な死傷者を出した事も蒸し返されたからだ。また、妹は病気を煩いその治療費の負担ものし掛かっており限界に近かった。そして見かねたMS戦隊司令が事情を聞き、自分の責任もあると妹と共に匿ってくれる事になった。以後は精神や数々の出来事で失っていた人間らしさを回復する事になった。そしてパイロットとしてもさらに安定、本機を駆り更なる活躍をする事となる…
設定文終了です。
今回の機体はジム・カスタムMk-Ⅱの直接戦闘能力向上仕様の集大成といった機体です。更なる発展型を作るなら目標はこれの小型化ですかね。そしてエミについての設定も大方投稿完了です。
改造点としてはBWS-DN以外は714部隊機と同じです。そしてBWS-DNについては
①スラスターポッドの代わりに腰部と接続するための3ミリ穴を貫通させたフリーダムのサイドアーマーに、セイバーの主翼をウィング・バインダーとしてランナー片を使い接続したものを装着する
②テールバインダー/機首にダブルオースカイHWS用の基部を接続、そこにランナー片やガンプラバトルアームアームズ、ルプスレクスの武器マウント用パーツを使いMVSをマウント、さらに基部パーツは3ミリ穴を開けてそこにパワードアームズパワーダーのジョイントを使いシールドを装着可能にする
といったものです。
MVSは『コードギアス』のMVS(メーザー・バイブレーション・ソード)が元ネタですが、多機能なためメーザーをマルチに変更しました。今回の投稿の写真はサムネ含めて前から撮ってたものも多かったりします。
そしておまけに数枚アップします
没サムネ①
没サムネ②
ビーム・カノン発射!って感じの写真です。
ジム・カスタムMk-Ⅱ重装高機動型、出撃
コメント
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ジム・カスタムMKーΙΙを重装高機動型仕様も中々格好いいですね。
特筆すべきはバックパックに装着されているビームキャノンと腕部の特殊兵装が良い味出してます。
俺自身は追加装備をプラ板とプラ角棒とプラパイプ等を切り出して、作る物によってはヤスリで形を整えるくらいの工作はします。
今は改造パーツ等が充実してるから製作するにも時短出来るのでしょうか?
コメントありがとうございます!ビーム・カノンなど気に入って頂けて良かったです!
現時点で投稿した機体はストライクダガーを除くと過去作ですね…
くぼさん少佐Mk-Ⅱさん、コメント失礼します。
量産型のカスタマイズはロマン!ドンドン重武装になり好みな機体です😆
私も改造するとき、バトルアームズを多用するので使い方が参考になります😌
コメントありがとうございます!
アムアムは便利ですよね…あとはパワードアームズパワーダーも良いものです…
これはかのスタークジェガンを彷彿とさせるエース機ですね。
コメントありがとうございます!
重武装という意味ではスタジェも近いですね…!
自分のオリジナル設定の714部隊関連の機体も投稿していきます。ここで語る設定等はツイッターで語ったものと矛盾する場合は、ここで語った方が最新のものになります。
ツイッター活動も再開しました
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