レーテ・ドーガ 風

「AMS-119N レーテ・ドーガ」は、35年前のHJ（ホビージャパン）誌の企画に登場した、ギラ・ドーガ派生機です。
そういうわけで公式ではないはずですが、ガンダム系のWikiとか、いろいろなところで紹介されていて、準派生機くらいの位置づけになっているように思えます。

作成したモデラーさんの（？）設定によれば、シャアなどニュータイプ用としてギラ・ドーガをベースに開発されたが、満足な性能が出せずボツになった、とか。
並行して「AMS-120X ギラ・ドーガ（サイコミュ試験タイプ）」も開発されていたものの、そっちもボツになって、結局その後ヤクト・ドーガやサザビーが開発された、とかなんとか。

ベースはHGUCギラ・ドーガのレズン機。少し前に「ヤクト・ドーガ 袖付き仕様」を作るために片腕、ビームライフル、バックパックを奪い取られて余剰していたものを使いました。そういうわけで、片腕はヤクト・ドーガのものに。。。

左腕まわりはギラ・ドーガのまま。右腕はヤクト・ドーガ用、そして右の肩アーマーのスパイクは一部をサードパーティ品に変更してレーテ・ドーガっぽくしてます。

フロントアーマーはプラ板貼り付けでレーテ・ドーガっぽく。

ヘッドやボディはギラ・ドーガのまま。ただし、首の取り付け部分を加工して、アゴを引けるようにしてます。

シールドは黄色のネオジオンマークのシール含めて旧キットサザビーのもの。先端をカットしてほんの少しだけショート化。
35年前のHJ誌作成は本体は旧キットギラ・ドーガだと思いますが、シールドは同じく旧キットサザビーの流用だったんだと思います。

スネはプラ板加工、ジャンクパーツ取り付け。

ビームライフルは、HJ誌作例ではサザビーのものを持たせてあった（？）ようですが、ちょっと大きすぎる気もしたので、ギラ・ドーガ付属のものを切った貼ったしてそれっぽい形状にしてます。

バックパックはヤクト・ドーガのものをベースに、サードパーティの大型のスラスターに変更したり、用途がよくわからないパーツをジャンクパーツで再現してみたり。。。

プラパイプとサードパーティのデコレーションパーツで作ったプロペラントタンクを背面左右に取り付け。

脚のサイドに旧キットサザビーのファンネルを左右3個づつ取り付け。

その他あちこちをプラ板、パテ、デコレーションパーツ、ジャンクパーツで情報量アップ、形状変更してます。

いつものように水性ホビーカラーで筆塗り塗装して、水彩絵の具で墨入れ、デカール貼って艶消しトップコートで仕上げてます。
メインの赤は「HUG201 ソードインパルスレッド」。青いレズン機ギラ・ドーガに下塗りなしでいきなり塗ってますが、隠蔽力も強いし、伸びるし、ホント私にはなくてはならないシリーズです。
デカールはガンダムデカールあれこれ。

パチ組み（？）のノーマル ギラ・ドーガとパシャリ。

我が家には青のレズン機もあるはずなので一緒に撮影したかったんですが、行方不明。。。

同じくボツになったという設定の、ギラ・ドーガ（サイコミュ試験タイプ）風とパシャリ。
まぁ、公式か、非公式か、という違いがありますね。。。

ギラ・ドーガ サイコミュ試験型 風
https://gumpla.jp/hg/1155917

35年前のHJ誌のモデラー企画に登場したギラ・ドーガ派生MSを再現した「AMS-119N レーテ・ドーガ」風、でした。
赤いギラ・ドーガといえば、フルフロンタル用がありますが、あれとは異なる印象の、なかなかカッコいい作品になったと思いますが、いかがでしょうか。